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2024年2月

2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊

ルース・B・ギンズバーグ名言集: 新しい時、新しい日がやってくる
(岡本早織)/創元社

さらに自分で解釈。
A.現在の反対意見は未来に語り掛けることができる。
B.性差別は男女の対立ではなく人権の問題である。
C.闘うことは相手を攻撃して打ち負かすことではない。
踏みとどまること、少なくとも自分が享受できた良いものを次の世代にも渡すこと、受け入れがたい理不尽をやわらげることを目標にもがき始めた私の柱になる言葉。

読了日:02月02日
https://bookmeter.com/books/18506556


世界の羊肉レシピ 食べる!知る!旅する!
菊池一弘/グラフィック社

すっかり羊を食べたい口になった。食べ慣れない内臓や脳は、今目の前に出されたらきっと勇気がいるけど、どんな味なのか気になる。レシピとあるけど、レシピ以外にも、各国の背景や羊の利用のされ方の違い・共通点なんかも盛りだくさんで楽しい。
129頁段落丸ごと文章落ちてるみたい。なにが書かれているはずだったのかな。
(週一でサイゼリヤの羊を摂取したい身体になった)

読了日:02月12日
https://bookmeter.com/books/21643670


ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか
Julia Serano(矢部文)/サウザンブックス社

反省のきもちがどんどん湧き上がる第二部。
トランス差別とミソジニーとが深く絡み合った問題であることが一つ一つ腑に落ちる。
Aの特権を持つがゆえにAとしての経験や体験を客観的に理解できなくなる現象。A対Bの二元的対立ではなくて、弱い立場のBにとってはあくまでも個人の経験と人生にのしかかる問題である。様々な差別の原点であり、この視点から「インターセクショナル」を考えられそう。一体感や連帯感に
当事者の声を文脈を無視して切り出すと、いとも簡単に差別者たちの差別の「根拠」になってしまうのだ。
すごい本だよ。

読了日:02月16日
https://bookmeter.com/books/21084890


越境する人への強い惹かれはどうしようもない。

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