でかちょー日記をはじめたよ
自分が勤務する宮崎県庁には、PC上で全職員が閲覧できる「掲示板」の機能があある。通常は、業務上のお知らせが掲載されている(今回異動した人はこれこれの手続きをしてくださいとか、春の交通安全運動が始まりますよとか、PCのセキュリティ向上のためのアップデート作業をお願いしますとか)。
タイトルを読めばおおよその内容はわかるので、直接自分に関係があることや関心あること以外は読まないケースも多いのだが、まあゆるやかなコミュニケーションの場でもあろうと思い、勝手に「でかちょー日記」を始めることにした。一見難しそうな(たぶんホントに難しい)デジタルまわりの話を、自分の理解レベルのままにダダ漏れさせることで、何か面白い反応が起きたり起きなかったりすることを目指したり目指さなかったりしようと思っている(なんだそれ)。
で、県庁の外側にも、ひょっとしたら多少のニーズはあったりするかもしれないので、noteにも転載してみる。あ。ちなみにこれらの記事は勤務時間外に書いてるものです。
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この4月から新たに発足したデジタル推進課で、課長(略してデ課長)を拝命した甲斐(慎)といいます。新設課となりますので、課のご紹介がてら、様々なデジタル周りの情報をゆるゆると共有していけたらと思っています。よろしくお願いします。
さて。昨年は、デジタル庁が発足し、またコロナ禍への対応もあって世の中全方位的に「デジタル推し」な状況下となっています。内示後、私の周囲からも「いよいよDXが本格始動!」という期待感が注がれている(たぶん)一方で、「で、何すんの?」というシビアな空気感も感じています。
ですよね。何するんでしょうね。デジタル社会の実現って・・・(遠い目)。
まあ、デジタルと一言で言っても、単純なIT化というものから、既存のシステムの高度化、あるいはAIやDXといったかなり高度なものまで、同列で語られている印象もあります。その辺りはあまり厳密に区別せず、幅広い「デジタル」を所管していくものと思っています。
いずれにせよ、デジタルは人口減少(特に労働人口の減少)の時代にあって、「人は人でしかできない業務に集中し、デジタルが自動でやってくれることはどんどん任せていく」ことだったり、「たくさんのデータを集めて分析することで、新たな社会的価値を発見し、活かしていく」ことが大事だろうと思います。デジタルはあくまで手段ですが、これからの時代には欠かせないツールなのです。
なので、当課としては、まずは既定路線の事業を粛々と動かしつつ、謙虚に各部局、あるいは市町村、各産業分野の皆さんとの情報交換・意見交換をしていきます。そういった声の中から、今後取り組むプロジェクトのあり方を少しずつチューニングしていけたらと思います。
ところで。私個人のことを正直に言いますと、現時点でデジタルの専門的技術や知識はほとんどありません(パイソンって聞くと吸引力の変わらないアレ、が頭に浮かぶレベル)。一方で、長年にわたりAppleやAmazon、近年であればNetflixやSpotifyといったDX企業に、毎月せっせと上納金を払っていまして、コンテンツの受け手としてはプロ級だとも思ってます(何の自慢だ)。
今回、デジタルの担当になったことを契機に、デジタル基盤の提供者視点(特にセキュリティ面)をしっかり勉強し、自分なりに利用者目線と連動させていきたいと思っています。その学習過程もまたこの場でご紹介していきます。温かい目でお付き合いいただけるとうれCです。
【おまけ】試験に出ないデジタル用語
C言語:1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発した汎用プログラミング言語である。英語圏では「C language」または単に「C」と呼ばれることが多い。日本でも文書や文脈によっては同様に「C」と呼ぶことがある。制御構文などに高水準言語の特徴を持ちながら、ハードウェア寄りの記述も可能な低水準言語の特徴も併せ持つ。基幹系システムや、動作環境の資源制約が厳しい、あるいは実行速度性能が要求されるソフトウェアの開発に用いられることが多い。後発のC++やJava、C#など、「C系」と呼ばれる派生言語の始祖でもある(wikipediaより)。
・・・なんとなく、C言語って聞いたことあったので検索してみましたw 説明の意味がほぼ理解できません。ちなみに「プログラミング言語」で検索すると、なんと324言語もありました。一生プログラマーにはなれそうにないです。
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