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子どもたちの反響が想像を超えた件について


 「#100日後に上手くなる絵」を始めて数日後、

子どもたちからの反響が想像を超えたので、

せっかくなので紹介させてもらえたらと思っています。

※生徒に許可を取って写真を載せているので悪用しないでください。

この企画の背景には、

私の教育観、教師像が背景があるので、それも一緒に書きました。


覚悟を決めるために学級通信に載せた


#100日後に上手くなる絵」は学級通信を通して、

子どもたちにも宣言していました。

スクリーンショット 0032-05-12 午後0.10.00

(学級通信を一部抜粋)

自分自身が言ったことをやめない環境づくりを自らしました。

誰かに宣言するって大切。


「Sumika」というタイトルは

僕の好きなモノと想いを掛け合わせてタイトルにしました。

詳しいことはお察しください。笑

このように生徒にチャレンジを呼びかけました。


「行動を伴わない言葉は子どもの心をすり抜ける。」


記憶力が鳥の頭くらいしかない僕は

中高の思い出を漠然としか覚えていません。

同級生と「あの頃、あんなことあったよね。」

という話についていけなくて、あくびするくらい思い出せません。

しかし、

僕が尊敬してきた先生は

何を言ったかは覚えてないけど、

何をしていたかはなんとなく覚えています。

何より

楽しそうに過ごしていた先生は

表情が浮かんできます。

そんな素敵な先生がいたらこそ

僕は今先生をしていると言っても過言じゃありません。

何を言いたいかと言うと、

先生は言葉を仕事にしている職業だけど、

生徒は先生の言葉より先生の背中を見ている

んじゃないかなっていうこと。


先生をしていると、

生徒に対して偉そうになんでも言えちゃう。

自分が教室にいると自分がソフィストみたいに思う。

もっと言うと、時々、自分は生徒の前で

ペテン師じゃないかって思ってしまいます。

自分の言葉に重みがなく、

何を伝えても嘘ついているように思う時があった。


「行動を伴わない言葉は子どもの心をすり抜ける。」


そんな感覚があった。


私は「考えるより行動が先」タイプの人間です。

だからそう思うのかもしれない。

自分は何も成し遂げていないのに

偉そうに

「ああしなさい」

「こうすべきだ」

あるべき人間像を語っている自分が情けなく思えた。


子どもたちは「自分の心に火をつける」方法を知らないだけ

「ピンチはチャンス!」
「今だからできることを!」
「こういう状況を楽しまないと!」


こんなこと生徒はわかっている。

家にいてたくさん時間あるんだから、

生徒はそんなバカじゃないし、子どもじゃない。


ただ

「自分の心に火をつける」方法がわからないだけ。


大人になってわかることがある。


どれだけ周りにお尻を叩かれても、

偉人や尊敬する人から響く言葉をもらっても、


結局は自分次第。


いい話を聞いて、

「よっしゃ!頑張ろう!」

と思っても、


次の日には心が冷めるのを

大人のみなさんが一番わかっているのでは??


小2からサッカーをやったいて確かなことは

横に頑張り続けている仲間がいれば、

自分も頑張ろう!って少しずつ動き始める。

「しんどいな」

「もうダメかもしれない」

サッカーやっていた時、何度も思った。

でも、横見たら、同じ想いを抱えている仲間がいた。

「自分だけじゃない」って。

自分がキャプテンだったのもあるけど、

「せめて自分だけでも最後まで頑張らないと」

と思って頑張っていたら創部以来の快挙を成し遂げた。



こんな時だからこそ、


僕が生徒にとっての最高の仲間でありたい。



「やろうとしないことが一番の罪」


文科省の人がYoutubeでかっこいいこと言っていた。

スクリーンショット 0032-05-12 午後0.36.25

(引用元:文科省「学校の情報環境整備に関する説明会」

↑長いですけど、先生はぜひ観て欲しいです。

ピラミッド構造の典型である文科省だって

批判や嫌われる覚悟でこういうこと言っている。

何が正解かなんてわからないことは先生が一番わかっている。

教育に絶対的な正解がないからこそ、行動あるのみ。

「やろうとしないことが一番の罪」

文科省の覚悟を感じました。ありがとうございます。


子どもたちの作品集


今回紹介するのはほんの一部です。

子どもたちが連絡をくれて、写真を送ってくれた中から

子どもたちはクリエティブだなぁと思ったモノを紹介。

まずは

ずっと食べたかったので、自分で作っちゃいました。

っていうアップルパイ。

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普通に美味しそう!と思うのは僕だけでしょうか。


さらには、

これ何かわかります?

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これ、レゴで作ったPCスタンドなんです。

こんなPCスタンド見たことなかった。すごすぎる。。。

面談で「PCスタンドをレゴで作ります!」ってさりげなく言ってくれた。

最初はよくわかなかったけど、写真を送ってもらってようやく理解できた。

想像を超えてきた。笑

高校生のクリエイティブさには感心です。



最後は絵が下手な僕をあざ笑うかのように送ってきてくれた写真。

見た瞬間、開いた口が塞がらなかった。

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パンケーキアート!!

SNSではよく見てたけど、身近にいたとは。笑

絵描きの奥深さを思い知らされました。

※生徒に許可を取って写真を載せているので悪用しないでください。


載せたこと以外にも、

オリジナルで手帳を作る生徒や

楽器に挑戦している生徒

など

たくさんのチャレンジを教えてくれました。

またこれからもどんどんチャレンジして欲しいですね。


こんな風に学校があったときには知ることのできなかった

子どもたちの個性。

まだまだ知りたいな。

#おうち時間  を楽しみ方は子どもたちから学ぶことたくさんある。


本気で行動してたら、周りも進み始める。

慢心することなく、行動し続けよっと。

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