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自宅兼美容室を開業した時の話

僕は福岡で美容師をしていました。

ごく普通の美容師だったんですが、3年前に出身地である長崎県五島市で自宅兼美容室を開業しました。

何も知らない状態からのスタートだったので、何をしたらいいかもわからず、周りにたくさん迷惑をかけながら、なんとかお店ができました。

その時の様子を振り返っていきたいと思います。


美容室を開業しようと思った理由

僕は高校卒業後に福岡の会社に就職し、約10年美容師をしていたんですが、最初から独立願望があったわけではありません。

現状楽しいし、生きていけてるし、福岡も住みやすくて好きだったので、特に将来のことを考える必要もないというか、全然考えずに、ボケーっとしていました。

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それなのに、勤めていたお店を辞めて、自分でお店を開業しようと思ったのは、特に大きな理由はなくて、日常の小さなことから、自分でお店をすることに好奇心が湧いてしまったからです。
性格上、思い立ってしまうと、我慢できなくなってしまうので、悩むこともなく、僕の中で美容室をやることが決定されました。

どうしたらお店ができる??

独立しようと思い立ったはいいものの、何したらいいのか分かりません。
そんなときは、Google先生です。なんとかなります。

【検索ワード】
「美容室 開業の仕方」
「美容室 必要な手続き」

それで必要なものや、必要な手続きを調べ、お店に在籍している時から休みの日を利用して、開業の準備を少しずつ進めていきました。

必要な設備の見積りを出したり、サロン名を考えたり、ロゴの制作をお願いしたりして、店舗の場所は、店舗兼住宅を新築することにしたので、土地を探して、建設会社との打ち合わせです。

手続きは、開業届を出すのと、保健所で美容所登録が完了すればOK!

なんとかオープンできるだけの最低限の準備は完了することができました。
Google先生ありがとうございます。

たまに、経営の勉強とかしてないのに、なんでお店できたの?というご質問をいただきますが、結論、ググればなんとかなります。

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開業直前の心境

お店に勤めながら、休日を利用して開業の準備を進めているときは、ハードスケジュールでもただひたすらに楽しかったのですが、退職して開業までの間は、おそらく不安からくる頭痛に苦しんでいました。常にポケットの中に頭痛薬を入れて行動していたのを覚えています。


実際にお店を開業してみて

僕は、メンタルが強いわけでもないし、計画性はゼロです。
先のイメージがつかないことで、これまでにない不安に襲われていましたが、結果的に、自分の好奇心を優先させて良かったと思っています。

例え周りの人に反対されて、結果的に、反対された通りの良くない事態になったとしても、自分の意志で動いて、その結果を自分で経験したとき、最大の学びになることがわかりました。

それが知れただけでも、この行動を起こす価値があったと思います。
それが自分にとって、何よりです。

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