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完全独学「3年目」の行政書士試験合格!!僕が独学を貫くことができた動画配信者の「ある言葉」

運命を決めた「2024年1月31日」

2024年1月31日。約2か月前に受けた「行政書士試験」の合格発表日だ。朝9:00から「行政書士試験研究センター」のホームページで合格者の受験番号が発表されるものの、自分自身は、すでに3回目の挑戦。前職のデスクのパソコン前で、「9:00なんか回線混雑で見れないでしょ」と高を括っていた。

 内心は当然、穏やかでない。なぜなら、今の大阪にある職場の閉鎖が社長から発表されたことで、営業所がなくなることが決まっていたからだ。東京行きの辞令も断ってしまった。まさに「自分自身の運命を決めてしまう」合格発表日になってしまったのだ。余裕などあるはずがない・・・

朝9:35を過ぎたあたりで、「大阪府の合格者番号」のページを開くことができた。大きく深呼吸を3回して、自分の番号を探した。

「ある、あるじゃん!!よお~~~っしやあ!!!」

自分の運命が動き始めたのが、明らかに分かった。

完全独学3年の軌跡。2年目が本当にツラかった。

今思えば、2度目の受験となる「2022年(合格発表は2023年1月)」に結果を出せなかったことが、本当に悔しかった。
 2021年に受けた初回の試験の時は「とりあえずは書店でテキスト、問題集くらいは買って、やってみたけど」と、完全に「半信半疑」だった。結果はマグレも味方することで、合格まであと一歩の178点(合格点は180点)。2点足らずだったが、悔しいというより「このまま、がんばれば来年はいけるぞ!!」という気持ちが強かった。

 2022年に迎えた試験は、万全な状態で臨んだ。約3000問掲載されている問題集は15周は繰り返しただろう。この1年を振り返って「遊びに行った」日は片手に収まるくらいだ。すべては、試験日である「今日の日」のために。
 試験日は強い雨の日。試験会場の指定の席に着席、試験問題が配布された。試験監督の「はじめ!!」とともに、問題用紙を開いた。

「ぜんぜん わからない!!」

この時に不合格を悟った。その後の結果発表では164点、昨年より14点マイナスだった。「この1年、一体何をしていたんだ」と自分を責めた。

3年目は予備校に行くべきか迷った。動画配信者の言葉で、3年目も独学を決意。

3年目の勉強は「不合格を悟った」試験日の2日後にはスタートしていた。問題は「このままの勉強で結果が出ない」可能性があることだ。「数十万払ってでも、予備校に通って、合格のノウハウを手に入れたい」心は完全に揺らいでいた。

 自分にとっては「不合格発表日」となった日の翌日、ある動画が目に留まった「残念ながら、行政書士試験に不合格になってしまったかたへ」というメッセージ動画だ。現役「行政書士」の先生が配信していたものである。

「行政書士試験は独学でも、十分に合格に到達することができます。」
動画は続いた

「今回、残念ながら合格点に到達しなかったとしても、安易に予備校などに、お金を払って合格ノウハウを教えてもらおうとは思わないでください

(完全に自分のことだ。)

「皆さんが目指している行政書士は世の中の困りごとに対する相談を受ける立場になります。行政書士として実務を行っている私自身も、未だわからないことばかりです。」

そして、わからないことに対して、自分で調べて、考えて、解決方法を見い出していかなければなりません。安易にお金を払ってノウハウをもらうという考えだと、合格後に苦労をすることになります。」

その通りだと思った。自分がとても恥ずかしかった。

 その後、独学を貫いた3年目の合格発表日は嬉しい結果となった。
そして、僕は今でも、この動画配信者である「行政書士の先生の言葉」を胸に刻んでいる。
 これからも頑張っていきたい。

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