合氣 整うの中での気づき
○整体
⚪︎自分自身の軸を立てて
相手の軸と同調しバランスを取りながら
軸のバランスから繋がりが産まれるニュートラルなポジションに
それぞれのカラダのパーツパーツ(軸骨格、体幹部、末端部)を
全体のバランスで浮かせて、繋がりをつくる。
軸から浮かび上がる立体的なイメージからの現状での良い位置で、
待っていると
相手の中に自分から整おうとする(小さな活元運動)みたいな動きが起こり
その動きの流れを感じて、ずっと付け続けると
軸から産まれるニュートラルなバランスの繋がりの質が高まり。
全体でのバランスの質が高まる。(現状での最適なバランスにそれぞれが動きを見せる。)
⚪︎例えば、身体の繋がりが薄いと、
少し傾いただけで、繋がりが途切れそうになり、部分部分に、必要以上の緊張を生みだしてしまうために、どこか一部分に負担がかかりやすくなる。
自分の身体の中で、バランスが悪いために、無理に支えようとするため、支点がたくさん出来てしまう。
コリや無意識の緊張を生み出してしまう。
身体の繋がりの質が高まると
体勢が傾いても繋がりが保たれ続けている。
動きが良いスポーツ選手や職人、カラダ全体での調和が上手い人は、
どの体勢になったとしても、上手く繋がりを保持している。
合氣体操では、自分の身体の認識や繋がりを確かめて工夫していく事でより、バランスや繋がりを学ぶことが出来る。
(自分で自身のカラダをある意味で、整体している。)
○相対稽古や整体の中で、
自分の身体の繋がりの中で動ける範囲に気づいたり、
途切れてしまう動き、又は、力んでしまう時など、自分の中で苦手なバランスがあることに、上手に気づく事が出来ると自分自身で学習できる。
身体作りの目的がハッキリしてくる。
自分だけでなく、相手の繋がりを観察したり
触れて感じ合い、交流し合う事で
お互い意見交換や、技を受け合い
更に自分自身の感受性の質を高めることが出来る。