見出し画像

【ゼミ活動】五泉市未来ビジョンワークショップ レポート アイデア発表編

みなさんこんにちは、ゼミ生のボンディーです。今回は『五泉市未来ビジョンワークショップ』についての未来ビジョン実現のためのアイデアと最終発表の様子を紹介します。このレポートはワークショップ編の続編になります。まだお読みで無い方はぜひご覧ください。

2023年7月13日五泉市役所の会議室にて行われたワークショップでは、
『五泉の良さってなんだろう』
『五泉の「可能性」や「夢」を語ろう』
『ビジョン実現のためのアイデア』
3つのワークに取り組みました。今回のレポートでは『ビジョン実現のためのアイデア』についてと最終発表の様子についてグループごとに紹介します。


Aチーム

ワーク『ビジョン実現のためのアイデア』

  • 交流人口の拡大:新人研修などのビジネス利用の合宿所を整備し、五泉を選択してもらえるような誘致活動を行う。

  • ドローンレースイベント:阿賀野川でドローンレースを実施し、リアルタイムでライブ配信し魅力を発信する。

  • 温泉巡りパッケージ化:五泉や周辺地域の温泉巡りをパッケージ化して観光客に提供し、SLを利用した温泉巡りの旅を提案する。

  • 働く環境整備:五泉の自然環境を活かした働く環境の整備を行い、地域に住みながら充実した仕事を楽しむことができる環境を提供する。

▲Aチームの発表の様子

Bチーム

ワーク『ビジョン実現のためのアイデア』

  • 教育向けIT会社の誘致:五泉の地域学習を含めた、IT教材の作成をしていく企業を誘致し、自然豊かな環境で働く機会の提供を進めていく。

  • 子育ての町「五泉」をアピール:恵まれた自然環境と公共施設の充実を子育て世代に発信していく。

  • AR✖️教育:最先端技術の一例としてメタバースやAR技術の習得を進め、 作成するコンテンツと して、五泉八幡宮や展望台などの地域施設を置く。教育内容に特色を持たせ、子育て世代を呼 び込む。教材作成など、本学学生が支援。

  • 教育と地域交流:地域が子育てしていく環境整備を進めていく。

  • 神社仏閣修行ツアー:五泉市街地に立地数が多く、ギターで説法するお寺が存在しているなど 特色があるため、それらを巡り地域理解を促進し、またインバウンドの潮流に乗せていく

▲Bチームの発表の様子

Cチーム

ワーク『ビジョン実現のためのアイデア』

交流人口を増やすための〇〇:
・自慢大会:
市民が持っているであろう自慢話を発信する大会。(知識共有)
・メタバース×伝統芸能:五泉の伝統芸能をメタバースとコラボレーションさせる。(国際交流も視野に)
・五泉市万博:五泉の特産や文化、魅力あるもの全てを1つの祭典として発信する。

地元愛を伝えるための〇〇:
・市民即売会:
詩や俳句、小説といった趣味の一環として眠っているものを売り出す。
・シャッター通り学習塾:シャッター通りを学習塾として活用する。昔ながらの塾教室がコンセプト。
・市祭コンテスト:市内の小中学生に五泉をテーマとした作品を制作し、市主催のコンテストとして美術祭典を行う。

デジタルデバイド解消のための〇〇:
・メタバース活用:
デジタル技術を活用し、誰でも歴史や文化を学べるようにする。
・デジタル×コミュニティ:喋り相手が少ないシニア層や学校に行けない学生にとっての交流の場。

▲Cチームの発表の様子

最終報告

後日ワークショップでのアイデアを踏まえ、五泉市未来ビジョンの実現に向けた目標を4つ提案した。
目標1:交流人口を増やす、ブランド化
XR(メタバース)を用いた交流環境の構築と広告を踏まえた広域連携イベント(温泉✖️SL旅行パッケージや水かけ祭りなど)のPRと情報発信。
目標2:子育て・先端教育の町
XR(メタバース)の教育への活用
五泉市内の小中高校における活用検証(社会科授業、総合的な学習の時間などで、複数の学校で合同授業やXR化した建造物による郷土史の学習など)
五泉市内の中高と県内大学の接続試行(検証先として、NSGグループ大学を活用)。
目標3:人材育成
AI(人工知能)やRPA(自動化)のスキル習得講座の企画・試行。
大学の教材、授業の経験等を活用していく。
目標4:市域のデジタル化推進
人材育成により育成した人材を中核とした、AI(人工知能)やRPA(自動化)の市役所業務および市内各企業での活用。

まとめ

『五泉市未来ビジョンワークショップ』について取り組んできた内容を、フィールドワーク編・ワークショップ編・アイデア発表編の3部構成で紹介してきました。五泉市の皆さんと共に未来を考え、ビジョンを描く貴重な時間となりました。参加者の熱意と知恵が溢れる議論やアイデアの共有は、五泉市の発展に向けた力強い一歩でした。今後は、このワークショップで得られた示唆や洞察を基に、地域の課題解決や持続可能な未来の構築に向け、本学と五泉市との取り組みがさらに推進されることを期待しています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?