「結婚直前の女性」が遊んだ！キャサリン・フルボディのストーリー感想（ネタバレ注意）| カイリのゲームキャッスル
Youtubeで生配信にて遊んでいた恋愛ホラーパズルアクションADV「キャサリン・フルボディ」、配信できる箇所までは配信でお見せしましたね。だいぶ時間が経ってしまいましたが、先日無事クリアしました！
配信でゲームプレイがお見せ出来なかった分、こちらでその後の展開・ネタバレ、感想などをご紹介します。
がっつりネタバレするので、これから遊ぶよって方はプレイされてから読まれることをお勧めいたします。
キャサリン・フルボディ 配信アーカイブのpart1はこちら！
以下、
①ゲームのあらすじ（公式サイト引用、ネタバレなし）
②配信でのあらすじ（配信アーカイブ４回分のあらすじ、ネタバレ有）
③配信禁止区間のストーリー（Kキャサリンルート突入～エンディングのネタバレ有）
④プレイ後の感想
の順でご紹介します。ゲームのあらすじは公式サイトのものですので、ネタバレを避けたい方、これからプレイしたいよ！って方はぜひ公式サイトをご覧ください。
1. ゲームのあらすじ （ネタバレなし）
以下、キャサリン・フルボディ公式サイトより引用です。
優柔不断な独身男ヴィンセントは、交際5年になる恋人「キャサリン」がいるにも関わらず、ある日、突如現れた理想の美女「キャサリン」に浮気をしてしまう。
さらに、天使のような癒しの存在「リン」との出会いにより、
四角関係にエスカレート、まさに修羅場、極まる。
浮気男ヴィンセントは毎晩悪夢に落とされ、命がけの壁のぼりが始まる…。
悪夢と修羅場の果てに、ヴィンセントが選び取る未来とは…⁉
（公式サイトより引用。http://fullbody.jp/story/ )
ここから、私カイリのゲームプレイのお話になります。
以下はストーリーのネタバレ注意です。
まずは配信でプレイした部分のおさらいから！
2. 配信でのあらすじ（共通ルートネタバレ）
物語は、主人公ヴィンセントが何者かに追われていた記憶喪失の不思議な美少女、リン（Qatherine）を助けるところから始まる。その晩を境にヴィンセントは、「奈落に落ちないようにひたすら上へと登り続け、頂上にある扉を抜けた途端目が覚める」という一連の悪夢を毎晩見るようになる。
その晩、行きつけのバー「ストレイ・シープ」で友人たちと飲みながら、
5年を共に過ごす恋人のキャサリン（Katherine、以下Kキャサリン）との関係の不安を相談するヴィンセント。その中で、「前の晩まで健康だった男性たちが、朝になると衰弱死している」という謎の事件に知り合いが遭ったと知り、自分の見る悪夢との関連を恐れる。
友人たちがバーを出た後、挑発的な恰好の女性キャサリン（Catherine、以下Cキャサリン）と出会い、酔いつぶれるがまま気が付くと彼女と共に自宅のアパートで朝を迎えていた。
自覚がないままに浮気をしてしまったヴィンセントだが、Kキャサリンに自身の妊娠を打ち明けられる。今の関係に満足していたり、転職したてで生計が不安で結婚など考えてもいなかったヴィンセントは、迫る大きな決断に焦燥感を覚えてしまう。
ヴィンセントに二人の将来を決断するよう仄めかすKキャサリン。
自分がヴィンセントの恋人だと信じており、「別れたら私死ぬ！」と脅すCキャサリン。
なぜか悪夢にも現れ、ヴィンセントを励ますなど好意を寄せてくるリン。
3人のキャサリンたちと交流したり、Kキャサリンとの思い出を振り返ったり、Cキャサリンと毎晩を共に過ごしたり、身寄りのないリンの手助けをする中で、カイリの動かすヴィンセントは、毎晩の悪夢に悩まされながらも、恋人のKキャサリンに浮気のことを打ち明けて、二人で幸せになるべく行動していた。
以上が配信許可の区域（共通ルート）でした。
ここから、私カイリとヴィンセントが辿ったストーリーをご紹介します。
