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7/11(日)JBCF石川ロードレース E1【8位】

西日本ロードクラシックから1週間たち前半戦ラストレース、石川ロードレースへ参加してきました。

開催場所は福島県石川町、まさか自分が福島県まで行ってレースするとは思ってもみなかった...
名古屋から福島県のレース会場までは片道580km...

前回に引き続き伊藤代表が漢の一本引きをしていただく。先ずは冒頭に感謝の意を述べさせていただきます🙏

今回、TEAM ORCAとして伊藤代表、初川君、そして新規加入の望月さん、自分の4名体制で挑みました。
チーム初の女性選手で6月に行われたMt.富士ヒルクライムの女性チャンピオンである望月さんの加入はかなり心強い。

■会場前日入り

朝の9:00に愛知県を出発して8時間ほど移動、コースの試走も兼ねて前日に福島県入り。望月さんが過去に走った経験があるため道案内をしていただく。
全長13.6kmの公道を使用したコース。ポイントは4kmの緩い登り坂とスタート直後の1分程の急な登り。間違いなく勝負どころになるので、前々で展開する必要がある。単純なパワーコースというわけでもなく、走り方次第でかなり温存できるので冷静な判断も求められる。コロナ前で実に2年ぶりの公道コースなので気持ちが高まる。

E1は1周13.6km×5周回の68.0km

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コースは試走中の登り区間で一瞬上げてコンディションを確認する、悪くはない感じ。初川君の調子がかなり悪く顔色も優れない、体調不良かと心配。望月さんの動きはキレッキレで登り区間で飛ぶように走る、意識して自分も踏まないと離されてしまう、強い...このコースはかなりアドバンテージがあると感じました。
チームメンバーへの期待と不安を感じながら1周試走してから、宿泊するホテルへ移動。

夕食は白川市内で1番美味しいと言われる「手打ちそば 和楽」で冷かけ蕎麦を堪能する。確かに美味しくてびっくり。店員さんと料理の美味しさに多少のギャップを感じつつも完食🙏 おすすめです。

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ホテルの温泉で湯船に浸かりリラックスした状態で、翌朝を迎えました。


■目標

・3位以内


■結果

・8位

※完走率52%(完走者49名/93名中)

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■参加メンバー

・VC VELOCE:池川さん

・Roppongi Express:高岡さん

・たかだフレンドレーシング:米谷さん

・MiNERVA-asahi:川勝さん、古川さん

・バルバレーシングクラブ:寺崎さん

・Team BFY Racing:福田くん、五十嵐くん

・湾岸サイクリングユナイテッド:雑賀さん

積極的に攻めてきそうな選手は、米谷さん、福田くん。関西勢の池川さん、川勝さんが動いてきたら自分もチェックするように意識。4名以上の逃げは絶対に見逃さないように。

高岡さんの存在も不気味だけど距離が長くない今日のレースでは本来の走りができないと思う。
長い登りもあるため勝負どころを見極めて終盤に攻める。人数を絞れたところをスプリントで行く作戦で走りました。

■レース

・コンディション:普通
・体重:60kg
・走行時間:1時間45分 (トップから+13秒差)
・Ave:38.5km/h (MAX71.9km/h)
・NP:258W (MAX1090W)
・平均ケイデンス:96rpm
・平均心拍:170bpm(MAX190bpm)


スタート2分前にまさかのトラブルでびっくり。
(計測タグが...以下省略)
でもここで冷静に慣れた気がする。

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西日本ロードで全く歯が立たなかったネガティブなイメージがあり、正直登りでついていけるか不安で仕方がなかった。こればっかりは走ってみないと分からないので、走りながら自身のコンディションを確認する。
チーム代表の伊藤さんに補給タイミングについて話す。伊藤さんのボトルパスは絶妙で今のところノーミスなので安心して補給できる🙏

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ローリングなしでいきなりスタート地点からでレース開始。短い急坂区間へ、キツくないペースでアウターで登り切る。
この時はまだ晴れていて下りのスピードも70km/h以上出るけどコーナーも問題なくこなせる。アタックは頻繁にあるけど有力選手の動き以外は全てスルー、勝負どころまで温存。4kmの登りはやっぱり米谷選手が強い、間違いなく参加者の中でNo.1の登坂力だと感じた。でもマークする選手は皆さん同じなので、米谷さんがペースを上げない限り集団も落ち着いてる印象。登りに余裕がありそうなのは、福田くん、米谷さん、川勝さん、高岡さんのあたり。寺崎さんは序盤かなり温存していて不気味。

