見出し画像

胸にずっと秘めていた教育への情熱をmikanで実現する

はじめまして!
2023年10月からmikanに入社した吉田と申します!
2021年にSaaSツールを提供している国内のIT企業に新卒入社をし、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスと幅広い業務を経験してきました。
この記事では、新卒で入社した会社が教育業界とはかけ離れていたにもかかわらず、なぜmikanに入社をしたのかについて、これまでの私の人生を振り返りながらお話ができればと思います!

私みたいに「今は異業種で働いているけれど教育に携わりたいなと思っている方」や「mikanに少しでも興味を持ってくださっている方」に少しでも参考になれば嬉しいです!

目次

  • 私の人生のコンプレックスは「教育」

  • 大学時代の就活

  • 就職しても冷めぬ教育への熱

  • mikanとの出会い

  • mikanで成し遂げたいこと

  • さいごに


私の人生のコンプレックスは「教育」


自分で言うのもアレですが、私は幼少期からポジティブ人間です。座右の銘は「ケセラセラ(なるようになるさ)」で、うまくいかないことがあってもそれを楽しめるタイプだと思っています。

そんな私ですが、高校生になるまでずっとコンプレックスを感じていたのが「勉強」でした。

私が幼少の頃、母が教育に対してすごく厳しく、幼稚園から小学受験のために毎日ドリルをやらされていました。そんな私だったので、特に行きたい小学校もなく受験をしますが、受験した3校全て落ちてしまいました。
その時は受験に落ちたことに対して悲しくはなかったのですが、私が受験に落ちたことで両親が悲しんでいるのを見て、「つまらないことをしてるのにさらに悲しい気持ちになるなんて勉強大っ嫌いだ!」と恨んでいました。(笑)

小学校に入ってから毎日サッカーに没頭をしていたので、中学生になっても強いチームでサッカーをしたいと思うようになりました。
ほとんど毎日練習があったため、隙間時間を有効に活用して勉強をしようと当時の自分はある程度頑張っていました。

そこで、偏差値もそこそこ高くてサッカーも強い中学校に受験をするのですが、、、また落ちてしまいました。

この時は自分もその中学校に入学したい気持ちがあったので、とても悲しかったです。
「サッカーでは成果が出ても、勉強ではまた負けた・・・くそ!!」と少しずつ勉強に対してコンプレックスを感じるようになりました。

「高校受験では海斗が志望する学校に進学してもらいたい…!」
そう言って、両親は中学生になった私をすぐに大手塾に通わせてくれました。
自分が入りたい学校に勉強ができないという理由で入れないのはもう嫌だったので、それなりに頑張りました。その努力もあって塾では難関校受験クラスに入ることができました。

塾の先生からの推薦なども参考にしながら、進学実績が良く、サッカーも強い高校を3校受験しましたが、、、またまたすべて落ちてしまいました。

結局、締切ギリギリで出願した併願校に進学することになり、正直「私には勉強向いてない」と思ってしまいました。
「塾には中学1年生から通っていたし、真面目に授業も受けていたし、なんで合格できないんだろう?」と自問自答を繰り返していました。
「自分は他の人より塾に行って頑張った、はず」「自分はサッカーと勉強をうまく両立していた、はず」と自分を肯定するかのようにしないと壊れてしまうような気がしました。

高校に入学すると、周りに私と同じような経験をした友達が多く、勉強に対するやる気が消えることはありませんでした。それより「受験に勝つ! 3度目の正直ができなかったから4度目の正直だ!」と謎にメラメラ燃えてさえいました。しかし、これまでと同じように勉強をしていてもまた失敗するなと冷静に考え、自分の今までの勉強スタイルを見つめ直してみました。
そうすると、私はこれまで「塾に通っているから合格できる!」「授業は寝ずに真面目に聞くから大丈夫!」という考えで、毎日のライフスタイルの中に勉強があったわけではなかったことに気づきました…!「週2回の塾では真面目に授業を受ける」とか「塾の宿題をサボらずやる」といったことを勉強している/頑張っていると思い込んでいるだけでした。