分岐の部分からが配信禁止区域だったようで、
ここからKキャサリンルートのお話になります。
3. Kキャサリンルート～エンディングのストーリー
※ネタバレしかない＆セリフは記憶が頼りで正確ではない。
Cキャサリンとは別れ、Kキャサリンと向き合うことを決心したヴィンセント。
そんな矢先にリンに好意を打ち明けられるも、リンが男性であることを知る。思わず拒絶してしまうヴィンセントだったが、無事和解、リンは家族の元へと帰り、夢の中に現れることもなくなった。
いつものバー「ストレイ・シープ」で、友人たちが飲んでいる席から離れたテーブルで、ヴィンセントはCキャサリンに別れを切り出した。
「私が一番なら他の女がいても良い」と引き下がらないCキャサリンだったが、謝る他なかった。「付き合うこと以外ならなんでもする」と連呼する無責任なヴィンセントに、「何ができるって言うの！」と真っ当に怒り、更には「知らないだろうけど、私が守ってるんだよ！」と意味深なことを言うCキャサリン。
ヴィンセントはお手洗いに行ったCキャサリンを追いかけるが、彼女に腹部を何度も殴られる。悲鳴を上げるヴィンセントだが、友人たちは「あれはほっとくしかない」と無視を決め込んだ。
そして８日目の夜、悪夢の中で頂点と言われていた第8階層カテドラルをあっけなく突破。翌朝すっきりと目覚め、隣でCキャサリンが寝ていないことに安堵する。
丁度訪れていたKキャサリンを部屋に招き入れようとドアを開けると、なんと自分の背後からCキャサリンが現れ、Kキャサリンを迎え入れた。
部屋にいなかった筈のCキャサリンの存在に度肝を抜かれるヴィンセント。
Kキャサリンはやっぱり浮気をしていたのね、とヴィンセントを問い詰める。CキャサリンはKキャサリンを挑発するようにヴィンセントの腕に抱きつき、2人のキャサリンたちは口論を始める。
激昂したKキャサリンがキッチンのシンクを手探りしていると、Cキャサリンは「これを探しているの？」と包丁を掲げる。CキャサリンはKキャサリンに襲い掛かるも、ヴィンセントがかばって腹部に切り傷を負う。倒れ込むヴィンセントを横目に、Kキャサリンに覆い被さるCキャサリン。
ごろり、と床に転がったのは体にナイフの刺さったCキャサリンだった。ヴィンセントは泣き叫ぶKキャサリンを落ち着かせ、「俺がなんとかするから逃げろ」と部屋から逃がそうとする。
ヴィンセントがアパートのドアを開けると、なんと悪夢で見るパズルのステージに繋がっていた。Cキャサリンの姿の化け物に追われながら、Kキャサリンの手を引き頂上へ辿り着く。
Kキャサリンに「二人で生きて帰って幸せになろう」と励ましつつ、いつもの通りステージを抜けようとしたが、Kキャサリンは「もうヴィンセントの言葉は信じられない」、とためらう。崩れていく足場と共に落下しかけるKキャサリンを身を挺して守り、二人は辛くも悪夢を切り抜ける。
ヴィンセントは自宅のベッドで目を覚ました。目の前にはKキャサリン。
隣にCキャサリンはおらず、ナイフが刺さって床に倒れてもいない。
どこまでが夢なのかが分からず混乱し、Kキャサリンに対し「キャサリンはどこ？」と何度も問うが、部屋にはいないようだった。
Cキャサリンの不在と、Kキャサリンの無事に安堵し彼女を抱きしめるが、Kキャサリンに「キャサリンって名前の相手と浮気してるんでしょ」と見抜かれてしまう。更に彼女は、お腹の子どもはいなかったことが後になって分かったが、切り出したら結婚してくれなさそうで言えなかったと涙する。
何とか弁解しようとするヴィンセントだったが、Kキャサリンに別れを告げられた。
職場のトイレにて。オーランドと話しながら携帯を確認すると、Cキャサリンのメール、着信履歴、写真などが全てなくなっていた。電話番号なども消えていて、それを不信に思うヴィンセント。
