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惜しいで終わった

2022年11月3日

関東大学生サッカーリーグノルテ1部参入戦を最後に今シーズンの公式戦全てが終了した。
今シーズンを一言で表すと

「惜しかった」

1部リーグへの自動昇格圏は3位までで私たちの最終順位は4位。
勝利のみが昇格条件の参入戦では86分まで1-0で勝っていたが最後に失点し1-1で試合終了。引き分けで昇格を逃した。


これまでの人生

私は今までの人生で2位、3位に入賞したことはあってもなにかの大会で優勝したことがない。
いつもあと一歩のところで優勝を逃してきた
いつも惜しいで終わってきた。
だから正直ここぞという試合に勝利するイメージがつかなかった。

しかし、今シーズンはありがたいことに1年生ながら試合にたくさん出させて頂いたことで多くのことを経験し学び、優勝するチームがどんなチームなのかどうすれば優勝できるのかが分かってきた。それがわかったのは今シーズンの様々な辛い経験があったからだ。


2022年10月28日

私は参入戦の相手が決定すると相手チームの映像を何十回も見て分析をした。その結果相手の攻守の特徴を分析することができ、対策を立てた。
そして、選手たちが理解しやすいよう分析ビデオを作成し、相手の特徴、ウィークポイント、ストロングポイントをまとめた。そして練習で対策をし、いざ試合でやってみると見事成功し文教が試合を優位に進めた。

しかし、終盤にコーナーキックで失点してしまった。
フォアサイドからの折り返しでの失点だった。その失点をした瞬間私は大きな後悔をした。
なぜなら、そのコーナーキックのパターンは分析しており、ビデオも作成していた形であったにも関わらず、全体にそのビデオを共有しておらず対策出来ていなかったからである。
私は試合後、何故分かっていたのに対策しなかったのか、何故ビデオを共有しなかったのかと後悔しか残らなかった。私のそのミス1つで負けたと言っても過言ではない。しかもその試合が大好きな3、4年生の最後の試合であっただけに後悔で涙が止まらなかった。

この経験から「拮抗した試合の勝敗を分けるのは細部」と学んだ。
もうあんな経験したくない。そしてこの経験を絶対に無駄にしてはならない。

幸いにも私はまだ1年生であと2年ある。同い年でこんな経験をした人はいないと思う。その分は私は学年の壁を超えてチームに大きな影響をあてえる必要がある。チームのために嫌われ役を買ってでもこのチームを強くするため努力する。もう仲良しこよしの甘えた考えは終わりにする。学年なんて関係ない。私はこのチームの主催者であり、参加者ではない。


最後に

私は絶対に来シーズンこのチームを優勝に導くことが出来る。これは自信ではなく確信だ。
誰かが言っていたが組織を変えるのに必要な人数は「1人」らしい。その1人になりこのチームを優勝に導き、来年1部で優勝できるチームを作り上げていく。


#文教大学体育会サッカー部

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