今考えれば、そんなんで成果が出るわけないと思えるのですが、当時の私は努力の基準が低かったのです。

なので、高校生になってからはまず勉強する習慣を身につけるところから始めました。高校1年生から毎日部活後の15分でも机に座って勉強することで、それが当たり前の習慣となり、勉強することが苦じゃなくなっていきました。そうなると、今の勉強が楽に感じてきて、どんどん高い水準で勉強ができるようになっていきました。高校3年生では、トイレやお風呂に入る時も単語帳を持っていくというのが当たり前になり、逆にないと不安になるくらいになってしまいました。(笑)

その結果、、、第一志望の大学に合格することができました!!「4度目の正直」達成です。

これまで勉強しても成果が出せないと自信を失っていましたが、何か自分自身に勝てた気がして本当に嬉しかったです。

勉強を習慣化できたことで、目に触れる機会が増え、それが記憶の定着につながりやすく、本来なら1時間必要な勉強量が30分で覚えられるようになったと実感できたんです!
なので、個人的に勉強で成果を出すために大切なことは、勉強量だけではなく「習慣化できたかどうか」だと信じています。
こうしてずっっとコンプレックスの塊だった勉強は大学受験を通して消え去りました。

大学時代の就活

大学に入学すると、受験での成功体験を今度は私が教える/伝える側になりたいと思い、個別指導塾や家庭教師などを入学当初から4年間していました。
「それなら就職活動も教育業界志望だろう」と思われるかもしれないですが、就活では違う業界に挑戦しようと決めました。

なぜなら、生徒に教えるという経験をする中で、同じ授業内容や授業時間でも生徒によって点数に開きがでることがかなり多く、教科を教えることで本当に生徒やその親御さんのためになっているのか疑問に思ったからです。誰もが一度は名前を聞いたことがある有名講師の授業を100人が受けても、全員の成績が上がることはありません。

大学受験の経験を通して、ただ教わったことをその日に勉強するだけではなく、何度も反復するような習慣をつくれているかが成績を伸ばすために重要だと感じていたので、各生徒の勉強の習慣化まで私の力でサポートするのは難しいなと挫折してしまいました。例えば、毎日夜に生徒の自宅に赴いて、つきっきりで勉強のサポートをすれば、習慣化するかもですが、受動的ですし、現実的ではありませんでした。

そのため、教育業界ではなく、当時別で興味があったAR(拡張現実)を扱うSaaS系企業で働くことを決めました。

就職しても冷めぬ教育への熱

新卒で入社した会社は、デジタルマーケティングに特化したSaaS系の会社でした。
興味のあるARをはじめとした数種類のツールをクライアントに向けて新規営業をしたり、既存顧客へのアップセル・クロスセル提案などを行ったりと、本当に色々な経験をさせてもらいました。

ちょうど入社から1年が経とうとしたあたりから、「やっぱり、もう一度成績が伸び悩む生徒に向けて何かしたい」という情熱が蘇ってきたので、本業とは別に個人でSNS集客をし、オンライン家庭教師を始めました。

あくまで持論ですが、勉強を教えるだけでは生徒の成績を伸ばすことはできないと、大学時代の塾講師の経験で信じているので、勉強を習慣化できるようなデイリーのスケジュールも立てていました。個人でやっているので、自分が大事だなと思うことをひたすらやっていきました。

その結果、生徒や保護者から「テストの点数が上がりました!」というお声をいただくことが増え、とてもやりがいを感じることができました。
それはそれですごく満足だったのですが、次第にもっと多くの生徒の力になりたいと思うようになりました。個別指導の家庭教師ということもあり、自分一人でやるには限界があるなと思ったので、どこか良い企業はないかな?とネットで検索してみることにしました。

mikanとの出会い

すでに気持ちは「教育系の会社でどっぷり働きたい」と思っていたので、教育業界に特化したエージェントさんを見つけた時に「聞いたことないけど、面白そうなことをしている会社を知りたいな」と思って実際に話を聞いてみることにしました。
その際に、エージェントさんから募集中の企業を一通り紹介してもらい、そのなかの1社がmikanでした。

最初は名前を聞いて、「お、高校時代にアプリをダウンロードしたことあるから知ってる!」というくらいでした。募集要項に、新規事業のカスタマーサクセス職とあったので、自分の本業の経験を活かせるかもしれないと思い、軽い気持ちで一次面接を受けることにしました。

