やばいベン解説
こんにちは、改心丼と申します。筆者はdmvaultをはじめ、TCG「デュエルマスターズ」の関連コンテンツを日々利用している者です。
日頃からいろいろなデッキを回したり、作ったりしているのですが、最近とても面白いデッキができたので、シェアできればと思い執筆に至りました。
noteは今回初投稿ですので、拙い文章になってしまう部分があるかもしれませんが、多めに見ていただければ幸いです。
まえがき
本記事は、先に構築を公開し、後から経緯や各種カード解説をしていく形式とし、わかりやすさの為にある程度初歩的な所から解説をしています。また、記事は無料公開致します。長文ですのでお時間がある時にでも読んで頂ければ嬉しいです。
1、サンプルリスト
(dmvaultのリンクを貼っておいたので、dmvaultアカウントを持っている方はログイン後ここからマイバージョンを作るとすぐに遊べます)
先に言っておくと、上の構築はオリジナル用になります。以降も重ねて言及しますが、採用カード解説部分はこの構築を主軸に著述し、構築の変遷や構築の方針によって採用を検討するカードについては、別途項を設けたいと思います。
早速のリスト公開ですが、既存のデッキには見慣れないカードが数枚入っていますよね…。
これらの細かい解説はこれ以降にするとして、まずは今回選択したデッキタイプの解説からしていこうと思います。
2、5Cベンチョイスとは
今回選択したデッキタイプは、俗に言うと「5Cベンチョイス」と呼ばれるものになります。
このデッキタイプは、先日発売された新弾「王来篇 拡張パック第2弾 禁時王の凶来」のトップレア「砕慄接続 グレイトフル・ベン」と、同弾収録の「Disアイ・チョイス」のシナジーを軸として考案された、新型のビックマナになります。
このデッキタイプについて簡単に動きを説明すると、
序盤は「天災 デドダム」「フェアリーミラクル」といった3コスト帯の優秀なブースト札で5、6マナ帯までマナを伸ばしつつ、
中盤は「ドンドン火噴くナウ」といった呪文で山を掘りつつ墓地、マナ、手札を潤したり、
言わずと知れた最強ロック札「メガ・マナロック・ドラゴン」を投げて相手の行動を縛ったりします。
そして中終盤は潤った手札、墓地から「龍風混成ザーディクリカ」での呪文連打や「ロスト・ソウル」などによるハンデスでコントロールしたりして
最終的に「灰燼と天門の儀式」による蘇生や、8マナでの素出しからの「砕慄接続 グレイトフル・ベン」着地を目指します。
グレイトフル・ベン着地後はグレイトフル・ベンの「このクリーチャーが出た時、自分の墓地のカードを全て、タップしてマナゾーンに置いてもよい」という効果によってマナを爆増させ、
「各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚しても良い。それがディスタスならコストを支払わずに召喚する」効果によって「Disアイ・チョイス」を召喚。
因みにDisアイ・チョイスの持つ「このクリーチャーが出た時、S・トリガーを持つカードを一枚、コストを支払わずに使ってもよい」という効果は、ツインパクトカードであれば呪文面がトリガーである場合、呪文面を使うか、クリーチャー面を使うか、選択できるという公式裁定が出ている為、
「蒼龍の大地」を踏み倒すのも然る事ながら、
各種バラギアラ(バラギアラは各文明に対応して5種、そのうちチョイスから出せるのは上記二種)のクリーチャー面を、召喚扱いで場に出し、バラギアラが持つ「このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする」効果によって、グレイトフル・ベンで増えたマナを全てアンタップし、再利用するなんて芸当も可能です。
これらを組み合わせて、ベンで大量に増えたマナを有効活用して、以下にあげるようなフィニッシャー級のカードを場に出すなどして、フィニッシュします。
今回解説する構築はフィニッシャーとして、自分の山札の最後の一枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ、という効果を持った「水上第九院 シャコガイル」を採用しています。
因みにベンチョイスと言っても、私の知る限りでも沢山の型が存在します。今回の方はどちらかと言うと純粋なビックマナに近いですが、最終的な構築というより、採用されているギミックについて触れておくと、
「ルシファー」及び「呪術と脈動の刃」を採用してグレイトフル・ベンや「禁時混成王ドキンダンテ XXII」の早期着地を狙えるもの
「ナウ・オア・ネバー」と「悪魔龍 ダークマスターズ」(基本的に+ザーディクリカ)を採用し早期ハンデスの機構を搭載したもの
「邪眼教皇ロマノフⅡ世」と「ナウ・オア・ネバー」+多数の蘇生札を採用し、山を掘った上で最終的なフィニッシュにベンチョイスを採用したもの
「冥界を統べる新月のハーデス」と「ヘブンズ・ゲート」を採用し、カウンター性能を持ち合わせながらグレイトフル・ベンの手札からの早期着地を見据えられるもの
グレイトフル・ベンや他多数の汎用札がドラゴンである事を利用し、あるいはドラゴンの軸を通して、「断影龍 ユスティーツァ」等の効果を生かすもの
と、すぐに挙げられるだけでも幅広いギミックとその分の構築があり、多様な構築を持ったアーキタイプであると言えます。
