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2024年3月

2024年3月の読書メーター
読んだ本の数:4冊


■土井善晴のレシピ100
土井善晴/学研プラス

名もない料理族は、名のある料理を、ふつうに作ってふつうに食べることに憧れる。
善晴を義晴と勘違いしてて、書誌情報が探せなかったというおまけのはなし。
読了日:03月04日
https://bookmeter.com/books/4583640



■きつね
Dubravka Ugresic (奥彩子)/白水社

越境すること。交差交錯混交。孤独。異邦人。女。マイノリティ。犀の角。『越境』に惹かれていると、あちらからよってくるようだ。越境に絡め取られている。物語は境目にできる。
読了日:03月11日
https://bookmeter.com/books/21503008



■洞窟にいどむ:秋吉台三億年の歴史を探る
庫本 正/福音館書店

入手困難で読むのを諦め忘れていた本。旅の宿の蔵書に!夢中で読みました。さっき見てきたあの洞窟の、人間からみた歴史だと思うと感慨もひとしお。お上の『金にならなきゃ役立たず』という姿勢は別に今に始まったことじゃないのだ、が垣間見えてため息。
読了日:03月23日 
https://bookmeter.com/books/1921876



■きのこの自然誌
小川 真/山と渓谷社

森のネットワークやきのこの本体の壮大さは様々な媒体で何度でも読みたい。何度読んでもわくわくする。執筆当時には分からなかったいくつかがその後わかったという、解説での補足もまた清々しい。山や森や海をイメージされる姿のまま保つ仕組みが整備されていればねえ。そういうとこには、ずっと前から国は関心を持たないのだねえ。
読了日:03月24日 著者:
https://bookmeter.com/books/19048205


我々は、そう遠くないうちに滅びる。という思考が拭い去れないこのごろ。

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