オーランドに「本当にそんな女がいるのか？姿をバーで見たことはない」と言われてしまい、Cキャサリンは自分の妄想だったのかと疑い始める。
バーでトビー、ジョニー、エリカとも話をし、三人ともCキャサリンを見たことがないと言う。絶対にCキャサリンはいたと確信するヴィンセントは、彼女が唯一会話をしていたバーのマスターに話を聞くことに。
「いましたとも。まぁ普通の人間には見えてませんけどねぇ」とこぼすマスター。マスターがサングラスを外すと赤い目が現れた。
聞くと、マスターこそがヴィンセントに悪夢を見せていた張本人、トーマス・マトンであることが判明。彼は人間の存続のために、結婚する気のない男たちに悪夢を見せ、彼らの理想の女性の姿の夢魔をけしかけ別れさせるのが目的らしい。そして生存能力が低い男たちは夢の中で殺してしまうのだ。第８階層まで辿り着くと貰えるという「真の自由」も、つまりは「独り身（フリー）になる」ことだった。
ヴィンセントは結局、見せられていた夢のせいでKキャサリンを失ったのだ。
「Kキャサリンは家族同然だ、どうにか返せ」と懇願するが、マスターは「でも私が見せた夢のおかげでそれに気づいたんでしょう？もう遅いんじゃない？」ときょとんとする。
ヴィンセントは、今晩の悪夢で不可能と言われる真の頂上に辿り着くことで、今は拒絶されているKキャサリンと会う機会をセッティングするようマスターを説得。もちろん悪夢の中で失敗すれば、即ち死だ。
Kキャサリンとの将来に命をかける決意を固め、眠りにつく。
最終試練でマスター、もといトーマスに打ち勝ち、Kキャサリンとバーで話す機会を得たヴィンセント。
「浮気したと思ったけどそれは夢で、実際浮気はしてないけど実質的にはしてました！ごめんなさい！」とKキャサリンに謝罪するが、もちろん彼女も困惑する。友人たちも「こいつ最近妄想とかやばかったんですよ～」とフォロー（？）に現れる。
ヴィンセントは正直に、周りから結婚や決断を押し付けられるのが嫌で現実から目を背けていたが、今回の一件で一番大事なものに気づけた、と話し、Kキャサリンへ愛を伝える。Kキャサリンは、バカなの？と優しく笑って受け入れた。
数か月後、二人はいつものバーで挙式を上げる。
友人たちに祝福され、二人は平穏で幸せな人生をこれから共にしていくのだ。
4.感想
配信でお見せできなかったのは残念だったけれど、
Kキャサリン VS Cキャサリンの修羅場→ナイフ騒動→Kキャサリンと悪夢へ→どこまでが夢？の一連の流れが本当に予想がつかない展開で、ずーっと驚きっぱなしで「続きはどうなっちゃうの！？」とノンストップでクリアまで遊んじゃいました。
正直、８日目のパズルクリアしたらKキャサリンに打ち明けて和解してエンド、だと思っていたので。全然そんなことなかった…！
ストーリーやゲーム自体の設定で不思議に思っていた部分も、クリアしたらわりと納得できてすっきりしました。よく分からないのはリンちゃんのことくらいかも。これはリンちゃんエンド見てねってことなんでしょう。
ストーリーで不思議だった点は、最初から思っていたのがCキャサリンのありえない恰好と、リンちゃんもかなり浮いた恰好だったこと。これもCキャサリンはヴィンセントの理想ってことで説明がついたね。
あとは普段ははっきりしなくてちょっと情けないヴィンセントが、悪夢では周りの羊たち（人間の男性）を鼓舞したり助けたりして、率先して導いていく様子が不思議でしょうがなかったんだけど、ヴィンセント自身が見てる夢なら納得。そりゃ君が悪夢の中でも主人公だ。
ゲーム自体の設定で不思議に思っていたのは主にパズル中の話で、
パズル中の曲がオルガンだったりクラシックの曲が流れるのも、なんかホラーには似合わなくない？と思っていたし、ゴールに近づいたら鳴るのはなんで鐘なんだろうとか。最終的に結婚・挙式っていうところに繋がっていってこちらも腑に落ちた。