また、ここまで挙げたものとしてグレイトフル・ベンやドキンダンテ、ザーディクリカといったクリーチャーの持つ、「エクストライフ」というギミックは予想以上のスペックで、グレイトフルベン含めてビックマナ系を環境に押し上げている一つの要因でもあると思います(個人的に思うには影の立役者は明らかに火噴くナウだったりでしょうが)。
最近では、「獅子王の紋章」を採用したドキンダンテキューブなんかがわかりやすいのですが、同効果で出たドキンダンテはターン開始時にマナに行くはずですが、なんとこれがエクストライフ効果で生き残ってしまうんですよね。
余談ですが、出してただ強いとか、勝ちが決まってしまう、というカードではなくて、単体スペックも十分ながらしっかりと「カードゲーム」として他のカードと組み合わせて勝利を目指すような効果の設計になっている例として今回の「グレイトフル・ベン」を挙げていいのではないかと思います。勿論殿堂などの措置はありますが、カードゲームが楽しく長く親しまれる事や、グレイトフル・ベン然り現在のデュエル・マスターズのデッキに多様なアーキタイプが存在する事は、何よりルールや効果の設計が関わっていますし、構築費用はかかりますが5cがトップメタを張れるような現在の環境は、何より開発のお陰だと思います。
3、今回の構築についてと構築の変遷
では、再度オリジナル用の構築を掲載し、このデッキの強み、目指す方針を述べたうえで、今回のデッキの変遷を振り返りたいと思います。
細かいことは変遷の項で詳しくお話ししますが、まず見ての通り今回の構築はベンチョイス+バラギアラ+シャコガイルのフィニッシュに加えて、オリジナル環境の0Cやジョー星ルピアのメタとして機能し、除去にもなる「メッチャ映えタタキ」を4投、また中盤の繋ぎとして、7コスト帯のザーディクリカ、ロストソウルを採用したものになります。
その上で今回の構築で、一際異彩を放つカード達がこちら。
「禁断機関 VV-8」
「堕悪の覇王 シャークウガ」
この2枚を見てお分かり頂ける方も多いかと思いますが、さあ、この2枚は、同時採用ではどんな使われ方が考えられるでしょうか。
そう、追加ターンです。
追加ターンを取ること自体は「エターナル・ボルバルエッジ」や、最近であれば「神の試練」などで可能です…が、
なぜ「禁断機関 vv-8」なんでしょうか。
実はこのデッキにおける「禁断機関 vv-8」は汎用性の塊みたいなカードなんです。
なぜなら
簡単にマナが伸びたり
超低コストのコマンドが居たり
汎用性が高すぎるコマンドが居たり
(闇ギアラ)
封印をする事、封印が剥がれる事とシナジーを生むカードがたくさん存在するからです。そして何より、
「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚をみて、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。」
つまり「禁断機関 VV-8」はどのカードが封印に落ちるかを把握しつつ、手札には必要なパーツを持ってくることができ、
こんなカードやあんなカードから、追加ターンを取りつつ次の動きまで確保できてしまうのです。そして
「堕悪の覇王シャークウガ」はチョイスからも出せるカードでありながら、出すだけでVV-8の条件を満たせるため、封印を剥がすのも容易でありながら、このカードの余剰効果で自身のデドダム、チョイス、時にはVV-8といった動きの中で使った汎用カードを手札に返したり、ベンのエクストライフを意図的に剥がしたりするなど、手札に戻る封印も合わせて、次のターンの動きを用意した上で追加ターンを取ることができるのです。また次のターンには、再度ベン効果も使用可能です。
勿論、「禁断機関 VV-8」はデッキに一枚しか入れられないので、そのカードの為だけにデッキの構築を寄せるというのはデッキパワーを下げかねないのですが、後述もしますがこのカードは「禁断機関 VV-8」を最強のリソース、と位置付けながら、他の役割もたくさん持たせられるカードであり、今回の構築公開も、このギミックを一つの到達点と位置付けられるとの見立てによるものです。
ちなみに、チョイスと相性の良いカードとしてシャークウガを見つけた時の方がVV-8に至った時より先なのですが、元々、ベンチョイスのテンプレではなかった「フォース・アゲイン」を実質VV-8的な立ち位置で運用していた事が、自分が「禁断機関 VV-8」の採用に至った主原因のように察する所です。
アゲイン自体はアナカラーで、トリガー持ち、軽量呪文ではあるものの、エクストライフとも噛み合いが悪く、デドダムやチョイスを使い回すくらいしか明確な役割は持っていませんでしたが、これ1枚あればマナが足りず捲れない状況を捲れる事を理由に、採用していました(実際採用の価値は発揮されました)。
その上で「堕悪の覇王シャークウガ」に辿り着いただけでは解説記事など執筆していないでしょうが、淡い期待を込めてほんの軽い気持ちで採用した1枚の「禁断機関 VV-8」が、デッキを使い込む程、目に見えてパワーを発揮しているカードであると実感するに至りました。
勿論、コントロールとあって繊細ではあり、気配りが必要なのですが、マナの伸びた終盤は「雑に強い」カードでもあると言え、1枚にしてはゲームを決定付けているというような場面も見受けられました。
