かんがえごと

歯磨きしたりトイレに行ったりすると考え事が止まらなくなるので供養します。

これまでの人生本当にめちゃくちゃやった。

今21歳やけど大学生になってからやっと自我が芽生えたような気もする。

それまでは自我を押さえつけられてて、自我を出すなんて許されへんと思ってた。

だからやっと周りの景色がだんだん色付いて見えてきた。

本当にめちゃくちゃやった。

特に家庭。

たくさん攻撃されて自分の心に無数の傷ができた。

人権なんかなくて尊厳もなくてひたすらサンドバッグになってた。

感情がよくわからんくて常に無というか死という感じで

同じような仲間と夜な夜な集まって遊ぶ時間だけが唯一解放される時間で

学校も割と楽しく通ってたというかむしろ学校が家庭の役割で

色んな先生が話聞いてくれたり心配しててくれたり本気で怒ってくれたりして

そんな大人が奇跡的に学校にいてその点においてはめちゃくちゃ恵まれてた。

親に対して反抗なんかしたらぶち殺されるだけで何されるかなんて分かってたから

自我を押し殺してサンドバッグ状態になってたけど

先生たちとはたくさんぶつかりあったし

ほんまにめちゃくちゃ迷惑かけたけど

見捨てずにいてくれて今でも飯を食わせてくれるし話も聞いてくれる。

そして幸いにも友達がたくさんいて

幸いにも恩師がたくさんいて

幸いにも尊敬できる人がいて

考えてみれば辛い裏側にも幸せはたくさんあった。

だけどそんなたくさんな幸せを持って帰っても

家でボロクソに破壊されるだけだった。

俺の人生は楽じゃなかった。

家族を怒らせないように

家族を悲しませないように

家族から攻撃されないように

家族同士が怪我しないように

自分にできる気遣い・空気読みは全部やった。

おかげで察する能力はめちゃくちゃついた。

同時に人に気を遣いすぎる能力もついた。

それはそれで人生の財産…

でもやっぱり納得いかない。

今になってやっと自分に矢印を向けて考え事ができるようになった。

なのに気づいたら21歳。

人よりも何十倍何百倍も

脳を使って考え込んできたことだらけなのに

自分自身のことを考えてこなかった。

人生最大の失敗…。