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【12年前にお世話になった社長からの秘密の手紙を公開】


この時期の私は、

いろんな本を多読し、自信がなくて成功者と呼ばれる人がすげ〜人だと考え、話を聞きに行き、全く自分の意見すらありませんでした。

数ヶ月間で辞めてしまったのですが、

書籍を読み気になっていた起業家のところへ
無償で雑用のお手伝いをさせて下さいと頭を下げてサポートスタッフとして入れてもらい。

無給で数ヶ月間、小さな事務所に通い、
そのあとに時給800円でスタッフになりました。

この時は気づきませんでしたが、何人か働かせてくれと
きていました。他の人は給与や待遇を聞いてきたらしいです。まあ、当然ですよね。生活ありますからね。

無給でというのは、私だけだったらしい(今思えば無謀すぎるけど……)

スタッフになると社長の本棚の本は借りて読み放題、
高額な教材も聞けたりもしたのですが理想と現実は違いました。

セミナー運営やメール対応、
人付き合いが苦手だったので辛くて、しばらくするとスタッフ3人が一気にやめるということで私1人になるというのです。
それで全部の引き継ぎをして任されるという。

その時の自分のスキルと考え方では、受け入れられませんでした。

「すみません」

社長に謝り、事務所を去ることになったのです。

この時、辞めると聞いた時の社長の顔は今でも
憶えています。

こんな私に、
横浜駅の改札で最後に封筒に美味しいものでも食べなよ

と、諭吉が入りをくれました。

そして、困ったら開けてね。
ともう1つの封筒をもらいました。

その時は、気持ちに余裕もな買ったので
何かの商品券か現金だと期待していたのです。

「困ったら開けてね」

と言われて、あなたは開けずにいられますか?

昔話の

”鶴の恩返し”

で絶対に部屋を覗かないでくださいと

言われて気になってしょうがない、
見たくてしょうがない気持ちです。

この、おじいさんおばあさんは覗いてしまいましたよね

で、

当然のごとく、

私は、家に帰ってすぐに封筒を開けたのです。

すると

お金は入っていなくて1枚の紙が
入っていました。

ボールペンでこんな言葉が
書いてありました。

【困ってない、学んでいる】

「えっ」

(なんだよ、これ!)

当時は怒りが込み上げてきました。

困ってましたから、困っていたから
すごいアドバイスなどがあると思って

封筒開けたら……

【困ってない、学んでいる】

ですよ……

その手紙を理解できず、

捨ててしまいました。

……

あれから12年経ち、、今はどう思うかと言いますと

あの困っていた時期はすげ〜学びだったと思えるのです。

困ってる、悩んでいることはそもそも悪いことじゃないし学ぶためにある。

手紙は捨てましたので手元にありませんが、

今なら、社長ありがとうございます。
と言えます。

時を超えて理解できることもある。

それでは、また……

PS)ちょっと困りごとがあって、
この手紙のことを思い出したのでシェアさせてもらいました。

・困っていない、学んでいる。
・困っていない、成長している。
・困っていない、○○している。(ご自由に言葉を入れて)


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