(ただ、悪く言えば特定の場合にしか機能しないと言える部分も持ち合わせているとすると、カードバランスも取れている様で、理不尽をしている気分にならないのもポイントかもしれません。と言うのもこれは構築の差なんだよ、と言っている気分で(笑)。シャークウガ単体で見れば、カード指定2バウンスで且つブロッカー持ちというのは、使って見てこそ割と使える部類なんだな、という印象で、実際シャークウガ面のバウンス効果を重宝しているのですが、ゲームを決定する様な性質の効果ではないので。)
では、アゲインを採用していた過去の構築も含めて、構築の変遷を振り返ろうと思います。最後に構築の確定枠、準確定枠を述べて、各種カード解説に入って行こうと思います。過去デッキはdmvaultに保存してあったのでそれを参考にしています。フォーマットはオリジナルです。
(構築を詰める事を意識してというよりは、色んなカードを試していたという感じなので、細かい部分は温かい目で見ていただけると幸いです)
最初期(テンプレ)
中期
迷走期
倦怠期
やばいベン(詰め込んでる、元型)
現在(安定型)
途中ふざけましたが、軽く構築のポイントを抑えておきます。
1 とこしえの超人+種ディスティニー→メッチャ映えタタキ
メタを入れようとの思惑で採用した部分です。前者はアナカラーで、また最序盤から使用できるメリットがありますが、前者ではジョー星に対しほぼ無力であり、また最速ジョー星が3、こちらの初動ブーストも3という所で、否が応でも見なければいけないのでメッチャ映えタタキの採用に至りました。ただ、メッチャ映えタタキはブランドのギアやチュチュリスの除去、閃のチャラルピア、ナーガstarの進化元の破壊等として素打ちする事もよくあります。純粋なコントロール対面に対してはトップを弱くしているカードでもありますが、それ以上にメタとしての採用意義が大きいとの判断です。
2パーフェクト・ネイチャー→不採用
主な役割としては終盤にマナからデドダムを引っ張る役割だったカードです。
3 ハヤブサマル1枠
オリジナルは早期にビートで決着をつけようとする様な対面が一定数存在する為、単色でアナカラーでない点、基盤としては映えタタキのような立ち位置ですが、デドダム、火噴くナウ然りデッキとしての元々の掘削力が高い点も踏まえて、採用に至りました。後述する受けについて、デッキパワーを上げる為に枚数を切っているのも採用の価値を上げています。(現在は一旦抜けています)
4 パーフェクト・ダークネス→不採用
黒単色で、デドダムを引っ張れるのは勿論のこと、中盤から打てる除去、ハンデス、墓地からも動ける札として優秀でしたが、それはただ単にダークネス自体がパワーカードである事によるものであり、このデッキにおいて、他のカードとの兼ね合いを加味してそうであるかは微妙だったので抜けました。もう少しハンデスに寄せるとか、ロストも同時採用するとかなら、採用検討枠であると思います。現在はハンデスはロストが役割を担っていて、ロストが「全ハンデス」である事も重く見ています。
5 ポジトロン・サイン・フォース・アゲイン
どちらも想像以上に汎用札ですが、特にアゲインはそれだけでは場所をやや選び過ぎる時もある為調整枠です、というのも最近だとブーストにデドダムを使ったときに、早期にカツキングを当てられて展開されてしまうような、盤面を利用してリソース展する札の存在もあり、それを見据えて盤面を展開しない事とはアンチシナジーである事も挙げられます。ポジトロンサインは動きの中で火噴くナウの5枚目的な立ち位置で唱えられながら、ボトムを確認できたり蒼龍を打てたりする点は優秀で、野良でも不確定ですがトリガーとして機能し得ます。
6 受けについて
勿論それを理解したテンプレとして作っていますが、最初期の様な基盤はやり過ぎです。その上で自分の動きとしても使えて、現在ではとても重宝している札として、「灰燼と天門の儀式」などに枠をとっています。結局S・S・Sで受ける事が出来ても、同時に蘇生が出来たりブーストが出来たり、勝ちにつながる動きが出来ないのであれば受けられている事にならないからです。ただS・S・Sなどは後半単純に除去としても使用・機能していたイメージです(とこしえやギャイア、エクストライフ持ちを剥がせる為)
では、ここまで長くなりましたが、構築の解説の方に移ります。
今回解説する構築は安定性を重視しています。また今回の解説はあくまでも「デッキタイプの提唱」と位置付けており、構築はまだまだ発展途上で、デッキの方針や新たに発見されたシナジーによっても変化し得るものである事を先に述べておきます。
確定枠
個人的に確定枠であると考えている札とその枚数です。3のブーストとベンチョイスの枚数に関しては、回せる枚数を踏まえているので増やす以外には動かさないと思います。
火噴くナウはこれに並ぶトリガーはないと言ってもいい程野良トリガーで明確に仕事をする札で、3-5のカーブでもあり除去・墓地肥やし・ブーストを行い、個人的に、表しようが無い程に「一番強い」札です。
柔軟性の為、シノビの為に水撒くに差し替えるとか、数枚枠を譲る様な構築の仕方はある様ですが、今回に関してはオリジナル、シノビ不採用、儀式採用ということもあり枚数は動かないと思います。
