○熱大陸 第2弾【作字家ベーさん】
(ナレーション)団塊ジュニア、氷河期世代。
サラリーマンで作字家。
それが、「べーさん」である。
我々は彼の、日常に密着することとなった。
テンテンテンテンテーンテッテテッテテッテテー♪♪(○熱大陸テーマ)
平熱大陸
(ナレーション)某日。我々は、仕事を終えたベーさんに密着した。
(レポーター)お疲れ様です。取材受けていただいてありがとうございます。
ベーさん「お疲れ様です。こちらこそありがとうございます。」
(レポーター)いやー唐揚げ食べてきちゃいました。いまからどこに向かわれるんですか?
べーさん「今日は早く仕事が終わったので本屋さんに寄ろうと思います。もちろんデザイン・アート関係の本棚を目指しますよ。」
(レポーター)そういう情報にはよく触れられているんですね。
べーさん「はい。気分だけでもそうなりたいので。」
(レポーター)作字はいつからされているんですか?
べーさん「前田デザイン室というオンラインコミュニティで、マエボン2という雑誌を作ったんです。その雑誌のコーナーに描いたロゴデザインが室長の前田さんに好評で。」
(レポーター)私もすごく気に入っていたので覚えてます。
べーさん「見てもらってたんですね。その後、前田さんに今後の活動について相談したら、作字家はどうかなって勧められたんです。」
(レポーター)どんなきっかけで始まるか、分からないものですね。
べーさん「そうですね。その辺りからTwitterで作字を投稿するようになり、いまのように毎日投稿するようになったのは2020年7月6日からですね。」
(レポーター)毎日投稿はそこからなんですね。マエボン2の前にも作字はされていたんですか?
べーさん「人生において作字っぽいことしたのは、小学生のお昼休みにノートに落書きしたタイトルデザインですかね。ドラゴンクエストは真似して描いた記憶があります。あ、ここです。」
(ナレーション)べーさんに連れてもらい、我々は、本屋へ入店する。
べーさん「ん?」
べーさん「はぁって……見なかったことにしよう」
(ナレーション)疲れているのだろうか。なんとなく、聞けない我々。
べーさん「そうそう、ここです。僕の居場所。」
べーさん「あ!」
べーさん「あった!欲しかったやつ。」
べーさん「バーン!作字百景!!」
(レポーター)おお!ベーさん!!よかったですね!
べーさん「ん?」
べーさん「破れてる」
(レポーター)…………。
べーさん「お前さんもかい…。これで2店目。前回もオビがはちゃめちゃになってた。購入断念」
(レポーター)……本の巡り合わせも難しいですね。
べーさん「でも次回作には、ここに名前が載るんだ!って思ってます。」
(ナレーション)そう発するべーさんの表情に、目が、離せない。
べーさん「良い本を見つけました。息子が描いた絵をプロのお父ちゃんが仕上げるやつ。」
(レポーター)うわあーこれ素敵ですね。
べーさん「実はウチの親子もやったことがあるんです。」
(レポーター)えっそうだったんですか。
べーさん「はい。ノートの左側に息子が落書きをして、パパがその右側にイラストを描き上げるってやつです。どう描くのかわくわくしている息子の顔を今でも思い出します。今度お見せしたいですねー。」
(レポーター)イラスト気になります。私もその光景を見たかったです。
べーさん「ありがとうございます。ではそろそろ出ましょうか。」
(レポーター)はい。
べーさん「さて、コメダ行きたかったな…なんでコンセント無いんだよ…。」
(レポーター)コンセント無いんですね。
べーさん「ここのコメダのコンセントは1つしかなくて、それをみんながタコ足配線で取り合っているんですよ。」
(レポーター)コメダはボリュームメニューの印象ですけど、それは足りてないんですね。
べーさん「コイツの正体はいつか掴んでやる。コーヒーの香りの表現が、3渦なのも気になるし。」
(レポーター)コイツかなり気になってきました。
べーさん「さて。自宅近くに帰ってきました。」
(レポーター)そうですか。じゃあ、もうご帰宅ですかね。
べーさん「それが家には夕ご飯がないらしくて。育ち盛りの息子っちが食べました。いつもどおり」
(レポーター)あぁ。
べーさん「なのでそこのセブイレに行きます。ちょっと待っててください。」
(ナレーション)そう言い残すと、べーさんは、セブイレの中へ入って行った。我々は、外からべーさんの動向を見守る。
べーさん「お待たせしました。美味しそうなラーメンを手に取ったんですけど、ダイエットしてるからやめました。」
(レポーター)意思が強いですね。
べーさん「なのでファミマに行きます。今度はなにか買ってこようと思います。ちょっと待っててください。」
(ナレーション)そう言い残すと、べーさんは、ファミマの中へ入って行った。我々は、外からべーさんの動向を見守る。
べーさん「お待たせしました。」
(レポーター)なにを買われたんですか?
べーさん「今日のディナー。幸せを噛みしめますね。」
(ナレーション)我々は、ベーさんの翌日の仕事終わりにも密着した。
(レポーター)お疲れ様です。
べーさん「お疲れ様です。今日はやっぱり昨日みたいに早くは終わらなかったですね。コンビニ行きます。一緒に行きましょう。」
やーみんなああ!!!帝京平成大学を知ってるかああ!?!
べーさん「かわいい書き文字?に反応してしまいます。アイスクリームとか生クリームとかめちゃくちゃ甘ーいものが食べたいのですが、家族から太すぎ!と指摘されているので我慢です…。」
(レポーター)それは、食べたいですね……。
(ナレーション)甘いお菓子を、渡してみたくなってしまう我々。
べーさん「今、一番食べたいものは、赤福餅です。8個入りなら一箱一気に食べたいですね。」
(レポーター)赤福美味しいですよねー。
(ナレーション)決心を固めたのか、品物を持ってレジへと向かう、ベーさん。
(レポーター)なにを買われたんですか?
べーさん「これです。」
べーさん「いちど食べたらもうたま卵(らん)。ネーミングがいいですね。ダイエットのために、カプサイシンの力借ります。なんで味付け玉子を選んだかというと、前の平熱大陸の影響ですね。」
(レポーター)そんな嬉しいです。べーさんはなにをしているときが1番楽しいですか?
テーテーーテテーテテーテテーテテー♪
べーさん「息子とフリスビーやキャッチボールをしている時です。」
テーテーーテテーテテーテテーテテー♪
べーさん「あと、息子と一緒に物語を作っている時です。息子が原作ストーリー作って、それを僕がイラストや簡単な漫画にして。2人で読んで楽しんでいます。」
テーテーーテテーテテーテテーテテー♪
(レポーター)本当にありがとうございます。これで密着は終了です。
(ナレーション)こうしてベーさんは、日常を続けていく。
テーテーーテテーテテーテテーテテー♪
べーさん本当にありがとうございます!
人の日常を覗けるって楽しいですね。日常は人それぞれですから。
平熱大陸とは言っていますが、日常を知りたいと思って始めたのでどんな温度でもうれしいです。今回は情熱な一面も覗けました。
第3弾の方もぜひぜひお待ちしています!
ちなみに、さぞ密着しているように書きましたが、実際はDMで写真と、それに対するコメントを送ってもらってやり取りしました。
▼第1弾の○熱大陸
サポートしてもらえたらうれしすぎてヒョーー!!ダンスダンス!!!🕺🕺🏻🕺🏼 そのあとはサポートしてもらった画面をスクショして何回もニヤニヤします。