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君は「ディアボロス Z」を4体覚醒させるデッキを知っているか

どうも、改心丼です。

今回は、ふとした発想から、最高にロマンのあるデッキが産まれたので、そのデッキについて紹介していきたいと思います。

事の発端はTwitterのタイムライン。

フォローさせて頂いている方が、「5C蒼龍姫様」というデッキを作ったらしく、その事をデッキをテストプレイされている画像と共にツイートされていて、

自分は過去に姫様入りの蒼龍を握っていたことがあった為、どんな構築なんだろうと思って、質問をした所、ツイート主さんが返信をくださり、そこで多少姫様入りの蒼龍について会話を交わしました。

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会話をして、「そういえば姫様入りの蒼龍って強かったなー」と、過去のdmvaultでの構築を振り返り、「現在のプールでまた作ってみようかなー」そんな気持ちが芽生え、過去の構築や姫様の能力をぼんやりと考えていた時に、短絡的にこんな発想が生まれます。

「姫様プリン、案の定コマンドじゃん。」

「VV-8君の出番だ」

VV-8入りのベンチョイスで彼にお世話になっていた私は、半ば「何にでもデドダム」のような発想を介して、この組み合わせを思いつきます。

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発想というものは見るからに短絡的以外の何物でもなかったのですが、少し実践を見据えて眺めてみた所、プリンプリンはターンのはじめにエクストラウィンできる効果を有している為、プリンプリンの効果でサイキッククリーチャーを呼び出しながらエクストラターンを取り、相手に干渉されずにエクストラウィンできるルートを確保できるのかもしれない、また、サイキッククリーチャーでも封印を剥がせる、そう考えると、この2枚は意外と相性がいいんじゃないだろうか、という風にも見えて来ました。

また当時からお決まりのムーブなのですが、「覚醒を進化先が引き継ぐ」という裁定とマティーニを利用した、ラストストームの「即時覚醒機構」というものを超次元ゾーンに積み込むことが出来、相手依存ではあるもののラストストーム攻撃から勝利セットを揃えるなり、ディアスを呼び出して終了時覚醒させるなり出来、超次元を調整すればサイキック・クリチャーをターンのはじめにコスト100以上用意し、プリンのエクストラウィン効果を満たすことが出来たので、当時「殲滅の覚醒者ディアボロス Z」を出して実質獲得するような感じだった「エクストラターン」を能動的に得る、エクストラウィンを確定させる事ができる札として使える可能性も見えて来ました。

他にシナジーとしては、「時空の支配者ディアボロス Z」の覚醒条件で封印を剥がす事が可能であるという事も見つかりました。しかしそもそもプリンのエクストラウィン効果は、プリン1枚からコスト100以上を1ターンで能動的に揃える動きをするためには完全に相手の盤面依存である事もあり、メインプランとして据えるには難点がありました。またも短絡的な思考で、「大地」系統のカード等を用いて相手のクリーチャーを盤面に持ってきたり離したりするのか?「九十九語」を用いて相手の盤面を無理やり作るのか?等浮かびましたが、いずれもメインプランとして据えられる程現実的ではない、あるいは構築を圧迫しているという風に思う所でした。

そんな時、目に止まったのがこのカードです。

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これについての記事も執筆し、多少dmvaultで使用していた「チェインベンチョイスループ」はチェイン1枚からベンチョイスを降臨させ、蒼龍の大地からゾルゲを出し、2枚目以降のチョイスと、蒼龍・儀式を使って無限マナブーストを可能にし、適当なタイミングで2枚目以降のチェインレックスを降臨させる等によって、「獣王の手甲」を用いてチョイスストックを無限に貯める、というものでしたが

ループパーツに「獣王の手甲」というループか終盤の特定のタイミングでしか昨日し得ないようなカードや、フィニッシュカードとして「アルカディア・スパーク」が入っている事も含めて、そもそもループ用に沢山デッキの枠を割いておきながら、デッキパワーを下げざるを得ない、という状況が発生していました。

