7/3(土)JBCF西日本ロードクラシック広島大会 E1【14位】
6月20日に予定されていた全日本選手権が延期となり、前回の群馬でのレースから2ヶ月ほど空いての参戦。
レース会場は広島森林公園サイクリングコース
全日本選手権も同コースで行われるため予行も兼ねて体を慣らす。
初めて走るコースのため動画でもしっかり確認しておく。
天気は曇りだけど、蒸し暑く気温は29℃前後
補給のタイミングも重要になってくる。
■目標
■結果
※完走率24% (完走者18名/75名)
■コース
広島中央森林公園サイクリングコース一周12.1kmを10周回。総走行距離は121.1kmと3時間を超える長丁場のレース
序盤の下り区間は道幅も制限されかなりスピードが乗る、中盤は足を削る短い上りもある。
このコースのポイントである三段坂、展望台の登りも強烈で、間違いなくここで勝負が決まる。
試走をしながらコースレイアウトを頭に叩き込んで挑みました。
■参加メンバー
来年の全日本選手権資格がかかるレースのため、メンバーはかなり濃い。
6月に行われる予定だった全日本向けて皆さんコンディションを高めていたので、相当激しい展開が予想される。
関西圏の強豪レーサーに加え、小橋さんの参加でレベルはかなり高い。
上記のメンバーがレースをコントロールする展開になりました。
当初の作戦としてはVC VELOCEの池川さんを起点として少人数の逃げが決まると想定して、そこに自分も絡む展開を想定して臨みました。
■レース
気温が高いせいか心拍数が高く、パワーが出ていない。
コンディションは悪くなかったと思うけど、やはり暑さ耐性に問題あり。
スタート位置は最後尾から。
序盤の下り区間はかなり早い。集団も大きくラインキープできていない選手もいて結構怖い。でもブレーキかけるとそれだけでロスになるから前の選手を信じて走る。
E1クラスはやっぱり余裕のある選手が多く、お互いがリスペクトし合っている。
三段坂のペースも早いけどまだまだ許容範囲、展望台の登りでチェーンが外れかけそうにるけど、アサヒの古川選手に背中押していただき復帰 (感謝🙏)
2周回目も早いけど、まだ余裕はある。積極的に仕掛けるのは小橋さんと、松山城南高校、原田さん、中川さん、川勝さん。
思わず「強すぎるだろ」と声が出る。
終盤の登りで毎回体が熱くなって、下りで休む。
オーバーヒートにならないように冷静に走る。
3周回目の下りでSAITAMAの選手がラインキープできず斜行してきて、接触しかけるもリカバリー。後ろの選手に迷惑をかけてしまった。その後VC福岡の八幡さんにフォロー入れていただく(感謝🙏)
この周回以降、肩に力が入ってしまい、上手く下りで休めなくなる。少しずつ余裕がなくなる感じ。
この時点で今日、自分は勝負に絡むのは難しいと思っていたかもしれない。
単独での落車や接触も近くで起こりストレスを感じた。レースが進むにつれて疲労で結構余裕のない選手も出てくる。条件は皆んな一緒なのでいけるとこまで行く。
チームメイトが補給の内容を事細かくレース中に聞いて、ミスなく渡して下さる。ボトルの水が当初予定していた分がなくなった時も買い出しに行ってくれた。本当に感謝。
1番キツかった5周回目の展望台の登りをこなす。
次の周回のペースアップ持たないと思っていたら案の定、6周回目の登りのペースアップでドロップ。完全に心が折れた
あと50km弱、1.5時間以上走ることを考えただけでまた心が折れる。
半周ほど単独で走っていると、後ろから5名程のグルペットに吸収される。水野さんを軸にローテーションをしているけど自分を含めかなりキツそうな表情。申し訳ないけど少しの間休ませていただく。
パンクした池川さんも合流するけど、池川さんのペースが早すぎてグルペットが登りで毎周回崩壊。
平坦のペースも噛み合わなくて疲弊していく一方なので、比較的ペースの合う池川さんと一緒に少しでもリザルトを上げるために、2人でグルペットを抜け出して協力して走る。
池川さんはこのレースにかける想いも強かっただけにとても悔しいはず。
自分は不甲斐ない走りに苛立ちを感じる。チームにも申し訳ない。
最後の2周回を2人で最低限のコミニケーションを取りつつ走る。
後ろの選手に追いつかれることなくそのまま14位でフィニッシュ。
完走者は18名/75名中とサバイバルな展開となり、力のない選手は完走すらできない厳しいレースでした。
「申し訳ない...」
チームカーに戻った時に咄嗟に出た言葉。
正直もっと走れると思った。
せめてあと1周残れていたら、まだ勝負できる可能性があったかもしれない。
それでも表彰台圏内を狙うにはかなりの差はあることは理解できた。
精神面や練習量でも上位選手と比べると劣ることが分かったことは収穫。
自分よりも上位の選手、表彰台に登られた選手は実力、メンタル共にハンパなかった。
どうすれば彼等と対等、それ以上に戦えるか模索していく。
■最後に
この様な状況下で開催して頂きましたjbcf関係者の皆様、本当にありがとうございます。
そしてレース中のサポートや移動などチームメイトの支えがありレースに全力で臨めました。感謝です。
結果は自分自身納得のいくものではありませんでしたが、課題は明確化できたので、前半戦のラスト「石川ロードレース」に向けて切り替えていきます。
このままでは終われない🔥