童話『うさぎとかめ』から学ぶ経営品質
経営品質とは?
それを聞いて、すぐにピンとくる人はあまりいないと思う。
この間、経営品質についてのセミナーを聞いてきたばかりの私もふんわりとしたイメージしか持てていない。
そのセミナーで印象に残ったものを紹介したい。
うさぎとかめ
タイトルで経営品質を学ぶと題したが、飽くまで基本理念を学ぶ程度しか今回は説明できない。説明する本人がよくわかっていないので仕方がない。
皆さんは『うさぎとかめ』という童話をご存知だろうか?
知らない人はまずいないと思うが、大雑把説明すると
亀と兎が競争をして、自分の力を過信してサボってしまった兎に、忍耐強く歩みを進めた亀が勝利するというお話。
才能があってもそれにおごってはならない。そして、真面目にコツコツと頑張ることの大切さを説くような、内容になっている。
とても良い話だと思います。
しかし!
『うさぎとかめ』を経営品質に例えると、とんでもない内容になってしまいます。
経営品質の基本理念
今度は経営品質の基本理念について説明していきます。
基本理念は4つあり、
顧客本位・・・組織目的は、顧客価値の創造。
独自能力・・・組織独自の見方、考え方、方法による価値実現。
社員重視・・・社員1人1人を大切にし、やる気と能力を引き出す。
社会との調和・・・社会に貢献し調和すること。
うーん、難しい。
言っていることは何となく分かるような気はするが、なんともといった状態
そこで、『うさぎとかめ』に例えて説明して行きたいと思います。
経営品質から『うさぎとかめ』を見る
最初に亀と兎のレース、なんていったら勝敗は明らかです。それなのに亀は自ら兎に勝負を挑みます。
ちょっと自分を知らなすぎない?
足の遅い亀が兎に勝てるわけがない。亀は独自能力の分析を完全に放棄していることになる。これはいけません。
それにレースというのは拮抗するから面白いのです。顧客(読者)に対してあまりにも無関心過ぎます。亀がただ勝ちたいっていう。
これでは兎もやる気はでません。そりゃ寝るわ。
そして、
寝ている兎を追い抜き、黙々とゴールに向かい、無慈悲にも勝利します。
スポーツマンシップも何もありません。
良い勝負をするという調和もなく、ただ自身の利益だけを求めるという最悪な終わり方になっています。
いかがでしょうか?亀の評価が兎と真逆になってしまいました。
それに『うさぎとかめ』に例えることで、経営品質というものが少し見えてきたような気がします。
これを期に経営品質に興味を持っていただければ幸いです。
by ひき肉
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?