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15分でnoteが書けたなら

こんなことを書いても詮ないことだが。ぼくは文章を書くのが劇的に遅い。そして劇的にヘタだ。サラサラするすると文章を書ける人がとてもうらやましい。

随分昔になるが、人生の師匠・さとなおさんが、当時毎日更新していた「さなメモ」に要する時間が15分程度だと仰っていたことがある。文字数は日によってマチマチではあったものの、ざっくり1000文字程度はあったように思う。それをたった15分で。すごすぎる。

自分も当時、さなメモを100万回劣化コピーしたような、ただのしょうもないブログ日記を書いていた。何が旨かった、何が面白かった、どこへ遊びに行った、で、こんなことを考えた、という取るに足らぬ雑文。それでも一度書いてから、見直すと文章がめちゃくちゃであったりするので、あれやこれやと修文して、また読み直して、修文して、というのを何度か繰り返し、まあなんとか文章の体裁は整ったかな・・・という段階までいくのに小1時間はかかったものだった。15分というのは強烈にすごい。

1時間という単位は、毎日続けるにはしんどいボリューム感である。1日が24時間という限られた中での1時間。

以前、なんちゃってランナーをしていた時期があった。週に1〜2回走る。1km6-7分というスローペース。それでも動機づけとしてハーフやフルのマラソン大会にエントリーするので、練習では10km走なんてのをやったりする。そうすると所要時間はたっぷり1時間。前後の準備や走った後のシャワー、クールダウンを考えると実際には2時間を確保する必要がある。週末ならまだしも平日に何度も捻り出すのは難しい。

これが、普段からトレーニングをやっている本気のランナーだと、1km3-4分というスピードが出せるので、10km走でも30分程度しかかからない。体への負荷も小さいのでクールダウンも不要。なんなら毎日10km走ったりできる。ますますスピードがあがる。正の循環。

で、何が言いたいのかというと、自分も15分でnoteが書けるようになりたいってことだw

毎日15分、ふと思いついたことを気の利いた文体でするすると書く。素敵だ。

たとえば。朝、歯磨きしながら思いを巡らし、「あ。そういえば昨日、宮崎名物チキン南蛮タルタル シン・タツタを食べたな」と思い出し、その経験と、そこから連想した人生のキビ、みたいなことを書く15分。1日がとても気分よくスタートできそうだ。

そんな未来の自分を想像しながら、なんとか「毎日noteを書く」という修行を始めております。今日も何も思い浮かばないまま、とりあえずPCの前に座り、昨日食べたシン・タツタをネタにしようと考えるも、あまりいい連想が思いつかず、あれやこれや思考を巡らせながら、結局「するすると書けない」という今の自分を書いているなう。

1167文字。所要時間58分。


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