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新カードで古の奥義「カチュア〇〇〇〇」の再現性が高まっていた件 withボルメテウス

こんにちは、改心丼です。

MacBook Proに続いて遂にiPhone8が逝き、修理もしないまま、家にあった過去の壊れかけのスマホで書いています。この記事を書き終えたら修理に手をつけないとやばそうですが、スマホが持ってくれる事を信じてなんとか書き終えられたらと思って執筆しています。

(※前述しておくと、以降記事が思うより長くなりましたが、紹介するデッキ自体は結論構築とかではない為参考までに見据えて頂ければと思います)

〈デッキ作成の経緯〉

それはさておき、つい先日、「デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」が発売され、

《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》《蒼狼の王妃 イザナミテラス》《蒼狼の大王 イザナギテラス》《神歌と繚嵐の扉》《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》《暴嵐龍 Susano-O-Dragon》、以上6種の新規カードが収録されました。

今回のデッキは、レジェンドスーパーデッキの前評判による売れ行きからか非確定枠を除いて単価は落ち着いていますが、デッキとしてはしっかり一定レベルとして使えるようになっている為、やや高めですが新規で参入する方にも購入をお勧めできるデッキになっています。今年はサファイアが再録しまくる年みたいですね。

今回の新規カードは、レジェンドスーパーデッキであるのもあってかかなり汎用性が高く、また過去のカードのリメイクを含んでいる為情報判明当初から話題になっていましたが、以下2種には特に衝撃を受けたのではないでしょうか。

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コスト4(使いやすい、踏み倒しやすいコスト)サーチと踏み倒し付き水のドラゴンナイトオリジン、弱いところが一切ないイザナギテラス、

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アマテラスの最強の能力だった、クリメモ付き踏み倒しを失った代わりに、同コストでネイチャーグランニャー付きのアマテラス紋章・星域を進化のみながら可能にし、おまけでウィニー除去能力がついている、自然水のドラゴンサムライオリジン、イザナミテラス。

(あ、書いてて気づきましたが手札又はマナゾーンから進化だったんですねこいつ、強…)

基本、デッキ内ではあくまで進化サポートとして入っていますが、

単体では簡単に考えられる所でも、イザナギテラスはダイソ等での速攻革命チェンジや、鬼羅starからの射出、tttや3コストの転生サイクル・ヒラメキ系のコスト指定や「母なる」や「再誕」等の名を持つ3コスト踏み倒し・高効率リソース呪文の詠唱、2-4の動きを含めたデッキの潤滑油としての運用、

イザナミテラスはマナに1枚用意できれば進化できる事からイザナギテラス以上に進化元、進化サポートとしての運用が考えられ、またドキラゴン系のファイナル革命での射出や、6コストである為アアルカイトと合わせてガチロボの強化、およびチェインレックスの強化、緑入りのドラゴンである点からブースト入りのドラゴンデッキへの採用

などを考える事ができ、イザナミテラスにトップの選択的ブーストが付いていたりする所がよくわからない点で(カードの特性として捉える以上の付加的な汎用性がある事)、

単体で眺めようとすればキリがないですが、「絶対に使われます」とだけ結論として言う事ができるようなカードです。

これらの種族を見ると、やはりあるだけで汎用性に大きな幅が生まれる「ドラゴン」という種族がひときわ目立ちますが、各種、キリコ系の進化先となる「オリジン」と、個別に「サムライ」と「ナイト」という種族を持っています。サムライ、とナイトは、付加的な強化、という位でも捉えられるかと思いますが、両者の持つ「オリジン」という種族、両者が「ドラゴン/オリジン」である点、これが今回紹介するデッキの肝になっています。

ドラゴン/オリジンと聞いて皆さんは何を思うでしょうか。カード単体として想起される有名所では「蒼神龍ヴェール・バビロニア」と言った所でしょうか。これら2種の種族を基軸とするデッキ、と考えると、やはりヴァルキリコを搭載しているNエクス、でしょうか。

