テイルズオブアライズ クリア後サブクエ「異界」ネタバレ

ネタバレです。














●ミキゥダとキサラ

二人のイベントを簡単にまとめると、

「兄ミキゥダは未来のために自害することを決意し、妹キサラに自分亡き後を託した。妹キサラは兄ミキゥダを失って兄の真意を知る。キサラは兄の意思を継ぎ、前に進むことを決意する。」

・本編中数年前に兄ミキゥダは、テュオハリムの裏で誰かが自分達ダナ人から星霊力を奪おうとしていることに気づく。
・ヘルガイの実を食べるとダナ人から星霊力を奪いやすくなる。
・テュオハリムが知らないところでダナ人の食べ物にヘルガイの実を入れられていた。
・星霊力全て奪われると物質は物質として存在を保てなくなり、ただの水=虚水になってしまう。
・ミキゥダはヘルガイの実を食べてしまっていたので既に右手の虚水化が始まっていた。
・テュオハリムの影で動いている裏切り者が誰かはわからないが、ミキゥダは裏切り者がいると告発しようとした。
・それが失敗し、逆にミキゥダは裏切り者扱いされる。右手の虚水化を確認した裏切り者ケルザレクはすぐにミキゥダの全身が虚水化するだろうと考えただ捨て置いたが、ミキゥダは生き延び仲間を集めてテュオハリムにヘルガイの実の存在を伝える機会を窺っていた。
・キサラはミキゥダが動いていたことを知らず「テュオハリムを裏切った兄」と認識していたが、本編中ミキゥダと出会い真相を知る。
・ミキゥダの告発の手伝いとして主人公達はテュオハリムをミキゥダの前に連れてくる。
・テュオハリムの目の前でミキゥダはヘルガイの実を食べ「人間が虚水化」する事実を伝える。ミキゥダはダナ人とレナ人が手を取り合える未来を描きその未来を実現できるのはテュオハリムだと信じた。そしてその未来を作る手助けをキサラがしてくれると信じて自殺した。
・目の前で兄がいなくなってしまったキサラは絶叫する。その様子を見たテュオハリムはダナへ来る前に起きた自身の過去の出来事と重ね合わせ発狂してしまう。
・主人公達が暴れるテュオハリムを抑え、テュオハリムは過去を告白する。それはミキゥダとキサラが信じたものとはかけ離れていた。
・けれどテュオハリムは命をかけたミキゥダの思いを無駄にしない、逃げずにダナとレナのために戦うと決意。キサラも、そのテュオハリムと共に未来を作ろうと主人公達と共に進む。


●サブクエで登場したキャラクター達

ここからはテイルズ恒例サブクエで他作品のキャラ登場なんだけれど、今回登場したのはベルセリアのアイゼンとゼスティリアのエドナ。

ざっくり二人の要約をすると

「兄アイゼンは自分の道を自分で進むと決め、妹エドナはそれを理解し、手紙でのやりとりはしているものの二人は一生会わないと決める。が、兄アイゼンがアイゼンとしてではなくドラゴンとしてエドナの前に現れ、エドナは彼を倒す。」

・アイゼンは自分の呪い(体質)のせいでそばにいる妹を不幸にしてしまう、それを治すために旅に出る。けれど道中出会った人間の生き方に共感して、呪いも含めて自分は自分であることを認めて、自分の道を進もうと決意する。
・妹エドナの元に帰らないことに対しては罪悪感を抱いている、だから手紙を出して沢山のお土産を妹に贈る。ただ、手紙上でも「帰らない」と言えないでいる。
・エドナは呪いのせいで例え自分が不幸になったとしても良いからアイゼンと一緒にいたい。帰ってきてと手紙で伝えられない。
・ベルセリア1周目クリア前サブクエ最強ボスであるフェニックスを倒すことで、アイゼンはエドナに対して「自分は自分の道を進む」ことをちゃんと手紙で伝えて、エドナは返信で「兄の決意」を認める旨を伝える。
・アイゼンはいつか理性を失ったドラゴンになってしまう。本編中ではドラゴンにならないけれど、それが遠い未来なのか明日なのかはわからないと話している。
・ここまでがベルセリアの内容
・ゼスティリア未プレイなので伝聞でしか知らないけれど、アイゼンはドラゴン化してエドナの前に現れる。エドナはドラゴン化したアイゼンを倒す。




●2組の出会いがやばい


何がやばいって、本編中で「兄の信じる未来を進むことを決めたキサラ」に対して、「兄の生き様を認めたエドナ」「自分の道のために妹に二度と会わない決意をしたアイゼン」をぶつけてくることですよ。

・二度と会えないと思っていた兄アイゼンと妹エドナが出会って話しているだけでやばい。

・兄の意思を尊重した妹エドナと、兄の意思を継いだ妹キサラを会わせるのがやばい。

・自分のために妹と共に生きないことを決意した兄アイゼンに、妹の(生きる未来の)ために死ぬことを決意した兄ミキゥダを持つ妹キサラを会わせるのがやばい。

・二度と会えないミキゥダを兄に持つ妹キサラの目の前でアイゼンとエドナが出会っているのがやばい。

アイゼン&エドナ戦でキサラがめちゃくちゃテンション上がっていて嬉しそうだったのは、自分がもう二度とできないことをアイゼンとエドナができているからなんだよな……
普通に考えたら兄に二度と会えないことってつらいんだけれど、キサラは純粋に兄と妹が出会えていることを喜んであげれる子なんだね……
兄がいたらこういう行動をとるよね、私の兄もそうだったからって思えるんだよキサラは。やばくないか???

他のキャラと比べてキサラは本編中で決意するシーンがちょっと少なめだったんだよね。
・テュオハリムはちゃんとスルドとして導いていくことを決めるシーンがレネギスの中にある。
・アルフェン/シオンはアライズが二人のための作品だからたくさんある。
・リンウェルはロウのお陰で憎しみではなく希望で前に進むことを決めるシーンの印象がかなり強い。
・ロウもあまり前に進むことを決意するシーン少なめだけれど、アルフェン/シオンから道中ジルファの話聞けていたんだろうなと憶測できる。
・と思っていたら別のサブクエでロウとジルファの深掘りしてきやがったやばい…

いやほんとやばいクリア後イベントを作ったなバンダイナムコさんよ!!!!!ありがとうございます!!!!!!!

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