一次面接では代表である髙岡と面接をし、mikanの現状や今後のビジョンについて聞くことができました。そこで聞いた新規事業が「プロダクトを先生と生徒に活用してもらうことで、より多くの生徒の単語学習の習慣をつくる」といった、まさに私の実現したい世界線に近いものでめちゃくちゃ感動したのと同時に、物腰が柔らかく、ビジョンを熱く語る高岡と一緒に仕事をしたいと強く思いました。

それ以降も数回面接をさせてもらうなかで、「楽しく学べる」を大事にアプリ開発をされていると聞き、背中にビビッと電流が走ったような衝撃を受けたのも覚えています。(マジです)

なぜなら、「学習の楽しさ」は習慣化にとって重要なファクターになると、個別指導の経験を通して感じていたからです。

個人で個別指導をしていた際に担当していた生徒で漢字が苦手な生徒がいました。
その生徒は漢字なんて面白くないと言っていたので、いきなりその生徒に机の上で漢字を書かせるのではなく、家のあらゆる場所に漢字が書いてある紙を貼って「全部探せるかチャレンジ」といったゲーム性を持たせる工夫をしました。
その結果、その生徒は楽しく漢字を覚えるようになっていき、最終的には漢字の学習を毎日することができるようになりました。

その時に「学習に楽しさ」を持たせるってすごく大切なんだな〜と学んだので、mikanでも同じようなことができるような気がして、とてもワクワクしました!

その後、面接ではなく、体験入社という形式でmikanの業務を1日行う機会をいただきました。確かに、面接ではめちゃくちゃ良いなと思っても、実際に働いてみたら違ったなんてことはあるあるだと思うので、双方にとって満足のいく意思決定ができるように惜しみなく時間をつくってくれました。
こういったこともmikanが大事にするValueの1つであるCare for Teamをしっかりと体現しているな〜と感じました。

mikanのValueの1つであるCare for Team



こうして、3回の面接と体験入社を通じて「私が教育業界で実現したいことがmikanであれば実現できる!」と感じたので、内定をもらえたらその場ですぐに承諾しようと思っていました。
「さすがに体験入社当日には内定かどうかは言われないだろうな〜」と思っていたところ、
終礼で髙岡から「一緒に事業を大きくしていこう!」と突然言われ、その場で迷うことなく「よろしくお願いします!」と固い握手を交わしました!

mikanに決めた理由をまとめるとこのような感じです。
<mikanに決めた理由>

  1. 個別指導をやっていた中で「1人でやる」ことに限界を感じていたけど、アプリというテクノロジーの力を活用すれば、もっと多くの生徒の力になれる

  2. mikanのコンセプトである「学習の楽しさ」を追求するアプリであり続けることで、学習の習慣化に貢献できる

  3. 髙岡をはじめ、教育へ熱い想いがあるメンバーばかりの人と一緒に仕事がしたい

mikanで成し遂げたいこと

一言で言えば、「mikanでより多くの生徒の英語学習の習慣化に貢献すること」です。
英語というものは、英単語学習が土台にあってはじめて英文法や長文読解などの学習が効果を発揮すると思っています。その最初の学習となる英単語で、より多くの学校や塾の先生方、生徒達にmikanを活用してもらい、「生徒が楽しんで勉強してくれるようになった」「楽しいから続けられる」「英語が好きになった」と思ってもらえるようなプロダクトへと目指していきます!
それが英語学習の習慣化につながり、生徒の成績が伸びたり、英語だけではない学習の習慣化にもつながれば最高です!!
また、学校や塾の先生は毎日必死になって生徒に英語を教えているので、mikanがその学習のサポートとしてより強力な助っ人になれるように頑張ります!!!

さいごに

新規事業であるmikan for Schoolはまだ2年目になるので、絶賛拡大フェーズです。
教育に熱い思いがある方や新しいことに挑戦したい方には最高の環境だと思います!
ここまで読んでいただいた方で、mikanという会社や新規事業について少しでも興味を持ってくれた方がいたらぜひカジュアルにお話しましょう!



改めましてここまで文章を読んでくれてありがとうございました!

引き続きmikanをよろしくお願いいたします!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?