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hi-lite

 どうも、今日は横浜駅西口の横濱珈琲店五番街から、BGMはD’AngeloのBrown sugarです。就活の作業はいったん中止してこれを書いてるわけだけど、というかそもそも就活の作業なんてしてなかったや。昨日の夜、安い中華屋で定食を食った後になぜか気分で買ったメンソのハイライト。普段はメンソールは吸わないのになんでこれ買ったんだろ。お金がカツカツなくせに買っちゃったからしょうがなくこれを吸うしかないけど、正直あんまり好みじゃない。でも、パッケージはなんか可愛くて好き、大細筆記体も見慣れれば悪くないな。
 そういえば今年はコロナの影響で説明会やらインターンやら就活関連のイベントがだいぶ削られてるらしい。もともと説明会に行く予定がなかった俺でさえ、何にもしてない言い訳ができる。ストレートで大学を卒業する大半のまわりの友達はもう4年生で就職先も決まって4月から無事に社会人になって働き始める。そんな人たちや就活をしているまわりの人たちと会話をするとき、俺は決まって、「説明会とか中止になっちゃって、いまは何にもできてないなぁ」って言うけど、コロナなんて存在しなくたって俺はもともと何もしない人間だと思う。でも、人生で一回しかしたことないグループディスカッションをグルディスって略すし、どうせ何の予定も埋まらないくせに就活用の手帳を買ったりする。たぶん俺は今までこうやって生きてきたんだと思う。あぁ、今メールを見てふと気づいたんだけど、人事と偶然仲良くなっただけで面接とか面談とかしてもらってる某自動車会社の次のステップの面接で成績証明書を提出する必要があるらしい。今までずっと、大学の成績なんて何のために取るんだろう、単位さえ取れればいいじゃないかって思ってきたツケみたいなものがここで回ってきた。ほとんどの大学がそうだと思うけど、俺の大学も例に漏れず、成績が4段階評価でなされる。テストやら出席点やら課題提出やら、まあ単位によって様々だけど、それぞれの項目に目を通したうえで合計点が算出される。一番いいのは、秀でそこから優、良、可って感じで学期の最後に成績が出る。もし最低ラインにも達してない場合は単位がそもそももらえないんだけど、俺は単位を落としすぎるし、取れてもほぼ全部可だからGPA(とかいう簡単に言えば全履修単位の平均成績評価みたいなの)がマックス4なんだけど俺は0.7だった。俺のまわりはこんな感じの奴が多かったから、あんまり何とも思わなかったけど、普通に大学生活を送ってるような、就活で戦うようなライバルたちは普通に3.0とか悪くても2.5以上は取ってるらしい。俺の4倍くらいのGPAを取ってるやつらに勝てるわけがない。もし俺の成績を担当のZHUさん(なんて読むかもわからないし、国籍もわからない)が見たらなんて思うんだろうか。グルディスで冷静な感じで芯の食ったことを言うマンを装ってた俺のGPAが0.7だったと知ったとき、彼女は、「あぁ、つくづく人は成績では計り得ないんだな。」と思うか、「こいつは本当は中身が空っぽで、そもそも何も深く考えてないんだろうな。」と思うか。まあたぶん後者だと思う。実際それが正しい意見だとも思う。そもそももし俺が人事だったら、俺みたいなやつは取らない。真面目に働かなさそうだし、そのくせにふてぶてしい。まあでも歯の矯正をするから来年の春を迎える頃には、ふてぶてしさの9割は消えるけど。たぶん歯並びがとんでもなく綺麗に整ったら、真面目にも働くし、時間もしっかり守るし、毎朝しっかり起きて朝食も摂ると思う。何となくそんな気がする。あとは、本もたくさん読んで教養がつく上に言葉遣いがなんかこう賢い人のそれになるし、もっと身だしなみにも気を配って車もこだわったいいやつに乗る。あとはYouTubeプレミアムに入会して広告なしで動画を楽しむし、Netflixで配信されてる旬のドラマをいち早く見る。そうやって隙のない生活を送る、矯正だけに。お後がよろしいようで。

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