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確定枠で、ごぺンなさい。

こんにちは、kaisindonです。
 
今回は【アナスタシスループ】の紹介と、デッキ構築のちょっとした小話をお届けします。

【リスト】

デッキレベル:カジュアル(俗人フォーマット)

【構築理由】

アナスタシスがBOOKOFFの30円ストレージに4枚落ちていたので。 

【構築の簡単な流れ】

①アナスタシス主軸山を作ると決める

→今回はゆるゆるな縛り(超3つつくくらいカジュアル)

②初動ヤッタルワン+ミーア&ナイフ星域、中盤はメカオー軸まで決定
→初動がこれだけ現代よりの札で固められ、中盤以降を[固定パックの下地で基盤には困らず]最近まで強化され続けているメカオーで組めるとあってかなり期待(綺麗な山ができそうだから)

ペテルギウスファイナルキャノンを横目に見ながら、鬼羅丸はロマンであっても蛇足と断罪しつつVANウォッチよりローゼルドという自明性<汎用性なオカケン眼を発揮

※VAN→つまらない ウォッチでもいいがフィニッシュに一切の個性(強み)がないし、 VANやウォッチ「だけ」ならそれも柔軟性がなく一過的なフィニッシュになってしまう可能性がある

フィニッシャー性能は◎。

④オカケン眼でループを発想しハリクロを考える。

⑤封印せしXやVV8等封印除去に(実質の)追加ターンギミックが多いためかオクトパンクがよぎる。

思いつきにあまり理屈はない。
強いて言えば札自体の環境のみの用途や自分の真面目さに関係なく、普段から遊び心で札を見ているからだろうか。
いや多分、最初からだらだらに興じる気しかない。

⑥(試みた事がないのでこの時点ではできるか曖昧な見立てでいたが)現在のルールならアナスタシスを退化させて、キャノンの進化GVの時点で複数枚のカードを含んだ進化元を普通に作れるのではないかと気づく。

→この時点のリストで、「回ればオカルトアンダケイン」に到達。

→アナスタシスの退化を繰り返しながら下が6枚のペテルギウスファイナルキャノンを用意、そこから再度可能な限りアナスタシスを横展開して打点十分でフィニッシュ。アナスタシスまで並べるのは聞こえがいい様で、アナスタシスの進化元もオクトの除去に巻き込む事で山札切れもケアできる為、実現可能。

⑦結構無視して回していたが、おそらくオクトが一般にあまり使われない理由でもあろう「マナ武装」の必要性と、このデッキにおいても達成は急務である事に気づく。

ここで新弾噛み合うのもう運命でしょー。


クセ者につきの存在に気づき、ここまででおおよそ、捲りの不確定要素以外全てをクリアした、実現可能な「アナスタシスfeat.オカルトアンダケイン」のリストが完成。

そのウサギ、クセ者につき。捲り依存を緩和してさらに「デッキ」に近づける為には、序盤のヤッタルワンの過程でクセ者を用意できるのがベスト。

→デドダムやwithダークネスはすぐに思いつくが、ムーンナイフ3-4で回していた際、アナスタシスで捲れた時の種族が気になっていたので、そんなに簡単な話ではないなと(アナスタシス→アナスタシスのムーブからテンポを取っていく事も多かった為)。

闇入りのアナスタシスの進化元?

多色ばっかり(当然)。ヒャクメが一番優秀そうに見えて、強制ブーストが痛い(それで強かったらもうそれはただのトリガーヒャクメ)。

⑪1Tの多色埋めを含め、2Tクセ者が理想。闇単色のアナスタシスの進化元…?

おなじみのやつ(アークセラフィム)。
???

