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コーチング録

コーチングを受けてみました

 人の悩みを聞くためにコーチングをうけている私でも、一般大学生なので日々の悩みは尽きないものです。そんな中、ちょうどクラスの中でコーチングをしてもらえる機会があったので体験してみました。下に、ざっくりの流れを記します。

私(クライアント):最近、家庭教師を始めることになったんです。しかも、自閉症と学習障害を併発している子供の。全然発達障害のことや家庭教師の進め方も分からないのでとても不安です。でも、教育に興味はあるし、特別支援の勉強もしているのでワクワクも有るんです

もときさん(コーチ、このクラスの主催者):今、ワクワクって言ったけど、どういう点でワクワクしてるの?

私:思ったことをその場で教育に還元できるといった実験的な要素が一番楽しみです。また、コミュニケーションが苦手な自閉症傾向のある子どもだからこそ、相手に合わせたコミュニケーションをとっていくのも楽しみかな。

もときさん:いま、いろいろ思っていることを話してもらったけど、コーチングをうけた後に自分自身がどうなっていたいかな

私:自分で話しているうちに、「コミュニケーションをとりながら教育の実験をしていくこと」にワクワクしていることを感じました。だから、以上のことを意識して教育していくことができたら、うれしいですかね。

もときさん:じゃあ、その目標を達成するために何をするの?

私:う―――ん。。。難しいなぁ。。どうしたらいいんですかね

もときさん:笑笑。その場その場で合わせていけばいいんじゃないかな。改めて、コーチングが終わった後にどうなっていたい?

私:話していく中で、最初は、不安:ワクワク=80:20だったけど、今では50:50くらいになりました。不安があるのは変わらないですけどね笑。でも、楽しみながらコミュニケーションをとって進めていけたらいいなと思います。


コーチングの魔力

いかがでしょうか。実際コーチングを受けた人がある人って実はそんなにいないんじゃないでしょうか。ある程度のイメージが分かって頂けたと思います。

 実は、コーチングって特別何かをされるわけでは無いんです。(受けた側の感想。コーチ側はたぶんめちゃくちゃ考えてる。)

 ひたすらに「クライアントが実は何をしたいか。」「結局、何を悩んでいるのか。」を聞き出され、それに沿ってまた深く話を掘り下げるだけなんです。でも、そこがコーチングの魔力。自分の話をしていく途中で、ホントにやりたいこと、ホントは楽しみなこと、、等々、自分の「ホント」がとてもクリアになってくるんです。


 こうやって太字にしたところはコーチングにおいて自分の意志がはっきりした問答のポイントでした。ポイントにもある程度戦略が練られているそうで、これはおいおい授業内で説明されていくと思います。

 今回、コーチングをしてもらったことで完全に不安が消えたわけではありません。しかし、確実に自分が進みたい方向がはっきりし、とりたい行動が手に取るようにわかります。しかも、他人に授けられたうわべだけの不安定な道じゃなくて、自分の「ホント」に基づいたしっかりした道が。

終わりに

 コーチングを受けることで、このクラスを通してどのように成長したいのか、どのように周りの人々にアウトプットしていきたいかをはっきりさせることができました。

 また、コーチングの魔力を実体験することで、自分の意志をはっきりさせて生きていくことがいかに大切かということも直感しました。(というか、悩みのほとんどは自分がやりたいことがはっきりしないからなのでは。とも思う。(でもこれは自分が大学生だから?社会を知らない甘ちゃんだからなのか?))

 悩みは尽きないけれど。また、今日も頑張って生きていこうと思います。

                         

                         なるかわ かいせい






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