また3マナ目に単色およびデドダムの場合はアナカラーの単色、を置きつつ、ミラクルであれば最速2ブーストにはそれまでに5色揃える必要があるので、その上での色基盤としても重宝するため、言う事がない札です。
灰燼と天門の儀式についてですが、これと役割が似ているカードとして「襲来、鬼札王国!」があります。勿論、明確に違うカードで、鬼札王国は除去を選べる、鬼タイム下で2つ効果を使える、対してヘブニアッシュサインは、とこしえなどのメタを貼られてしまうと一切効果を使えないという効果です。
正直、最速閃みたいなものはトリガー次第と割り切っていて、鬼札とヘブニアッシュサインの意義が明確に別れるところがあるとすれば、そういった、相手に最速ムーブをされた時に限ると見て、今回は色基盤、またアルカディアスモモキング下でも使える事なども見据えて2枚以上、確定枠としています。
オリジナルにビートがいない訳ではありませんが、アドバンスのバーンメアレベルで1ターンに理不尽展開をしてくるようなデッキは少なく、勿論、されたムーブの分だけ負けもしますが、逆に言えば有効トリガー1-2枚で返せるようなデッキ、場面も少なくありません。
サンプルはまだまだ少ないですが、映えタタキやシャークウガを搭載した構築に限っては、例えば赤単ブランドは負けた試合の7-8割轟轟轟を出されている感じで、勝率的には現在は不利であっても微不利か、五分以上の勝率を取れていると思います。というのも、タイミングはありますが火噴くナウ、闇の魔改造あるいはそれとプラス一枚を踏む、2ターン目に映え叩きで軽減系を破壊する、というだけでもある程度ジリ貧に持ち込める対面である為です。
正直なところ、火噴く4に対してというのもありますが、灰燼と天門の儀式はもう一枚確定枠でとると今の構築でも明らかに勝率は上がると思います。
マナロックについては、今現在オール単色でほとんど刺さらないというデッキの方が少ないのが現状で、1枚でとっているアドバンテージが尋常ではない為、他に通したい動きがない限りは確定枠で考えています。合わせて、ギフトを採用するというのは検討出来、その場合はハンデス枠をクリーチャーにするなど適宜調整するのであれば採用を検討しても良い枠で、確定枠のクリーチャーに合わせてギフトも同様確定枠として取るという事はあり得るので、言及しておきます。
準確定枠
確定枠を含めた31枚を、準確定枠、と称して解説します。
メッチャ映えタタキは先程の通り入れざるを得ないという位置付けで、他に対策札や再利用札などが無い為、2枚などで中途半端に入れても、搭載する意味が薄れるだけなので最大枚数積んでいます。
シャコ、ギアラ(ギアラの色は要調整)はベンチョイスと同じ理由で役割と回る枚数を踏まえてのものです。殴ってのフィニッシュを狙うか、エクストラウィンを狙うかというのはデッキタイプによりますが、オリジナルでは基本的にビートは採用している場合はGストライク及びクロックやホーリーで、それ以上にケアすべき対象が多いのは同型およびコントロール系です。
勿論、ドルファ+ギャイアのような盤面を作ればそんなに負けはないですし、基本的にギャイアなどでフィニッシュする場合はギャイアであればマナから1体召喚可能、ドルファは多色以外全除去のように、常在型能力以外に汎用性の高い効果を持っているクリーチャーだったりするので、フィニッシャーという役割にこだわらず柔軟性が高いなどの利点があります。
コントロール基板で、殴る、にしてもそれはそれで詰められたフィニッシュが用意できますが、最初期からシャコで構築し、この構築でVV-8の採用に至っているというのもあって、シャコである意義についてはこの記事で深く言及しないつもりです。
この構築については、相手に受けが想定できる場合はシャコが2枚盾落ちし、相手も殴らないというような極めて限られた状況においてしか殴るというプランを取らず、シャコさえ回れば殴らず勝てますので、殴らず、盾をケアする必要のないデッキであることは押さえておいて頂ければと思います。
蒼龍に関しては、終盤の素打ち、チョイスで打てるというのもそうなのですが、ベンやチョイス、特にチョイスと非常に相性が良く、蒼龍でチョイスを出した場合に、3000以上とバトルすればスレイヤー効果でチョイスは墓地に、そして打ち終わった蒼龍も墓地に行くため、2枚目以降のの蒼龍やヘブニアッシュサインの利用によって、墓地やマナのチョイス、ベンにアクセスし、その分だけ相手とバトルすることができ、ベンを出せば墓地の蒼龍、チョイス、サインはマナに置ける為再度同様の事ができます。
このようにしてサインと合わせて相手の大型を除去するようなプレイを、特にドキンダンテ対面に用います。ドキンダンテは常在型能力のようなので、ドキンダンテが居なくなれば、居た場合に誘発する予定だった効果を無視することができ、それを蒼龍やチョイス、サインを再度射出兼バトルさせる為の札として、ほとんどコストを使わずに動きの中で使う事ができます。
また、ベンを複数体並べて除去されない盤面を作ったり、ベンのエクストライフを利用して山を減らしたり、公開領域を増やすような場合、に利用します。その為、ブーストトリガーの少なさ故に受けとしては機能するにしても終盤以降ですが、準確定枠に2枠を割いています。
4、各種カード解説