実はこの他に、これらを基盤としたデッキが存在します。それが今回着目したデッキである「カチュアイカズチ」になります。

鍵となるカードは「聖霊王イカズチ」「幻想妖精カチュア」

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バトルゾーンにイカズチと、攻撃可能なカチュアを用意する事で、カチュアの効果でSA付与したドラゴンを踏み倒し、踏み倒した時のイカズチの効果でカチュアをアンタップする…を繰り返して、山札から無限に(カチュアを、じゃなくて)SA付きのドラゴンを踏み倒して、オーバーキルするコンボを軸としたデッキです。

ボルメテウスサファイアドラゴンを、コンボで4体揃えられるデッキ、としても有名でしょうか。

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(4体揃えました)

このデッキにおいて「聖霊王イカズチ」は「オリジン」から進化し、「幻想妖精カチュア」は「ドラゴン」を呼んで来ます。

イカズチ、が「オリジン」を進化元とし、且つ非ドラゴンの「進化クリーチャー」である事、そして攻撃可能なカチュアを用意する事、これらを妨害を掻い潜って盤面に揃える事がこのデッキの難しさであり、またオリジンという種族がこのデッキにおいては種族にまつわる弱み、でしたが、ここで、勘のいい方はお気づきになったのではないでしょうか。

もう一度、「イザナギテラス」「イザナミテラス」を見てみましょう。

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これら2体は、イザナギテラスは必要マナの上で「星域+他に一体のクリーチャー」を用意する事で、イザナミテラスは必要マナがあれば単体で、進化クリーチャーを乗せることができます…。いえ、イカズチを乗せる事ができます!?

幻想妖精カチュア、はドラゴンを踏み倒す事ができます…。いえ、イザナ◯テラスを呼ぶ事ができます!?

そしてなんとイカズチの効果は、自身が登場した時も例外ではありません。

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つまる所、これら2枚の登場で、攻撃可能な状態のカチュアを用意してあげるだけで、カチュアイカズチ、を揃える事ができる可能性が生まれた訳です。

〈デッキ作成にあたって〉

と、いう訳で、決まれば確実なムーブを用意できる「カチュアイカズチ」を搭載したデッキを構想した訳ですが、現構想に至るまでは一時の思考が必要でした。

と言うのも、カチュアをSA状態にする札として、コストが増加しない「キリモミ・ヤマアラシ」を搭載したとしても、カチュア自身がデュエプレ性能の5マナでもなく7マナである為、2-4-6の動きで動いたとしても、この動きに、マナブーストのみにリソースを割いても最低5ターンかかってしまう点、また基盤を安定させればさせる程、デッキコンセプトと噛み合いが悪くなっていく、という2点を有していたからです。

今回は、作成過程を踏まえた上で、最後にデッキ紹介をしたいと思います。

1.コンボとしてどんな動きを据えるかと、その単純化の模索

まず、作成当初はイザナギテラスとイザナミテラス両方の採用と、同デッキ収録の「神秘の宝剣」の採用を見据えていました。

イカズチを出すパターンとして、

①ソルハバキを使用しての8マナ素出し

②ソルハバキやイザナギテラスを使用しての星域(適宜星域及び進化用に動きの中でクリーチャーを必要とする)

③擬似イザナミテラスとして、イザナギテラス+a+星域、もしくはドラゴン/オリジンであるテラスネスクを使用しての星域

を考えました。この上でカチュアとイカズチをどうやって揃えるかですが、星域を使用する場合コンボの必要パーツが増えてしまう事、

イカズチ<殴れるカチュアが起点であり動きとして捲れる可能性がある完結した動きである事から、カチュアの優先度が高い事、

イザナミテラスのパターンでは不確定要素をマナのみにした状態で、カチュア+キリモミ(+マナにイカズチ)、から2枚完結で動ける事

また単体ではほとんど機能を見込めない札であるイカズチの不確定性は、射出基盤を安定的に見据えられる上での採用枚数でカバー出来る事、

これら、そして以降のデッキパターンとの兼ね合いを踏まえて、「キリモミ+カチュア」の2枚完結で動くデッキ、手札にこの2枚と必要マナ(7マナ)を揃えるデッキとする事が固まりました。

