選択的夫婦別姓はソ連の二の舞?

選択的夫婦別姓? ソ連の二の舞になるぞ! この手の反対意見はよく言われます。 その「ソ連」 検証してみました。 http://www.oct.zaq.ne.jp/poppo456/in/b_cobet.htm … 反対する人が良く引用するサイトです。 ここからチェックしようと思います

1917年のロシア革命
1、教会の式を不要とし、役所の届け出で婚姻が成立するようにした
2、離婚を双方の合意、又一方の請求でも成立するようにした
3、近親相姦、重婚、姦通を刑法から除外 4、堕胎を医者が行えるようになった
・・これ、3以外は今の日本と同じだ。
5、親の権威より共産主義を重要視 →今の日本も教育直後を道徳にと文部科学省の大臣が発言されましたなぁ。 6、「非登録婚も登録婚」も法的に変わらないという新法が出来た。 ・・多分日本の事実婚の事を言いたいのでしょうが、日本は事実婚には多大なデメリットがあります

改姓デメリットと事実婚デメリット|note(ノート)https://note.mu/kaiseidemeritto/n/n66a6d102a572 …
1、その結果堕胎と離婚が増え、1934年の離婚率は37%にもなり、出生率も急減した ・・日本も今や三組に一組が離婚してる。驚く数値ではない。 堕胎がどれだけ増えたのかはここでは記されていない。調べてもこれは分かりませんでした。

2、家族の絆が薄まった結果非行が増えた。 らしい。
ここまでお読み頂いた方。何か気がつきませんか? そう。「ソ連の二の舞!」 この中に「選択的夫婦別姓」 は一文字も入っておりません。 親が別姓だから家族の絆が薄まったという記載すら見当たりません。 それどころか結婚離婚の手続きは今の日本と変わらないのです。
選択的夫婦別姓とは双方が姓を変えずに法的に婚姻出来る制度です。 現在双方が姓を変えずに法的に婚姻出来ないから婚姻届を出さずに事実婚と言う形を取らざるを得ないのです。 「法的に夫婦になりたい」 ソ連の「非登録婚」とは根本的に違うのですよ。

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