まず、あくまで、現在の構築についての構築である事を再度述べておきます。ここまで、それなりに説明をしてきているカードもある為、それらのカードについてはさらに補足的な説明がある以外は、簡易的に済ませますので、ご了承ください。なお、この「各種カード解説」部分と次項「各種採用検討カード」部分のみ、情報が簡潔的に伝わりやすい様に、だ、である調で筆記致しますのでご了承下さい。
メッチャ映えタタキ×4
序盤の除去兼除去トリガー。除去が3000まで対応しているのが優秀。ジョー星を見るためのメタカード。
ジョー星ルピア→ジョー星
赤単ガガガ→大型以外の除去、特に2コスト帯の軽減系、テスタロッサ
革命チェンジ系、アルカディアスモモキング、青や白入りのガガガの派生、鬼羅star
→テスタロッサ、プーンギ、ミクセル 、チャラルピア、マニフェスト等、シャークウガと合わせればシャッフ等を捌けるので覚えておく事。
ナーガstar→最優先はネ申マニフェスト、ナーガが乗るクリーチャー
フェアリー・ミラクル×4
最強初動。プーンギのメタを受ける。中盤も余ったマナで打つ事を見据えてプレイの事。
天災 デドダム×4
最強初動2。VV-8の禁断を剥がせる汎用コマンド。中盤はマナタップに気を配る事。
初動として最速で墓地にクリーチャーを落とせるカードであるので、灰燼と天門の儀式一点狙いで優先的に出して行く事はする。
オリジナルであるとカツキングやDisノメノン、モモスターモンキッドやバングリッドX7の的となってアドバンテージを稼がれることがあるので見据えておく事。
序盤からアルカディアス・モモキング下でプレイできる数少ないカードのうちの一つである事も覚えておく事。
ドンドン火噴くナウ×4
これに関してはほとんど言う事が無いので省くとする。
メガマナロックドラゴン×1
これに関してもほとんど言う事が無いレベルではあるが、輪廻暴聖、また採用によってはネイチャーやフォースアゲインを利用する事で盾を殴らずに再度遅延が可能。レクスターズ系は基本3C以上で、フィニッシャーが4、5コスト帯である為十分に機能を見込め、ジョー星対面もジョー星を剥がした後では綺麗に刺さる。
一応言っておくが、マナロックの効果で殴る場合はほとんどの場合殴り得。基本、裏目がない場合殴る気で居ていいが、他のカードと互いに相談してプレイの事。
灰燼と天門の儀式×2
枠を増やす筆頭格であるカード。回答札となりやすい。検討の事。
禁断機関vv-8×1
マナが伸びるこのデッキにおいては、ただ追加ターンを取る、ただリソースを稼ぐ、というようなカードではなく、一枚で戦況をひっくり返すカード。
クリーチャーであるので、ベンの効果で召喚したり、蒼龍やサインの対象にする事が可能。封印はcip能力である。主にVV-8+アイチョイス及びシャークウガから禁断解放。6マナで出してリソースを稼ぎつつ、次ターン以降動きながら解放したり、6-7シャークウガ及び6-チョイスシャークウガ等で単純な最速禁断機動を行う事も可能である。
何より、マナさえあれば手札が一切ない状況から勝ちまで持っていけるカードである。一応、機動後にフォースアゲインで再利用する事も可能。ベンでマナが増える事から、トップしたときのバリューも上がっており、また単純なリソース札として見ても優秀。
Disアイ・チョイス×3
汎用コマンドその2。
ベンと合わせるのは勿論の事、自身が素出しを見据えられるコストであるので、ブースト後にアイチョイス→バラギアラと言う様に単純に召喚して使える。
トリガーであれば何でもいいというのは、流石に汎用性が高い。
またアイチョイスはブロッカー・スレイヤーなのが優秀で、後述するシャークウガなどと合わせても使うが、このデッキの防御面を担っている。アイチョイスから経由札を通してアイチョイスを並べる事ができるのも噛み合っており、ブロッカーやバトル要員として使ったアイチョイスは蘇生するなり後続のベン効果でマナに置くなりで即時で再利用出来る為、他のカードとのシナジーによって一枚でそれ以上のアドバンテージを容易に取る事の出来るカードである。
ちなみに現在の構築においてこのカードの効果で使用できる札は
「メッチャ映えタタキ」 「ドンドン火噴くナウ」 「灰燼と天門の儀式」
シャークウガ上面・下面 「蒼龍の大地」 バラギアラ上面・下面 の8種6枚。
龍風混成 ザーディクリカ×2
汎用コマンドその3。
打つ呪文等明確な役割がない為、デッキパワーを底上げする立ち位置。
登場時に呪文を再利用しながら、エクストライフの耐性を持ち、終了時に除去とドローが出来る、というターンをまたいで恒常的なリソースをもたらし続けるカードであるので、ジリ貧や単純なパワー負けによるあっさりとした敗北を回避する札として機能しうる。防御札としても厚い。一応、闇の魔改造を用いて終了時の破壊の実質のパワーラインを上げるような使い方も可能。
闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ×2
正直、墓地メタとしては頼りない枚数配分であるが、初動ブーストの9、10枚目としての試験的な採用。
再序盤に引き込みたい場合は、墓地ソース、カリヤドネなど、全体に対して母数は少ないであろうと見込める対面においてではあるが、例えばカリヤドネ等は墓地メタがなければ7-8割方不利対面であるし、ベンチョイス等墓地を利用するデッキも増えている為、増量検討しても良い枠。上面としても使用し、また呪文として打つだけでもサインの蘇生先を用意できている事になる.
堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造 ×2
文章にて単体スペックについてあまり説明をしてこなかったので、それを含めてこのカードについては再度一から掘り下げる。
呪文面「闇の魔改造」
・ビート対面に対しての受け札、映えタタキと合わせて序盤からの除去札。全体を−2000する効果である為、踏み所はあるが特に赤単に刺さる。
・映えタタキやザーディクリカの除去ラインを上げる
クリーチャー面「堕悪の覇王シャークウガ」
・主に序盤は除去、ブロッカーとして、中後半は自分のクリーチャーの再利用札として。
・確定除去札 除去がバウンスである為立ち位置は「遅延」
・アルカディアスモモキングやドキンダンテ対面の有効札
・ジョー星を剥がす 相手がマナブーストにシフトしたターンにマナロックを出して行動を止める、ロストやベンチョイスまでの遅延だったりを可能にする。
・シャークウガbでシャークウガaを戻すと、シャークウガを抱えつつバウンスのみ使うことができる
・Disアイチョイスで使用可能。中盤、防御札としてやクリーチャーの再利用に使用し得る。
・VV-8を一発で禁断機動できる、またすなわち封印が剥がれている枚数分余剰にバウンス効果を盤面対象に使いながら、さらに封印を手札に加えての追加ターンを取れる。今まで以上にベン効果や札を温存したフィニッシュを可能にする。
・呪文面として打った後に墓地にサインの蘇生先を用意している事になり、サインから出せばcipで除去や自分のクリーチャーの再利用をする事が可能。
残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル×2
7コストと手打ちし易いコストに納まっている。全ハンデスであり、トップで回答を引かれない限りは逆転の目を1ターン以上は詰めると見込み、遅延札として。
実際あるかないかがコントロール対面の勝率を左右しているカードでもある。
コントロール対面、特にベンの同型戦は、いかに早くベンを投げるかだったりするように、「いかに自分の動きができるか」「トップでベン然り解決札を引けるか」が一定のマナが伸びた後勝敗を左右するとすると、あくまで自分のベンまでの遅延札の立ち位置である事を理解する事。
一応、ロスト後に仮にトップでベンを引かれたとしても、チョイス1枚から捲られる事はない為、やはり全ハンデスであるメリットは有している。
2枚で調整しているが、場合によって「悪魔龍 ダークマスターズ」などと枠を争う部分である。マナロックとの相性は言わずもがな。
蒼龍の大地×2
受けトリガーとしての活躍はそれ程見込めないが、素打ちする場合は手札から使えるベン効果、のような立ち位置。ただやはりベン効果チョイス効果と合わせて、蒼龍の再利用や、実質コストを払わずにベンやシャコガイルを出せるのが蒼龍の利点。これでVV-8を呼んで来ることも。
バラギアラを出してもマナはアンタップしないので注意の事。
砕慄接続 グレイトフル・ベン×2
基本的な使い方は今まで述べてきたとして、ここではエクストライフについての補足説明。
前述の通り、相手にパワー13000以上のクリーチャー、もしくはスレイヤーがいる場合に、蒼龍やサインの効果でわざとバトルさせる事によって、エクストライフのシールドを意図的に墓地に落とす事ができる。エクストライフのシールドが墓地に行った後にそれをベン効果でマナに送る事も可能であり、公開領域を広げるプレイ、選択肢を広げるプレイとして覚えておく事。
また、著者自身に止まらないのだが、VV-8然り山を掘る性能が高いデッキとなっている為、例えば追加ターンにベンを出すつもりで山札2枚でターンを返し、蒼龍を回収可能であったのに回収せずに、追加ターンでベンを出すとライブラリアウトしてしまい、敗北してしまうケースが見受けられた。山枚数には気を配る事、またその点蒼龍はベンがいない状況でシャコを引っ張ってこれるカードである為頭に入れておく事。
天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖×2
バラギアラの受けトリガーは気持ち程度のものとして入っているが、基本的には呪文面が優秀なトリガーである光ギアラか闇ギアラの選択になる。
今回は色の関係で光ギアラを採用しているが、各種バラギアラについて解説を加えておく事とする。
闇ギアラ
呪文面が序盤から確定除去的に働き、また闇自然カラーなのでマナ色としても優秀で、バラギアラ採用にあたって筆頭格となるカード。
ちなみに受けトリガーを持つバラギアラは、トリガーとして呪文面で使った後は、ベン効果でそれをマナにおいてチョイス→バラギアラが可能である点はデッキと噛み合っている。
