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デトックス〈うみいろノートNo.32〉

今回の記事タイトルを見て、「ああ、最近進藤は美容やダイエットといった類のデトックス体験にハマっているのか」と思われたかもしれない。
正直に言うと、ちょっと興味はあるがハマるまではまだまだ時間がかかりそうだ。

今回テーマに上げるデトックスは体の方ではなく、デジタルデトックスの方だ。
「それなら、最初からタイトルもそうしろ」という声が聞こえてきそうだが、今回の書き出しを書きたいがためにそうしました。ごめんなさい。(なんかエッセイの書き方がモグさんに似てきたような…笑)

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を自発的に控えて生活することだ。
現代人にとって必需品となっているデジタル機器。その液晶画面から解放されるだけでLINE疲れやSNS疲れなどでため込んでいるストレスを避けることができ、脳過労や目の疲れもなくなるといったわけだ。

ちなみに僕は、昨年秋から今年の3月末までTwitterの更新を休止していたが、その間は休止前に比べて自然とデジタルデトックス状態にあった。
決してデジタルデトックスをしたいがために休止したわけではないが、その半年間は思考もいつもより冴えていたような気がする。あの半年間があったおかげで春から変化を遂げてTwitterを再開できたようにも思える。

そのほかにも睡眠の質の向上や浮いた時間の有効活用など、デジタルデトックス効果は思った以上に大きい。

「そのメールの返信、明日でもいいんじゃない?」
「このツイートの更新、今じゃなくても大丈夫かな?」

僕もすぐ返信や更新をしたがるタイプなので苦手な方ではあるけど、一呼吸考える時間があってもいいかもしれない。
そうした時間がデジタルデトックスの入口になるし、効果を体験する糸口にもなると思う。

「よしよし」と思いながら、この記事を書き終えた後にLINEで友人と期日のある話題をしていたにも関わらず、「明日返信すればいいか」と思いぐっすり寝たら、すっかり忘れてしまっていた。
デジタルデトックスする際は、僕みたいにデトックス前のやり取りまでデトックスしないでね。笑

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