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クリエイティブは偶然とご縁からはじまる

2019年は、さまざまなご縁が連鎖・交錯して、めちゃめちゃ面白い1年だった。人と人とが出会うことは偶然。そこでなにか共鳴することがあれば、ご縁となり、あたらしい物語が始まる。日々はそういった偶然とご縁の積み重ねの上にある。

自分だけでなにかを産み出すってハードルが高い。でも偶然とご縁を大事にしていくと、「ひょんなことから」新しいクリエイティブに繋がったりする。今年は特にそんな1年だったです。

年末にあたり、「2019年の人生をゆたかにしたベスト3」を考えていたら、そんな思いに至りました。


●財団設立(4/1)

2018年4月に県庁から都農町に出向。議論を重ねていく中で「役場だけで都農町の課題を解決することには限界があること」「全国からいただいた寄附(ふるさと納税)を原資として、新しい地域の生き残り策を提案すること」という整理をし、新たに「まちづくり団体」を設立することにした。

1年間は、部下が一人もいない孤独な作業ではあったけれど、メインパートナーとして宮崎大学と協働することとなり、議会の承認も経て、今年4月、無事に一般財団法人を設立することができた。

財団には、業務執行理事となった自分のほか、役場職員、JAのOB、宮大職員、民間企業の社員などが参集し、また理事として地域のリーダーたちが全面的に協力してくれて、新たなプロジェクトに挑戦できる環境が整ってきた。

無論、課題は山積だけど、財団だけじゃくて、町内・町外からいろんな仲間がつどってきている。未来だわー。

*余談:
昨日、宮崎大学では都農プロジェクトチームが学長表彰を受けたとか。大感謝。

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●なかふと会議(7/27)

以前から「公務員が自由になれたら世の中もっともっと面白くなる」という話をしていた仲間たちと、「とりあえずやってみよう」ということで自主勉強会「なかふと会議」を始めることにした。

4月のプレイベントを経て、第1回目を7月27日に開催した。講師は、UDS株式会社社長の中川敬文さんと、ひより・そらのまち保育園代表のふるかわりささん。

素晴らしく濃い内容で主催した自分がなにより嬉しかったんだけど、そもそもこの二人に出会う経緯があまりにミラクル。主要なところだけ振り返ってみても、東国原知事→楽天市場・黒坂さん→岐阜県庁・都竹さん→楽天大学・仲山がくちょ→宮崎県庁・外山賢→ふるかわりさ→中川さんというバトンの繋がり。10年の流れがあっての今。

中川さんとはワークショップを重ねてより深く仲良くなり、りさにはJOYWOW塾に誘ってもらって、さらに新しいご縁が広がったり。なかふと会議はそういう今年のご縁を象徴する場面だったように思う。

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●幸せの着ぐるみ工場出版記念パーティ(4/7)

友人である加納ひろみさんの出版記念パーティで、ちょっとだけ企画のお手伝いをさせて頂いた。

とにかく嬉しかったのは、その場に集った人たちがみんな加納さんを大好きで、とても「らぶ」な空間だったこと。まるで結婚披露宴のような、みんながしあわせな気分に満ちた祝祭となった。

参加者には共通の友人も多くて、また例外なくみんな宮崎のキーマンたちであって、そんな日々の悪戦苦闘をお互いに理解し合えているからこそ余計に、じんわりと嬉しい時間だった。

ゆるく、でも強く、繋がることも大切。

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都農町は来年、町制施行100周年。どんなご縁が繋がるのだろう。どんな縁を深められるのだろう。ワクワクしかない。

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