呪文面は、蘇生効果に関しては今回の構築ではごくたまにデドダムを蘇生可能であるだけであるが、とこしえの超人、イッツコダス・ケイジなどを採用している場合は蘇生効果も現実的なものとなる為、採用の価値は上がる。1-2回素打ち(リンフィニティを含む)できるコストで、即時除去を放ちながらリンフィニティでブーストができる。
光ギアラ
闇ギアラと並んで、デッキのカラーリングとの兼ね合いでバラギアラ採用の筆頭格となるカード2枚目。
タップトリガーである為受けとしては遅延札の扱いであるが、アルカディアスモモキング下で有効トリガーとなるなど、こちらにも明確な役割はある。
呪文面は闇ギアラに比べてはシャコと噛み合っていて、リンフィニティはこのクリーチャーないし他のクリーチャーで殴り返す札としての使用となる。汎用性の高いギアラの中では、シャコのエクストラウィンと噛み合っている呪文面となっている。
7/6 追記 何を思ったのか執筆時これ以外のバラギアラをチョイスから出せるような扱いで記述していたのですが、チョイスから出せるのは光と闇の二種だけです(重要)のでその部分を削除しておきました。
偽ギアラ
チョイスから使える………!?
水上第九院 シャコガイル×2
アドバンス然り、ベンチョイスの登場によって再度日の目を見る事になったカード。このデッキにおいては、過去の「アナカラーシャコガイル」の様に手札循環をする役割もあるかと言うと、ほとんど無い。
ただフィニッシャーで明確な採用枠でありながら水単色である点は優秀で、序盤の3ターン目のマナ置きや、野良ブーストの際に重宝。
ベンの効果で墓地を全てマナにおける為、エクストラウィンにとってはデメリット効果として用意されているはずの墓地をシャッフルする効果をほとんどデメリットとして感じずに使用できる。
ただ、ぴったりかそれ以下に山を調整する必要があり、例えばシャコガイルを立てて山6ー8枚程でターンを返してしまえば、除去を当てられれば6枚の場合開始時ドローで負け、それ以外の場合でステゴロを打てた場合でも、ベン効果の使用でほとんど墓地がなく、ベンがいないもしくはとこしえ等で召喚の芽を摘まれてしまうと敗北してしまう。
また、デドダムや火噴くナウ、VV-8等を先に使用する場合は、後続でベンを出さない限り墓地のカードは山に還るので、札の使用順序や、墓地が増えるかと山枚数の確認は適宜行う事。
山が必要枚数以下に減らせていない状況でシャコガイルを出してしまうのは悪手で、シャコガイル以外に山回復手段は先にブーストを伴うステゴロのみである為、ターンを返さざるを得ない場合はロストを打つとか、ベンを複数体立てるなどしてターンを終える。ベンがいる場合は次ターンに召喚効果を再度使用できる為、遅延ができれば良い。
特にとこしえ等での牽制でターンを返される場合は、素出しシャークウガ等の除去や、トップシャコ等、今までも回答を引いて勝利した場面がある為、見据えておく事。
5、各種採用検討カード
あくまで、今回の構築についての採用検討カードである。特に掘り下げるべきものを選んで解説している。
フォース・アゲイン
あまり他の人の構築に採用されているのを見た事がないのだが、シャコフィニッシュに限っては汎用性の高い札であると考えている。早期にVV-8の着地に至った場合は、再利用も見据える事ができる。
そもそも、現在の構築でも「最大値」という考え方を反映できておらず、一旦ただ丸くしたという形であり、自分の動きの「最大値」を考える上では真っ先にこれが思いつく。
とこしえの超人下では機能しない札であるものの、カラーリングも優秀であり、序盤からプレイできると考えると、採用は十分に考えられる。
悪魔龍 ダークマスターズ
今回の構築は、準確定枠をとってもネバー機構を搭載する余地があり、ドルマゲドンのないオリジナルではネバー軸での採用がほとんどであると考える。
逆にアドバンスでは、封印を剥がすという明確な役割を果たすことができ、特に同型戦で機能する一枚であろう。
最初は気づかなかったのだが、アドバンスでのドルマゲ採用はvv-8機構をドルマゲ効果によって生かす事がしにくいと判明した為、アドバンスにおいてはマゲ採用は見送るか検討中なのだが、アドバンスで使用時に蒼龍から出して中後半の遅延札として機能していたのを見ると、採用する価値はあるのではないかと思った。
凶鬼01号 ドケイダイモス/アレックス・ギアーズ
一瞬検討していたカード。
ツインパクトにありがちな、「汎用カード」だが「明確な仕事」をしているかと言われると…なイマイチなカード。