2、デッキ基盤

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上20枚を準確定枠的な基盤とし、デッキ基盤に合わせて枚数を調整するものとしました。

サファイアは単体で射出するドラゴン枠の為適宜調整枠で、例えば神秘の宝剣を採用するならイカズチが減る、そもそもフィニッシュのみにコンボを見据えるなら全体的に枚数が減る、みたいな感じで調整されていきます。

①2-4-6-8(9)偶数ブースト、バズレンダブーストパターン

2-4-6-8のブーストをする上では基本、安定性の上で最低でも2コスブーストを8枚、4コストブーストを4〜8枚の間で採用を見据えたくなります。

またパーツを集めるデッキである場合は、ウマキンやチームウェイブ、ハロウィンズカーニバル、フェアリーシャワー等を見据えます。

このブーストパターンにおいて、ウマキンやチームウェイブの強みである4ターン目の6コスト帯でのフェアリーシャワー2回的な動きがありますが、最速5ターン目のコンボ始動という意味ではチャージ時点で6マナである為、パーツを集める事が出来る以外は特筆すべき強みともならない事を考えられます。

2コス、4コスのブーストを8-8で積んだ場合、デッキは36枚となって、ここに有効トリガー件メタの役割で火噴くナウなどの採用を考えられますが、やはりデッキの圧迫感が強く、マナが無ければ返せないデッキという意味では、リライフと火噴くナウという受けは誤差の範囲内でもあり得ます。

コンボ性のデッキとする場合、ワンショットキルやコンボ始動前の早期ビートダウンは割り切った上で、受けとしても自分の動きの上で、即死打点を受け止められる、ような立ち位置のカードを採用したい所であり、

やはり2マナ以上の「過剰ブースト」枠も欲しくなる所で、過剰ブーストは2ブースト以上を見込める場合、相対的に枠を完結させている事にもなります。

コンボ性のデッキとする場合、ワンショットキルやコンボ始動前の早期ビートダウンは割り切った上で、受けとしても自分の動きの上で、即死打点を受け止められる、ような立ち位置のカードを採用したい所であり、デッキ内のブーストとの兼ね合いの上でも不足を感じる部分が否めませんでした。

②リライフ獅子王パターン

ロマノグリラ等で動きとしてあり得るものですが、多色が増え、且つその上1枚のカードへ収束しているからこそのムーブである為、噛み合いが悪いと判断しました。

③キング・シビレアシダケパターン

星域の種にできるクリーチャーとして、キングシビレアシダケ、ハリケーンクロウラー、ソルハバキ等の5コスト以下のクリーチャーと、ネイチャーを採用するパターンです。ネイチャー+ハリクロからのコンボ始動等はデッキ基盤に別に採用を考えられますが、キングシビレアシダケを取って言えば極端なブーストとドローの役割分担によってデッキがパワー負けしやすく、脆いデッキになり得、また星域を最終的に見据えない事によって見送りました。

ダンタルウォズレックパターン

ウォズレックから、ダンタル+キリモミカチュアができたり、ロマノフやルギヌスがドラゴンだったり、面白そうではありましたが、昨今ネバーロマノフ型のベンがいなくなっている事にも見て取れますが、環境、対戦を見据えた上での現在のカードプールに墓地メタが流行しており、完全に墓地依存だったり、墓地利用やネバー依存によってブーストを減らし得る為相性が悪い部分を見受けました。

ただ、ロマノフ連鎖からのウォズダンタルキリモミカチュアだったり、山を減らす事がカチュアとアンチシナジーなようでベンという到達点があったり、デッキ内がドラゴンで構成されていたりし、ウォズレックは初動として難なく使用できたり、パワーゆえ柔軟性に弱みを持ち得るもののデッキ内の採用カード単体のカードパワーが軒並み高かったりと、利点も感じました。