「蒼龍の大地」という共通点から、この発想に至った訳ですが、まず、ループの途中で蒼龍の大地、から出す事は容易であろう、と推測をします。その上、でこのカードは「9」と高コストではありますが奇数コストである為、出せたとして以前同様サブプランになるのではないだろうか、とぼんやり思います。

ただそこで「プリンから出せるサイキックが、チョイスにつながるコスト8であればいいのではないか」、と思いdmvault検索をかけてみます。するとコスト8の自然のサイキッククリーチャーは1体もいないことが判明し、肩を落としそうになって、一つのカードが自分を導くかのように目の前に存在している事に気づきます。

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「チェインレックスに反応する…だと?」

運命の歯車が動き出します。

まずは少なくとも、プリンを間に挟んでも、チェイン一枚で現在と同じようなループ方法を取れることが確定しました。

実質プリンプリンは、ノーコストで降臨する事ができるという立ち位置で運用できる、そう思っていると

「ゾルゲでプリンプリンを無限バトルさせれば、超次元クリーチャーを無限に出して、プリンプリンをループパーツとして使えるのではないか」

と、紅蓮ゾルゲやゾルゲジョギラスタというデッキの存在もあって、フィニッシュパーツとしての運用を考え出します。既存の基盤でもループは可能ですが、これは同時に、ループのみに必要で採用されているようなカードを切るとか、カードパワーや汎用性の高い一枚に交換できるという事を差していた為、意味があるアプローチでした。

ここである程度コンセプトが固まって来て、「VV-8」も途中で挟める可能性があるし、という事でとりあえずデッキを組んで見たのですが、「獣王の手甲」は少なくとも積まなければ山切れを起こしてしまう、のだと気づき、またVV-8はどのタイミングで出すのか分からず、やはり既存の型とほとんど同じになってしまうんだろうか、そんな事をリストを見ながら思っていました。

山札切れをケアできるカードって、「獣王の手甲」以外にないんだろうか、そう思っていた時に、このデッキのために生まれて来たと言わんばかりの素晴らしいカードを思いつきます。

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そして

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ここで全てを察します。

直後に、「7コスト」はチェインレックス下でプリンを出した時に反応して呼べるという事に気づき、ループの効率化という以前に、フィニッシュにプリンを採用した状態で、デッキ内でプリンが大化けする事を察しました。

こうした過程を経て、出来上がったのが以下のリストになります。

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(リストは試作段階ですので、テンプレートとしてお考えください)

ストーム以外のサイキックを揃えるか、ストームとディアボロス3体を揃える事で、ターン開始時にマナゾーンのカードをシャッフルしディアボロスを全て覚醒させる事で、エクストラウィンをすることができます(死ぬ程かっこいい)。

VV-8入りのベン、チェインレックスに触っていなければ、自分自身の発想でここまでたどり着かなかったと思うので、運命とは奇遇だなあと、また思う今日でした。

ループ方法については、ルートが沢山存在する為割愛しますが、質問があれば@kaisindonまでお寄せ下さい。お時間を頂く場合もありますが可能な限りでお答えいたします。

チェインレックス一枚からループに入れますが、基本的にはチョイス、ゾルゲ下でベン、チョイス、儀式、蒼龍を主なパーツとして、パーツの状況を見ながら適宜効果を使っていく形になります。状況によりますが、ゾルゲさえあればベンを含めて全てのパーツを墓地に送った上でベン効果を使用でき、ベンを出すとチョイスまで予約できますし、一旦止めてベンの召喚効果を含めてループを行うことも可能です。さらに、ベンの効果で試練、バトルさせて墓地に送ったマニフェストをマナゾーンに置ける事から、ディアボロスを利用して無限エクストラターンを取る事も可能で、決まり切ったループルートでのフィニッシュという感じではありません

最後になりますが、この記事が面白いと思って頂けた方は、この記事の拡散や、note下部の♡マークを押していただけると、大変嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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