もちろん、採用の上では他にハンデスを2枠以上とった上で3枚目以降、の様な刺し方となるであろうが、シャークウガ同様、チョイスから即時で呼んでこれる点、受けを強化できる点、墓地から召喚できる点を踏まえて、ダークマスターズに併せて言及しておく。
フェアリー・ギフト(※追記)
マナロックなど明確に早期に出したいクリーチャーが存在するため、採用が考えられる枠。
マナロック以外では、アイチョイスやザーディクリカといったクリーチャーを早期に展開できるのが主な役割か。
アイチョイスを早期に展開し効果を使いながらブロッカー/スレイヤーを建てる動きを想定できる。
特に速攻対面、トリガーでブーストのできる火噴くナウを踏んでブーストできたにしても、また他の札で耐えたにしても、返しのターンでの動きを柔軟にするカードであろう。
自身もアナカラーの単色でありながら、多色事故緩和にもなっているため優秀。十分に採用が考えられる枠。
光牙忍ハヤブサマル
後半はベン効果での召喚も可能である。
一枚で例えば閃の3点、ブランドの大型の2点を受け止めたり小型の除去札となる。
基本採用するべきカードであり、そのためには受けの配分が重要であり、今の所は多分回った際他のどのカードに比べても受け性能が高いのであるが、単純にデッキ自体がまだ受けを一貫し切れていない印象があるので、解説記事を書くにはふさわしくない段階かもしれないが一旦「ただ」抜けている。
これも然りであるが想定対面、厚く見る対面によって、ハンデス枠等と共に調整していくべきカードであろう。
Dの牢閣 メメント守神宮
アドバンスでは既に結果を残しているカードである。アイチョイスから出せるのも噛み合っている。ただ、これを採用する場合は同時採用でとこしえや単体の受けトリガーのクリーチャーないし蘇生札が充実してこそであると見ている。
ハヤブサ然り他のカードとの兼ね合いの枠であるが、これ一枚で捲れない状況を捲る事ができるような性能であるのは確か。
シャークウガの3枚目
わざわざ項をとって解説しておく。
少しやりすぎなようではあるが、最近赤単が結果を残しているので、儀式3シャークウガ3の機構を入れるというのは実際に考えた。下の呪文面が赤単メタとして特に優秀であり、シャークウガ自体は後半以降ビマナには除去としての利用が考えられるので、受けの安定性という意味では非常に役割を持てていると考えている。
「闇の魔改造」が本当にトリガーとして優秀であるため、一考の余地あり。考えるより試す事。ただ例によってシャークウガもゲームを決定する性能を持ち合わせていない単なる「汎用」というか「柔軟に見える」カードである為、今後よりシナジーを形成できる他のカードが見つかると、真価を発揮するかもしれない。
色は前述の通り優秀な部類。
まずは、確定枠・準確定枠+1儀式、映えタタキは適宜抜ける札というような割合でデッキ基盤を構築し、VV-8機構然り、残りの枠でシナジーの最大化やデッキの方針をより枠に対して効率的に行えるように、各々構築していくと良いだろう。
6、おわりに
まずは、何より自分がこの記事を書く事になる動機は、私とdmvaultで対戦してくださった方々や、この構築で遊んで頂いたり、シャークウガという発想を褒めて頂いたりしたdmvaultやTwitterの方々あってこそ生まれたものです。
発信力は砂粒程度の私に、きっかけを作って頂いた方々に、感謝致します。
そして長文の記事をここまで読んでいた方々、本当に本当にありがとうございました。
今回の記事については、初めから終わりにかけてさらっとでいいので読んで頂くだけでも、言語化した文章を見る事で少なからず構築の感覚を掴んで頂けると思います。本記事では、VV-8というアプローチと、構築の感覚を伝える事、そして間接的に読んで頂いた方々の構築力を少しでも刺激できれば著者は大変嬉しいです。
また今後の進展によっては、記事の追記も考えております。
ちなみに余談ですが、この「やばいベン」という発想の欠片もないネーミングは
「やばいべ」+ベンをあわせたものというなんとも浅はかな言葉遊びに由来するのですが
この名前になったの、は某プロジェクトの元メンバーが動画で結構仰っていた訛り口調の「やばいべ」が頭に残っていたというのが大きいです。
例によって、今回の構築の内容を全く表現できていませんが、悪しからず。
最後になりますが、この記事が「やばいべ」と思って頂けた方は、note下部の♡マークを押していただけると、大変嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では皆さんも今日から、禁断機動で相手を「ぶいぶい」言わせましょう!
ぶいぶい!
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