元も子もないようですが最も、ロマノフベンとして使った方が良いかもしれません。ただ構築としては結構面白そうです。

⑤デッキを完全にコントロールに寄せるパターン

所謂ドラサイ5Cや、ネバーダクマの基盤の上で数枚採用するか、ハリクロネイチャー等で最終フィニッシュで見据えるパターンです。

これはただ単に基盤が強いだけですが、シャラップ、ザーディ、ネバー、ダクマ、モルト…と軒並みドラゴンだったり、カチュア自身使用機会がギリなくも無かったり、蘇生から出せたりし得るので、意味があるかは別にしてカチュア採用を見据えるなら無くもないです。

モルトC、最近はオリジナルが盛んなのと、アドバンス全体で見れば少しだけ下火ですが、それがただ強いだけという感じで、その枠を削らなければいけない訳で、またザーディロスト機構のみを採用するという事も視野に入れましたが、今回はあくまでカチュアイカズチを主軸とするデッキとする事によって見送りました。

イカズチが単体で実用性に欠ける上でさらにカチュアとネバーが噛み合いが悪く、蘇生のみが意味をなし得る事、またドラサイのような5マナ圏でカチュアを出してもコンボとして意味が薄れ得る事等も見送る理由になっていますが、エンドやザーディにイカズチを進化できる事、シャラップ単体での採用、殿堂ながら暴龍警報がモルト下でGゼロになる事等、は見据える事ができます。

ここで言及しておきますが、今回のコンボはイザナミテラスの都合上、実質的なマナを必要とする為、フェアリー・ギフト、は差別化する程の意味を持ちません。一応カチュアを5マナ帯で出し、次のターンにイザナミテラス及びブースト込みでイカズチを着地させる事が出来るくらいです。

因みに最終的に作ったデッキは5t始動なので、5cモルトの4tドラサイザーディロストには敵いませんが、許して下さい、、、(笑)。

⑥ドラグハリーケンエナジー、母なる聖地、ライフゲート、転生系等でわちゃわちゃするパターン

イザナミテラスは、「進化を射出しつつ、自身がオリジンである」から強い、より完結してい得るのであって、これは以前「5Cグッドスタッフ」の記事で言及したロスト・ソウルとニコル・ボーラスの違いにも似ていますが、デュエル・マスターズにおいて、「強さ」や「動きを完結させる事」になりうる事の一つとして「動きの中で条件を満たしている」とか「付加的な効果」といったような事に該当する概念を見受ける事が出来ます。

カードにある程度、それ自身の効果、特に登場時効果として見込む特性があるとすれば、それに比べては常在効果、元々のカードタイプに近い事で、「転生リリアング」デッキのイグゾーストが、一旦カーネル効果は置いておくとしても単体ではただ呪文を打ち直すカードのようで、呪文詠唱回数と邪魂転生で破壊するクリーチャーを傘増ししていて、さらにカーネル効果について言えば単体の詠唱1-カーネル1での効果発動以上になっていく事、なんかも近いです。今挙げたデッキは、これ+銀河の裁きに勝てるもの無しが採用されていて更にそれが加速していく感じのデッキですね。

このパターンについては、あまり深く考えていませんが、母なる聖地・星域とエクストライフの噛み合いや、ドラグハリーケンエナジーを挟むのを含めて動きの中で盤面の頭数を増やす札の採用を据える上でパターンとしてありました。

⑦最終到達点:現構想 

次項にて解説します。この項で触れなかった点については、デッキ解説をしながら、あるいは最後にまとめて触れます。

〈デッキ構築〉

あくまで今回は、完全に構想段階で、DMvaultやリアルの対戦を積んでいない為、その点はご了承ください。

【構築】

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上が現在の構想です。オリジナル対応です。基盤的なので細部は要調整です。「偽装ブレストドラグナー」とでも言えるでしょうか(イカズチが落ちるでもすればすぐにバレるでしょう)。

では、解説を当てていきます。今回は基本的に個別に充てる感じではなく文章形式になります。

【現基盤の経緯】

このデッキは主に、2-4-6ブースト基盤の構築の圧迫感を解消する事を目的に発想しました。過剰ブーストの採用によってデッキ内の札の棲み分けを進め、そのブースト札でより確実にブーストをしつつ、デッキとして依存度が高い「キリモミヤマアラシ」等欲しい札のマナ落ちを防ぐ事を考え、ブレインストームの採用を考えました。

