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【無料】GPTsのプライバシーポリシーページを簡単に作る方法【使い回せる】

はじめに

みなさんこんにちは
生成AIで企業も個人も業務効率化をしまくっている株式会社muninのかいとです

GPT storeが無料ユーザーにも公開されましたが

みなさんGPTsを作成してますでしょうか?

いつの時代もツールを使う側ではなく、作る側が有利な世界なので
GPTsを作成できる人かどうかで大きく差が付きます

今回は、その作成したGPTsを自分以外の人にも使ってもらうために必要な「プライバシーポリシーページ」の作り方を紹介します

無料で、簡単に作れる方法をマニュアル化してますので参考になれば幸いです。

なんでプラポリページが必要なの?

GPTsを作ったことがない人でも、この記事の意味が理解できるように補足

GPTsの作成を完了する際に
「自分だけが使う」
「リンクでGPTsを共有した人に使ってもらう」
「GPTストアに公開する」
の3択から公開範囲を選択できます

しかし、「Actions」という機能を使っている場合
OpenAIが管理している範囲から外れて、外部のサービスと接続されることになります。

そうなると、送信した情報をどのように扱うのか、問題が起きたらどうなるのかなどをちゃんと明記しておく必要があります。

とはいえ、そんなに難しく考える必要はなくて

(悪意を持っていなければ)特に問題になることもないことなので
とりあえず最低限のページを無料で作ろうというのが趣旨です

公開するために必要なことの整理

GPTs作成画面の左下「プライバシーポリシー」の欄に
自分が作ったGPTsを使う際の規約が載っているウェブサイトのURLを入れる必要があります

公開したいGPTsのActionには全てこの設定が必要になります

作り方

早速作っていきましょう!
5分くらいあれば作れる内容なので、頑張りましょう

今回は無料で簡単にWebサイトを作れる「Googleサイト」を使って作ります

まずGoogleドライブに進んでもらって

左上の「+新規」ボタンから

「その他」→「Google サイト」を選択します


するとすぐにページが作成されるので、タイトルから編集します

文字の大きさはタイトル全体を選択して48くらいに調整するのがおすすめ

「ページのタイトル」と書いてある部分をクリックして、「プライバシーポリシー」に書き換えます。

もし海外の方も使うことを想定されている場合は「Privacy Policy」や「Legal Page」などでもOKです


次に、タイトルの下の白い部分をダブルクリックします
するとこのようなボタンが出現するので真ん中「Tt」のテキストを押します

するとテキストボックス(文字を入れる場所)が表示されるので

下記の文章をコピペしてください

1. はじめに  
このプライバシーポリシーは、GPTs Custom Actions API(以下、「当アプリ」とします)における個人情報の取り扱いについて説明しています。ユーザーは当アプリを利用することで、このプライバシーポリシーに同意したものとみなされます。

2. 収集する情報  
当アプリは、以下の情報を収集します:
- ユーザーが送信したメッセージ。これに基づきGPTsは挙動を決定します。

3. 情報の使用目的  
収集した情報は、以下の目的で使用されます:
- 当アプリの基本機能を実行するため。

4. 情報の共有  
収集した情報は、当アプリの機能を提供するためにのみ使用され、ユーザーの同意がない限り第三者には共有されません。

5. 情報の保護  
当アプリは、収集した情報の安全を確保するために合理的な予防策を講じます。データの漏洩、改ざん、不正アクセスを防止するための技術的および組織的な対策を実施しています。

6. ユーザーの権利  
ユーザーは、以下の権利を有します:
- 自身の個人情報にアクセスする権利
- 情報の訂正を要求する権利
- 情報の削除を要求する権利

これらの権利を行使する場合は、下記の「お問い合わせ」セクションをご参照ください。

7. プライバシーポリシーの変更  
当アプリは、法令の変更やサービスのアップデートに伴い、このプライバシーポリシーを随時更新することがあります。更新が行われた場合は、当アプリ内でお知らせします。ユーザーは定期的に本ポリシーを確認することをお勧めします。

8. お問い合わせ  
このプライバシーポリシーに関するご質問や懸念がある場合は、以下の連絡先までご連絡ください:

[連絡先情報]

[連絡先情報]の下に連絡先を入れておきます。
・メールアドレスや電話番号
・メッセージ可能なSNSアカウントのURL
などを載せてももちろんいいですが

あまり個人情報を載せたくないという方は
・問い合わせ用のGoogleフォームURL
を載せておくだけで良いでしょう

秘書GPTに作ってもらってもいいですし
GASの編集画面→https://script.google.com/home/projects/create
から初期状態のコードを消して下記をコピペじて「実行」すれば簡単なフォーム作れます

function createInquiryForm() {
  const form = FormApp.create('問い合わせ対応フォーム');
  form.setDescription('このフォームは問い合わせ対応のためのものです。以下の質問に回答してください。');
  form.addTextItem().setTitle('名前').setRequired(true);
  form.addTextItem().setTitle('メールアドレス').setRequired(true);
  form.addParagraphTextItem().setTitle('問い合わせ内容').setRequired(true);
  form.addMultipleChoiceItem()
    .setTitle('問い合わせの種類')
    .setChoiceValues(['技術的な質問', 'サービスについて', 'その他'])
    .setRequired(true);
  Logger.log(`フォームが作成されました。編集リンク: ${form.getEditUrl()}`);
}

URL貼り付けるだけでも良いですが、作成したフォームのURLを埋め込むとサイト内にフォームを表示できます


最後の仕上げ

このページをWeb上に公開します。
右上の「公開」をクリックすると、このページのWebアドレスを入力することができます。
ここで指定した文字列がサイトのURLに追加されて
https://sites.google.com/view/<指定した文字列>
として公開されます。


このウェブアドレスはURLが世界で一つのものである必要があるので、すでに使われている文字列は登録できません

"-"や数字を組み合わせてオリジナルのURLを作りましょう

「一般公開の検索エンジンに自分のサイトを表示しないようリクエストする」にチェックをつけて「公開」ボタンをクリックしましょう。

重要: この操作を行っても、一般公開の検索エンジンに自分のサイトが表示される場合があります。

Google公式ページより

公開したら、右上の「公開」の右側「🔽」から「公開したサイトを表示」


表示したページのURLをコピーして
GPTsのActions編集画面下部、「プライバシーポリシー」にペースト

左下のところです

これで公開できるようになりました!!
お疲れ様です🎊

メッセージが出ない!

最後に

これで、自分が作ったGPTsを公開することができました

作ったGPTsはたくさん使われると報酬が入る仕組みも段階的にテストされているので、たくさん実用的なGPTsを作って公開することで収入にもつながる可能性があります

また、今回作ったページは使い回しが可能なので公開したいGPTsのActionsには全て今回のものを使って大丈夫です!

みなさんがGPTs開発者として活躍されることを願っています…!


株式会社 munin
代表取締役 石塚海登

弊社は「生成AI × 業務効率化」を軸に個人・法人問わず支援しております。
私が開発した経理情報処理を自動化するシステムで経営者自身が4時間かけて行っていた作業が30分でできるようになったり、カスタマーサクセスAIチャットで顧客対応業務の40%が削減されたなど少しずつではありますが実績も出せてきました。

【個人の方】
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