2周目に福田くんと古川さんが2人逃げ。これが本当に強くて最大1分差にまで広がる。
4kmの登りで有力選手が一気に牽引して集団も半分以下にまで減る。この周回の登りが結構キツかったけどなんとかクリア。選手の顔色や選択しているギアもみれていたから比較的冷静に走りていたと思う。

3周回目に雨が降り出して路面はフルウエットに。直角コーナーで高岡さんの番手に着いて曲がるが、かなり遅い...FSWのトラウマがあるのかな。(気持ちは分かる)
ペースも落ち着いて比較的休みやすいスピードに。それでも福田くんとのタイム差はつまらないから、この雨の中相当なスピードで走っていると思うと恐ろしいな。

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4周回目の長い登り区間で米谷選手が強烈なアタック。これには誰もつけないけど集団が追い縦長に、後ろに居ればいるほどキツいと思うのでポジションを上げる。ここで集団は30名以下にまで絞られて、ラスト周回へ

スタート地点を過ぎて急な登り坂で再度ペースが上がり、米谷さんを吸収。ペースが上がった集団は勢いそのまま、福田くんも吸収してアップダウン区間へ。
ラスト6km手前で自分から仕掛けて集団を揺さぶる。集団が後ろから来たのを確認して踏み止めるけど、そのまま川勝さんが下り区間で飛び出して独走開始。
この時点では捕まると思っていたけど、4kmの登り入る手前で川勝さんと30秒差、「やばいな」と思ったけど時すでに遅し。集団もペースの上げ下げが激しくなり安定しない。福田くんのアタックで2人で抜け出すけど集団も容認せず、そのまま川勝さんが逃げ切り優勝。本当に強かった。

寺崎選手のアタックにも反応できず、3位争いのスプリントまで残るも仕掛けるタイミングコースを見誤ってしまう、ゴール前で垂れるエルドラードの選手に被さりそうになり2回ほど失速して加速できず8位でゴール。

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ゴール後に、雑賀さんに「塩澤くん、あれはしょーがない」とフォローいただくも。完全に自分のミスで表彰圏を逃した。後で強くあたってしまったエルドラードの選手に謝罪。「本当に申し訳ございませんでした」と
あの場で冷静な判断ができなかった、もっと早く仕掛けるべきだったと反省。

自身の結果には満足できなかったが、今回のような厳しいコースで強豪ホビーレーサーと勝負できる「自信」は持つことができました。

優勝した川勝さんを祝福しつつ、レースを完走した選手と話す。このレベルで走らせていただいていることに感謝して、後半戦もやるしかないなと🔥

やっぱりチャレンジしないと勝てない、そこなんだよな

久しぶりの公道レースはやっぱり楽しいと改めて感じました。これも開催いただいた主催者様、地元の方達のご協力あってなので、参加している身としましては本当に感謝です。ありがとうございます。
少しでもこの情勢が良くなることを願い、公道レースが復活することを心待ちにしております。


■チームメイトの活躍

今回の石川ロードではチームメイトの活躍が素晴らしかったです。E2では初川くんがコンディションがかなり悪い中、3位と善戦しE1へ昇格。これでチームとして戦略の幅が広がる。この戦力アップはかなり大きい(そもそも自分が強ければ良いのですが😅...)

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フェミニンでは望月さんが得意の登りで2位!
登り区間では積極的に牽引していて他の女子選手とは走りのキレが違いました。普段登りの練習しかしてないそうですが、インターバルをトレーニングに取り入れたらと思うと恐ろしいです。味方でよかった☺️

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最後に、ここまでサポートいただいた伊藤代表
西日本ロードに続き石川ロードでも献身的なサポートをいただきました。チームとして結果を残せているのもサポートいただいてる方あってです。
本当にありがとうございました🙇‍♂️

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支えてくださる全ての方に「感謝」

後半戦も盛り上げていきます🔥


画像提供元:ユーノさん/伊藤代表/望月さん/ FABtroni+camera様

素敵なお写真ありがとうございました🙇‍♂️
▷ スポンサー
株式会社サギサカ / 株式会社名古屋銀行 /株式会社ネッツトヨタ東名古屋 / 株式会社小澤製作所 ( いずみパーキング ) / 株式会社アイワークス

▷ サプライヤー
東山遊園株式会社 ( 星が丘テラス / 星が丘自動車学校 ) / 株式会社フカヤ ( MINORURA ) / 株式会社Zyteco Sport ( BOOST series )

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