調整枠ですが、最終的に、シャラップや英雄タイム等、基盤カラーでありながらメタをドラゴンに出来得る点は結果的にかなり噛み合っており、構築にメタを積む余裕ができているのも◎です。

今乗せた画像ではドラゴンが16枠しか取れていないのでもう少しメタやフィニッシャーのあたりの枠を調整すべきで、実用性の観点からはフィニッシャー枠はサファイア<ボルバル8になっていくと思います。サファイア4投はデッキの見た目重視の構想である部分を含みます。

ボルバル8、サファイア、英雄タイム(メタ枠)、シナプスキューブ&3コストブースト、イカズチ(宝剣採用で適宜調整)等が調整枠になり得る部分です。

以下、少しだけ個別に解説を充てます。

【個別解説項】

・ブレインストーム

このデッキにおいては3ターン目のブーストを拾いつつ、2ブーストを確定させつつ、カチュアとキリモミを抱え込みつつ、状況に応じて山に札を返せるという訳で、多分めちゃ強いです。3ターン目までにマナは最大2色、ブレスト込みでも3色揃えればいいだけなので、構築も調整しつつですが、打つマナにも余裕を持てると思います。シナプスキューブは5枚目以降のブレストの立ち位置で、やはり手札が減らず且つ入れ替えられるブレストが安定した最大値です。

・ボルバル8

1ターン目にシナプスキューブを打つ事が急務でもないですし、初手タップインでマナに色を全て揃えられるのは優秀の一言に尽きるでしょう。ブレスト基盤なら多分もっと取っていいですし、なんなら4枚でフィニッシャーに据えても安定したデッキが出来ると思います。

なぜボルバル8か、の最大の理由は、ターン終了時にカチュアで出した全てのドラゴンが破壊される事で、すなわちそれは追加ターンを意味します。

EXライフダイバーによって自身は破壊されずに残りつつ、更には適宜サファイアで盾を焼きつつ、終了時自身の攻撃無しでも「追加ターン」を取れます。

・栄光ルピア

この札自身がこの札を当たり札に出来るメンデルなのは言うまでもなく優秀です。言及点としては、カチュア含めボルバル8の効果で素で破壊されるラインである事と、カチュアで出す場合は山の当たり札を減らす観点から出すとしても最後にすべき事、です。

・イザナミテラス

イザナミテラス、はこのデッキにおいては大事な札のように見えますが、カチュアを走らせる事が出来るなら山に1枚あれば大丈夫なので、序盤安易にマナに見送っても、方針次第では全く問題がない事を言っておきます。

【デッキの動き】

理想の動きは、2Tまでのブレインストーム・シナプスキューブから、3T目の2ブースト、4T目、6マナ帯でメタ除去などでお茶を濁しつつ、5T目にカチュアで走ってフィニッシュです。

どうしても5ターン目と遅めですが、決まってしまえば即死コンボに近く、最低2枚から確実に始動出来る点、割り切りつつもしっかりキリモミカチュアを見据えましょう。

【細かいコンセプトの調整について】

まず、今回はカチュアイカズチというコンボを据えたデッキですが、デュエルマスターズにおいて「勝ち」を見据える意味では、オカケンや零龍ギャスカが到達した根暗且つ陰湿な構築の様に、サファイアの様な見た目の派手さではなく、実用性とのタッグが一番強いです。この意味ではフィニッシャーも、単にフィニッシャーだけとして採用してデッキパワーが落ちるよりは、単純なメタとして使用できる役割をを伴っていた方が強いですし、例えば盾を割らなくてもマナを消せば相手は何もできない訳ですし、その逆も然りですし、プレイングでどうにかなるならそれも加味した上でフィニッシュとの中間的な構築を作るべきです。