動かないブロックの顔はたぶんトーマス・マトンさんだろうし。悪夢の世界やブロックの仕掛けも全部トーマスさん作らしい。凝ってるなあ。
ストーリーの感想だと、やっぱり私自身が「決まった相手との結婚を控えた女性」なのでどうしてもKキャサリンにずーっと同情してた。配信でもその様子は見られたと思いますが。
心はKキャサリンに決まっているのに、なかなかCキャサリンに対して煮え切らないヴィンセントにやきもきしてたんだけど、理想の女性、しかもサキュバス的な存在ならしょうがないのかな…でもやっぱりやきもきした！笑
復縁の時も、ヴィンセントにあんな無茶苦茶なこと言われても、バカなの？って優しく笑って許しちゃうのすごくない？？？わたしならたぶんもっと混乱もするし、怒りもすると思う。
お腹に子どもはいると言ったけどいなかった、っていうのが負い目だったかもしれないけど、もっとヴィンセントに怒っていいよ…と個人的には思う。笑
共通ルートの段階でも、子どもの件を伝えたかったのもあったにせよ、ヴィンセントの様子を確かに気にかけてまめにメールや電話くれてたし、なんだかんだ凄く仲良くて、彼のことを想ってくれてるのが伝わってきたし、めちゃめちゃ良い人じゃんKキャサリン。うちのヴィンセントが一生大事にするからね。
悪夢も、ゲーム序盤の頃はもう全てが怖くてしょうがなかったんだけど、ストーリーが進んで色々分かっていくうちに恐怖は薄れました。「いつ何が追いかけてくるのか」が分かってからは怖さは減ったな。
でも難易度Easy以上だと更に恐怖演出があるらしい。怖いからやらないけど！
あと悪夢のロビーっぽいところで、友人のオーランドとジョニーが途中から登場しました。
オーランドは別れた奥さんのことで「捨てられたのは俺の方だ」と、
ジョニーは「親友を裏切ったんだ」と悩んでいて。
これ聞いてイケメンのジョニーはKキャサリンと浮気してるのかと若干心配だったから、それはなくて安心した。Kキャサリンも浮気しとったらヴィンセント主人公のお話としては台無しだもんね。修羅場がより極まるには違いないけど。
ついでにエリカさんも、終盤で「私もなんか悪夢見たわ」って言うもんだから男なの⁉って思ったらほんとに男なんだもんね。最後の結婚式でプレイヤーに明かされるんだけど、トビーくんも困惑してました。この世界の男の娘、美しすぎるんだが。
オーランドも、式に奥さんと来てたしね！良かった良かった。
ジョニーは爽やかに「俺も運命の人探すかぁ」なんて言って、ちゃんと二人を祝福してた。ジョニーやっぱ良いやつ。
あとは配信でも言ったけど、たぶんアメリカが舞台なのに、ヴィンセントや友人たち、あとKキャサリンの発言がたまにめちゃくちゃ日本人なのが滑稽でした。日本人だな～って思ったセリフは今ぱっと浮かばないけど、顕著だったのはトビーの後輩キャラかな。アメリカにあんな子はいません。笑
もちろんこれは批判とかじゃなくて、こちらが見てて面白かったという話なのであしからず。
クリア後に、赤髪アフロの案内人のお姉さん、石田☆ルウさんが選択肢の時に現れたあのメーター（配信では結構隠れててたね…申し訳ない）について教えてくれて、赤が「奔放」、青が「堅実」だったそうで。
結局ずっと青の堅実に振り切れてました。その結果がこの結婚＆皆がハッピーなエンドで大満足です。
Kキャサリンと復縁してからの挙式イベントや、エンドロールのあとも色々見れたりしてまさに大団円！そのボリュームからして真エンド感がすごい。
ほんと二人が幸せになってくれてよかった。
そして最後まで読んで頂いた皆様、配信でプレイを見届けて頂いた皆様、本当にありがとうございました。このゲームをお勧めしてくれたヴァレンにも感謝を込めて。
また別のゲームの実況動画や配信でお会いしましょう！
愛をこめて
カイリ
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