\(この2枚しかないじゃん)/

ジゴパルは「盾落ち札不採用でも」複数枚採用でそれを無視できるループデッキの構築方法、に対する禁忌的行為を犯しているので厳しい(採用して進化元として使おうとするとそれを犯す事になる)。

呼んだ?呼んだよね?今呼んだよね?(他局)

見限っちゃって、ごペンなさい(まあ見つけてこれしかなかった時はビルダーとしてむしろ大歓喜でした)。

リスト(再投下)

星域4-デドダム3-ごペン4が個人的には良かったですしオカケンっぽいんですが、枠の関係で星域3-デドダム-4-ごペン3(1枠キャノン)としてとりあえずデドダムはしっかり通してみる事にしました。

デドダム3でも2-4の4のTにデドダムorスペースで6枚用意できるようにはなっています。

実際のところリソースがないと星域から入る事も難しかったりする部分があるので、非進化元ながらデドダムを採用できる事が悩みの種となっています。

まあそれでもデビルベッカム、通称デビカムの気づきによって、元のデッキ視点で言えはデドダムを別にしても、クセ者につきをより安定して使う事は可能です。その場合は2-4でのスペースから5のターンのメカオー展開の線が太くなるかと思います。

【デッキの基本的な回し方】

2-4スペース
2-(2+ミニロボ)
等々のマナカーブから5T目以降[進化元3+プラス1体]の盤面から星域アナスタシス

基本はそこから星域やハリクロギミックでアナスタシスを繋ぎつつ山札を掘っていく。

最終的に[アナスタシスを投げる時点で山札を最低3枚]に調節の上で、[アナスタシス→ハリクロとオクト]を半永久的に回し続ける。

この過程で[下が6枚のペテルギウス・ファイナルキャノン]を作り、その後[下が0枚のアナスタシス]等々を横に添えてフィニッシュ。

【回し方の補足】

初見だと何をしているのかが分かりにくいデッキだと思うので、理解を深めたい方は一度パーツを回してもらうのがおすすめです。

進化GV系の進化元ですが、ファイナルキャノンの下にはドリームメイト等質の低い進化元を集める、オボロ等手札に回したい必要パーツは極力進化元にしないか、総枚数を確認した上でどこかのタイミングで除去する前提で動くといいです。

ペテルギウスの進化元の質は、基本は一番落とせても進化条件的にドリメ3枚、手間ひまかければドリメ6枚で構成する事も可能です。質以上に何より枚数なので、(1+1+4)か(1+2+3)か(2+2+2)で6を作るイメージをまずは持てればいいかなと思います。ちなみに、ペテルギウス自身は普通星域かアナスタシスで射出します。

最も、質と言っているのは下6枚のペテルギウスを作った上で残りの山の質を極限まで上げる話で、それを利用して「ミニロボ」が刺さる相手なら最終的に「ミニロボ×4」を横に並べて殴るような鬼畜をしたいが為に、意識する事です。

山札から捲れたオクトの効果は、オクト自身と横のハリクロに加えて残り任意の6枚除去で[下を残すか][上(アナスタシス)を剥がすか]と言った感じですね。

ちなみにカード指定除去のため、下から2枚目以降のメカオーでも意義を作れたり、間違って下に置いたメカオーを持ってくる、レスキュースペースを一旦下敷きにして復活させるとか、プレイミスや本来ループ不能に見える盤面をやり過ごす効果として使う事もできます。

ループで動く盤面外にレスキュースペースとクセ者につきを置いておくとスムーズで、スペース下ではオボロは1コスとして頭数にも寄与します。

【基本確定枠】

・序盤のヤッタルワン系

細かく頭数を稼ぎながらマナを伸ばし、5T目くらいに星域からアナスタシスを投げる時に重宝します。それと手札を減らす事をデメリットとした上で、2のTではむしろ多色を吐けるのがメリットでもあります。

星域3はデドダムが見えていても舐めているかもしれませんね…。

・デビルベッカム

クセ者につきを最大限生かすなら4、構築を寄せる事による再現は難しくない方です。

・オクトパンク

星域の種には非進化元を許容できる事、正直初手5枚から星域まで手札が繋がるか怪しい事を以てのデドダムですが、アナスタシス以降ファンクション枠はオクトが+クセ者で担えるので先にこちらを優先しています。ベッカム同様構築の再現性で優先度を決めています。

