改姓デメリットと事実婚デメリット

改姓の不利益行きます。
・結婚離婚養子縁組という個人情報が全く守られない
・改姓する事により改姓前と改姓後の人物が同一人物といちいち証明しなくてはならない
・改姓手続きは非常に煩雑であり、費用もかかる。仙台別姓の会調べでは一人平均五万円

勿論その改姓コストは国も企業も負っている。銀行口座はひとつにつき一万円。これは銀行が負担している。保険も同じ
・改姓し、喪失感で心を病む人も多い。
・改姓した事により本来対等であるはずの夫婦に上下関係が出来、人間関係が崩れる例も多い

改姓したことにより配偶者の親と軋轢が生まれる事も数多く報告されている
・氏名上半分が変わることで「行方不明扱い」となる人も後をたたない
・職場で旧姓を使えてもその職場は二つの名字を管理するコストを負う
・少子化により現行法では家名が絶える家も多い

96%の女性が改姓している現状を国連から繰り返し「事実上の女性差別」勧告を繰り返されている。日本の恥
・改姓前と改姓後の人物が同一人物という証明は戸籍でしか出来ない。人権問題で戸籍を提出される機関も戸籍の取り扱いにコストがかかっている。
2019年より住民票やマイナンバーカードや印鑑証明に旧姓が併記されるようになったが、旧姓が複数ある場合は本人がその中からひとつを選ぶシステムの為、機関によれば旧姓の証明にしない所もある。

もし職場で改姓すれば職場内の従業員改姓手続きを担当者が何日も残業しながらこなしている現実がある
・女性が改姓する前提があるため、家庭内で男女の兄弟を親が差別化して育ててしまう例も後をたたない
・近年葵、昌、など男でも女でも通用する名付けが増えている。

現制度のままだと夫婦で同姓同名が起こり得る。これは本人も周りも混乱する
・家名存続をお互いが願っていても現制度だとどちらかがそれを諦めるか結婚を諦めるしかない
・改姓手続きは多くは平日昼間しか出来ない。取らずにすむ有給を取らなくてはならず、その人の穴埋めも必要

私が別姓にしたい理由
①今の姓が気に入っている
②改姓に係る手続きが面倒
③結婚した事を意図せず周囲に知られたくない
④相手の家に嫁に行ったようで嫌だ・そう思われたくない(現在はその様な制度無し)
⑤職場でやりづらい(取引先へ連絡・メールアドレスの変更等)
⑥自分では無くなる感覚がある

事実婚のデメリット行きます
・法的に他人になるため配偶者控除が受けられない ・医療費控除の合算ができない
・生命保険の受取人にもなりにくい。
・住宅ローンも共同では組めない金融機関が多い。
・社宅や公的住宅入居も事実婚では入れない所が多い。
・事実婚という制度はないため、「戸籍や名字が別の二人は結婚していると認めない」これには反論出来ない。
・家族手当てなども事実婚で出すか出さないかは企業によって決められる。出さない企業が多い
・保険年金の三号も法的には事実婚で入れるが、企業が断っても罰則がないため入れない企業が多い
・法的に他人になるため配偶者が怪我や病気になっても入院の保証人にもなれない場合もあり

手術の同意書にサインも出来ない場合が多い
・配偶者が危篤状態になっても事実婚では病室にさえ入れなかったり亡くなっても連絡すら来ない場合がある
・法律婚では一億六千万以下の資産なら相続税がかからないが事実婚だと遺言書がなければ相続できない上に相続税もかかる。

・遺族年金が貰えるかはあくまでケースバイケースである
・先日配偶者の相続が見直され、家の居住権は配偶者が取れる事になったが事実婚はその限りではない

・子供の親権も片方しか持てないため子供の口座を開くのも片方の親しか出来ない

遺族年金が出るかどうかはケースバイケースの為老後の備えに不安がある
失業などで生活が困窮しても事実婚二人なら生活保護申請が通りにくい
お互いの死後の手続きの為にお互い後見人になる必要があるが、法的には親族が優先になりがち。

子供の親権が片方だけの為、銀行やパスポート手続きが片方しか出来ないし、子供の救急時の医療の同意が親権のある方しか出来ない
子供の就職先に事実婚に理解がない人がいたら子供がその人に差別的に扱われないかと不安がある

事実婚は法的には他人になるため賃貸住宅の保証人が法律婚姻している人に比べ倍の人数が必要
就職するときも事実婚に理解のない職場だと就職にも不利である
事実婚は結婚じゃない、事実婚なのに結婚式をするのか、などと世間から偏見や差別的に扱われたり言われないか不安である。

一方の死後、残った不動産などの権利は親族の方が強いので不安が残る
義両親と不仲になったら子供を義両親に子供を連れ去られても法的には親権のない元配偶者だと連れ戻す事も出来ない

配偶者の事故、災害、急病による意識不明、急死の時連絡が来るとは限らない
急変、看取りは事実婚では出来ない可能性がある


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