僕のばっちゃ(祖母)の面白エピソード：大学入学時

僕のばっちゃ(祖母)は、今まで様々な伝説を残しています。

ばっちゃは僕に対してものすごく過保護でして、今も子供の頃と変わらない態度で接してくれます。

今回は、大学の友人と今でも鉄板ネタとして笑い合える、大学入学式の時のエピソードをざっと書いてみました。

僕の持ち物に名前が書いてある

簡単に当時の状況をまとめます。

・宮崎から福岡の大学へ進学
・大学は寮生活で初めて実家から出た
・夜は友人と部屋でワイワイ遊ぶ日々

とまぁ、こんな感じで常に誰か僕の部屋にいるような生活だったんですよね。

そして、大学入学1週間くらい前の話なんですが、心配性のばっちゃが僕に言った言葉があるんです。

「あんた、福岡は都会だし寮生活だし、ガラも悪いから持ち物には名前を書かんといかんよ」（ガラは偏見ｗ）

「え〜さすがに大学生やし自分で管理できるよ〜」

「じゃあ、ばあちゃんが盗まれそうな物だけ名前書いとくわ」

「あ〜...ありがとう〜」（まあ断るのもアレだしな）

心配性だなぁと思いつつ、お願いすることにしました。

そして寮生活の話に戻るんですが、友人が僕の部屋でくつろいでいた時、おもむろに何かを発見したのです。

ノリの良い友人「お前、歯ブラシに名前書くの！？」

僕「あ〜それはうちのばっちゃが...笑」

ノリの良い友人「ってちょいまって、お前の持ち物、名前だらけじゃね！？ｗｗ」

僕「えっ、どゆことｗ」

ノリの良い友人「歯ブラシ用のコップにも書いてあるし、ドライヤー、テレビ、パソコンにも書いてあるやん！」

僕「えええええええええ」

そこから、ノリの良い友人のテンションが上がってきます。

ノリの良い友人「まっさか〜、服に名前とか、書かれたりしてないよね？？？」

僕「まっさかね〜、ないないない！」

友人は、僕の衣装棚からおもむろに一枚のシャツを取り出しました。

ノリの良い友人「これはｗタグのとこに名前書いてるけどｗｗ」

僕「う、うそだーーー！」

なんと、衣類にまでばっちゃの心配性が発動してました。

名前ペンで、丁寧に寮の部屋番号とフルネームが記載されていたのです。

ノリの良い友人「ダメだ、こうなったら片っ端から調べんと落ち着かん」（なんでや）

といった具合で、持ち物調査が始まりました。

ノリの良い友人「いや、さすがにベルトに名前は無いよなー」

僕「ベルトに書いてあったらさすがにビビるわｗ」

ノリの良い友人「わーーーー！ベルトにもしっかり書いてあるやんけ！！」

僕「ばっちゃーーーーーーーーー！！！」

ベルトはさすがになくないか？？？と思いましたが、さすが僕のばっちゃ、抜かりがありません。

ノリの良い友人「だいたい書かれてるし、逆に絶対名前書かなさそうなやつ行ってみようや！」

僕「ん〜絶対書かなさそうなやつねぇ、このブルガリの香水とかは？さすがに無いか」

ノリの良い友人「おい...ちょっとよく見ろよ...」

僕「ん？さすがに...」

ノリの良い友人・僕「うわっ！めっちゃ名前書いてある！！！」

高校卒業後に、ちょっとオシャレを意識して初めて買ったブルガリの香水。

なんと、ご丁寧に外箱と容器に僕のフルネームがガッツリ記載されていました。（これ、部屋に飾れない泣）

ノリの良い友人は涙が出るくらい笑っていました。

僕もなんだか面白くなってきて、そこに怒り的な感情は全く無くて、むしろネタをありがとう的な思いが生まれてきました（ちゃんと服もベルトもなんとかバレないように学校へ着ていきました）

あんだけの物に名前書くの、相当時間掛かっただろうなぁ...笑

その出来事の後は、ノリの良い友人が他の寮の友達もたくさん僕の部屋に連れてきて、夜遅かったですが、めちゃくちゃ盛り上がってしまい寮監に怒られた思い出があります。

そのエピソードのおかげで、なぜか友達はめっちゃ増えました。

◎あとがき(思い出せる限りの名前を書かれていた物)

・日用品全部(シャンプー・リンス・洗顔・ティッシュ箱とか）
・衣類のほとんど（ジーンズ・シャツ・下着・靴下とか）※羽織る系のものは一命を取り留めてました。
・家具家電（PC・テレビ・Wii・PSP・PSPのソフト・ケトル・スピーカーとか）
・寝具（布団・枕・敷布団・掛け布団全部）お泊まり保育かな？
これくらいですかね。また思い出したら更新します( ´ ▽ ` )