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「インデックス投資の決定版」ほったらかし投資術!

ほったらかし投資術ってなに?

 「ほったらかし投資術」と聞いて、そんなおいしい話が本当にあるの?と思うかと思います。
 「ほったらかし投資術」とはプロの投資家が薦めている投資の最適化のような投資法です。「投資の素人が投資のプロにできるだけ近い投資成績を出す方法」です。水瀬ケンイチさんという方は、20年間コツコツほったらかし投資を続け、約1億円の資産を気づいたそうです。
 今回紹介するほったらかし投資は、インデックスファンドに長期投資するというものになります。間違った方法で投資を行ってしまうと損をしてしまう可能性がかなり上がってしまいます。
 正しく投資を行い、資産運用をしていきましょう!

1. インデックスファンドに投資する

 投資と言えば、1企業に株を買って売り買いすることを想像する方が多いかと思います。株を買った後に値段が上がれば儲ける、逆に下がれば損をする。プロの投資家はそんな中、儲かる企業をひとつひとつ調べ、さまざまな分析をしたうえで、企業に投資するということは行っています。この方法だと、投資初心者の方、日々仕事をしながらの方やそんな時間をかけていられない方には儲けるのは難しい話だと思います。
 ですが、インデックスファンドでは全世界の複数企業に分散投資を行うことができます。複数企業に投資をすることにより、1つの企業の業績が悪化してもその企業の業績のみに左右されるのではなく、複数企業の平均を利益とすることができます。こうすることにより、プロでも素人でも手間や時間をかけることなく、株式投資の平均リターンを得ることができます。

2. おすすめの銘柄

 「eMAXIS Slime 全世界株式(オール・カントリー)」
eMAXIS Slime 全世界株式(オール・カントリー)とは全世界に分散投資できる投資信託です。また、先進国、新興国のどちらにも投資しており、長期投資家にはおすすめの銘柄の一つになります。

3. 3~6か月分の生活資金を確保する

 ほったらかし投資を始める前には3~6か月分の生活資金を貯金しておくことが大切です。※生活資金は年齢や人によって大きく変わってくると思いますが目安一人当たり15万ぐらいですかね?
 投資はお金持ちのすることだと思う人もいるかと思いますが、投資をする際に一番やってはいけないことは借金をすることです。借金返済時にかかる金利はほったらかし投資で期待できる利率よりも遥かに高いからです。
 カードローンやカードのリボ払いのような「短期の借金」を作らない為にも、最低3か月程度の生活資金は用意しておくのがよいでしょう。
 また、日本人が投資を行わない理由に最も多い理由は「投資できる十分な資金がないから」です。3~6か月分の資金を確保したら、早くから投資を始めて、資産運用を行いましょう。

4. 損してもいい金額を知る

 「インデックス投資」と言っても投資であることに変わりはありません。元本割れをするリスクがあります。そのため、自分がどれだけ損しても大丈夫なのか知っておく必要があります。そんなときに目安になるのが、「老後の生活資金が毎月1万円減っても問題ないかどうか」を考えてみたときに、大丈夫だと思った方は損しても大丈夫と思える金額は360万円です。
 退職後の老後を30年と仮定すると360か月。つまり360万円まで損しても構わないということになります。リスクを大きくとって運用すればするほどその分リターンも大きくなります。そのため、できるだけ大きなリスクをとって運用することがお金に縛られない人生を送るためのコツと言えるでしょう。

5. リスクをとって運用する額を決める

 上記の部分で損をしてもいい金額を知ってもらったと思います。リスクをとって運用する額は、その損をしてもいい金額の3倍の金額です。
 360万円が損してもいい金額だと思った人がいたら、360万円×3倍で1080万円になります。1080万円が0円になったりしたらどうするの!?と思う方もいるかもしれません。個別で企業に株式投資を行っている場合とは違い、インデックス投資では、全世界の企業に投資しているため、世界中の企業が倒産しない限り、0になることはありません。そんなことは現実的には考えられませんね。

6. 上限を超えた金額で国債を買う

 国債とは、国の借金のことです。国債はあまり値動きのない株のようなものという認識で大丈夫です。
 銀行にお金を預けている場合、その銀行が破産したら1000万円しかお金は返ってきません。なので、国債に投資する。銀行にお金を預ける際には、1銀行に預ける金額は1000万円までにしておくことが大切です。

7. お得な制度をフル活用する

 お得な制度とは、iDeCoやNISAのことです。
iDeCo・・・個人型確定拠出年金
 (投資額が全額控除され、税金がかからない。)
NISA・・・少額投資非課税制度
(投資で得た利益に税金が課税されない)
※補足:通常投資で利益を得ると利益の20%が税金でとられてしまいます。        ほったらかし投資を行う際には必ず活用しましょう!

8. 毎月一定額を積立投資する

 「お金が余ったら投資しよう」と思っているといつまでたっても投資ができません。そのため、毎月一定額を積立投資することにより、支出の計算もしやすくなります。
 というより、毎月の積立金額を決め、設定しておけば自動的に口座から投資を行ってくれるので楽です!基本的に毎月の積立投資の設定をしておけば後はやることはありません。
 「一括で価格の安いときに買って高いときに売るのが一番いいじゃん!」と思うかもしれませんが、それをしてしまうと素人の方はおそらく損をします。「ドルコスト平均法」という方法で毎月コツコツ投資を行っていきましょう。

まとめ

 「ほったらかし投資術」は投資のプロが本にまとめている程、プロの方も活用している再現性の高い投資法です。基本的には積立投資の設定をしてしまえばあとはやることはありません。投資の基本は長期保有です。より長い期間ほったらかしにすればより大きいリターンを期待することができます。
 人にはそれぞれ自分に合ったライフスタイルがあると思います。自分の収入・支出を把握し、できるだけ大きなリスクをとって投資を行いましょう。

 少しでもこの記事をお読みいただいた方の生活が豊かになればいいなと思っています。お金や時間に左右されない人生を築いていきましょう!


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