・ハリクロ

盾落ちを考えると最低3かなと思います。ただしドロソに困れば出した時の出力が落ちてしまうのでデッキ内のドロソの調整は必須かと思います。

・オボロ、オリーブオイル

オボロはアナスタシスで出すクリーチャーを山札に返すのに、オリーブオイルは星域を山札に返すのに使います。ハリクロ同様盾落ち想定の3です。

【採用検討枠】

・タイムチェンジャー

オカケン眼とか言って最初から見ていなかった部分かなと思います。ループ以外で使えない・パワーの低い・汎用的でないフィニッシュ用の札を感覚的に嫌っていたら、積まなくてもフィニッシュできるようになっていたというのが今回です。メテオバーンを利用する札にとってはピンポイントでギアを上げられる札なので、1枚〜積むのも一つなのかなと思います。

・ヤッタルワンGS(ドリメ)

単色なのはクセ者に優っていますね。やはり星域との噛み合いがいい札です。本家も純粋なヤッタルワン系進化元が欲しければ視野に入るでしょうか

・わかりミーア(ドリメ)

2で手札が減らない事、アナスタシスの枚数不足を補いつつのマナのジャンプアップや、ハリクロとの組み合わせで状況打開札になる事は多いです。

ミーア→ハリクロAチャージ→ハリクロBでのケアや、下を0枚にしてからアナスタシスを送って山札を減らしすぎない、とかは多少テクでしょうか。

・シャッフ(メカオー)

シャッフこそ完全に上級者向けな札であると思うので、(構築、プレイ、シャッフ眼が安定するまでは)様子を見ながらの採用であるべきかなと思います。一旦保留。

・マーキュリーギガブリザード

(イラスト、効果、再録なし、値段まで全てがイケメン)

勘のいい方はお気づきになったかもしれませんが、このデッキにマーキュリーを採用すれば通常下に3枚の所任意で4枚以上を含めて”クソデカマーキュリー”を爆誕させる事ができます。こちらもフィニッシュ性能は◎です。

・ジゴクパルテノン(セラフィム)

最終的に純度100%でループフィニッシュしない場合、シルトやエメルーダでクロック入り残盾を作る等々でケアをする場合がありますが、裏盾を作れるという意味では使う機会があるかもしれません。
アナスタシスは任意なので、不用意に盾を作ってしまうデメリットのみを嫌う場合についてはケア可能です。

・アクアベララー

道中で噛むとトップの質を上げたりボトムを固定したり等でアナスタシスやドロソと組み合わせて活躍します。
非進化元ながらピンでも機能するレベルだと思います(1枚が何枚にも化けるような札です)。

一応ペテルギウスのフィニッシュで相手のトップを固定する役割も持てます。

ベララーについてはオボロで先に見るのか下に送るのかで[見れる公開領域]が変わったりしますし、アナスタシスを使う際も参照する5枚のセットについて、トップに固定するか、下に積み込むかというのは択になります。

・ラビリピト

黒単色で、アナスタシスの効果は召喚の為。これよりはファイナルキャノンの方が優っていると思います。今は今でキャノンで形になっていますが、cipループを通す線もありますね。ループ札にせよフィニッシュ札にせよ、既にハリクロとオクトを取っている以上非進化元を採用しすぎると本来の動きが損なわれてしまうのには注意すべきです。

【おわりに】

ここまでお読み頂きありがとうございました。

思っていた事はほとんど書いたつもりですが、何点か抜け落ち部分がありそうなので、自分でも記事を見直しつつ、思い出す事があれば追記します。

アナスタシスを拾って遊んでいた所から、新弾の札や通常採用が見られないような札まで意味を通して飛躍する事ができ、今回は著者もいつになく運命的なものを感じていますね。

最後に、よければ記事のハートボタンのタッチや、RT等での拡散をして頂けたら嬉しい限りです。


長文になって、ゴペンなさい。

——  kaisindon


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