そういう訳でまずはこのデッキに言える事としてサファイア<ボルバル8であり得るみたいな事があります。

これをフィニッシュで反映する意味では、しっかり考えませんでしたが例えば自軍を破壊するドラゴン+クローチェによるチップ連打や再利用によるロック的な勝ち筋も考えられなくは無く、これに採用される札がクローチェ然り実用性が高い、とかで有れば、そう言ったフィニッシュを採用した方がより勝ちに、勝てるデッキに近づく事もあります。

墓地をシャッフルできるアタッカーであるN-EXT、マナを山に返せるメガキリキリドラゴン、ヴィルヘルム、バジュラズテラ等のランデスカード、ヴィルジャベリンやザルバといったLOを見据えられるドラゴン等、プールには多種多様なカードが存在します。

フィニッシュを見据え軽く挙げてみましたが、試す事に越した事はない為、機会があればフィニッシャーについても個人で考えてみて下さい。

【採用検討枠】

採用検討枠となるカードを思いつく分で挙げておきます。

・カツキング、火噴くナウ

トリガー枠です。カツキングは盤面制圧性能が高く、火噴くナウはトリガーの部類では現カラーリングで一番優秀です。一応、カツキングを採用する場合は、噛み合いが存在する為革命チェンジ先の採用も考えられなくはないです。

・テラスネスク、バビロニア、バジリスク

ドラゴン/オリジン枠です。どれも実用性はあり、テラスネスクは星域・ザデッドマン・ドギラゴン系統とシナジーがある事は覚えておきましょう。

・ハヤブサマル

受け札としての採用以外、特段と色基盤とか他に役割はありませんが、この手のコンボデッキで即死打点を受け止める意味では優秀です。似た役割としてはパラドヴィナシューラ等もあります。

・ヤマタ/神秘の宝剣

テラスネスクやイザナギテラスと採用したい枠です。カチュアから出て仕事をし得る点は偉く、ドラゴンである為、最大枚数で安定的に見据えるのでなくても差し替えを検討できると思います。

・バジュラ、マナロック

実用性のあるドラゴンです。バジュラもイザナミテラスから出せます。単体で採用を考えてもいい枠です。

・RX、ペガサstar

攻撃によってアドバンテージを取っていく様な事を見据える場合、不確定性を持ち得ますが基盤的な採用が考えられます。単純にイザナミテラスがRX進化基盤やドギラゴン基盤と相性が悪くない事が理由の主です。

その他諸々↓

アジサイ-2、ステージュラ→ディスタスやスノーフェアリーによる基盤を通す

とこしえの超人→単体でも優位に機能するメタの単体採用

以上、単色か多色かにも留意しながら、採用を見据えるといいでしょうか。序盤に単色をマナに埋めたいデッキである事や、星域でのアンタップイン等からやはりマナ色は気にすべきなのと、星域やイカズチの様に盤面の展開を利用するカードがある場合はそれらとのシナジーも鑑みましょう。

【その他】

・カチュアは進化/非進化を問わない為、その点でも構築の幅が広く、例えば新規ストームで追加ターンを取る等も考えられる。

・直近の裁定に関わる部分として、ボルバル8で追加ターンを取る際に確認するのは実際に破壊されたクリーチャーの数である事に注意。

【総☆括】

フリー対戦ではサファイアを4体出して下さい。

【おわりに】

ここまでお読み頂き、ありがとうございました😊

ちょっと今回は記事が長かったかもしれないですが、個人的には割と整理して書けたかなと思っています。またこの記事については、多少今後も加筆修正していく可能性があります。

最後になりますが、この記事が面白いと思って頂けた方は、この記事の拡散や、記事下部の♡マークを押して頂けると、記事執筆の励みになります。

また、再録しすぎて安くなってしまったサファイアですが、入手しやすいこの機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。デュエプレのみをやっている方も、サファイアのファンは多いと思います。現在紙で4枚使えるサファイアを、このデッキタイプでも、キューブでもメガマックスでも何でも良いので(笑)使ってみて下さい!

超克せし伝説龍が、今ここに顕現せり!

改心丼でしたー!

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