2024/07/27 雑記、ライトノベル

雑記

試験期間1週目が終了。受けた試験の手応えはどれも十分、たとえ何か破滅的なやらかし箇所があったとしても単位はもらえるかと思う。（なんで卒業予定年度に複数の試験を抱えているんですか？？
院試対策の方も順調……かは、正直なところ分からない。一応、諸々への理解が着実に進んでいる実感自体はあるのだけれど。足りてるんですかね、これで……？という不安感がずっと付きまとっている。まあ、受験前の典型的な心理状態、という感じだろうか。
ともあれ、最後の最後まで遮二無二やっていくしかない。試験まで残り20日程度。どかどかと、どかどかとやっていきましょう。

こちら、終末停滞委員会。の話

読了！！！！
最高！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

というわけで、巷で（主にフォロワーのnoteで）噂になっていた『こちら、終末停滞委員会。』を読み、そして面白すぎて見事にひっくり返ってしまった。
軽妙な文体にコミカルな会話。十人十色の萌え萌えキャラクターたちがどかどかと登場した上でお出しされる、ケレン味たっぷりな痛快アクションシーン。何よりそのエンタメとして非常に秀でた読み口が、「アオハル」という作品テーマとかっちり噛み合っていたのがあまりにも良い。シナリオも終始息もつかせぬ怒涛の展開で、読了から二日たった今でもその余韻に浸っている。

そして、どうしても言いたくなってしまうことなのだけれど……

終末、SCPすぎる！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
未知、恐怖、不条理の象徴で、常識の埒外に位置する異常存在、あまりにも設定のテクスチャがSCPすぎてビックリしちゃった！！！！！！！！
でも嬉しい！！！！！！！！！！！なぜなら私は高校の頃にそれはもうしこたまSCPの記事を読み漁っていた時期があるので！！！！！！！！！！！！！！！！

なんとなくあらすじであったりから「あ、もしかしてめーちゃめちゃ馴染みがある感じです？」と思っていたらドンピシャでもう後方宙返り３回ひねりしてしまった。読んでいるときはもう「わあGoI、早速GoI出てきた！！！！！！？？？？？？あっ、そもそも蒼の学園がSCP財団よりGOCっぽい！！！！！！！！！！わあおSK支配シフトシナリオ！！！！！！！！！！えっレッドリアリティ！！！！！！？？？？？？ヒューム値まで出てくれるんです嬉しすぎ！！！！！！！！！！！！？？？？？？？？？」みたいな行儀の悪い盛り上がり方も思わずしちゃっていた。
でも、めちゃめちゃ凄いのはアノマリーという、言ってしまえば「設定がとっちらかった」、特に文庫本小説というメディアに集約するには難儀することこの上ないだろうモチーフに対して、「指向性」という一つのテーマを与えることでものの見事に纏めることが出来ている点にあると思う。つまり、「終末」はSCPなどの「異常存在」に関する創作物が有する独特のテクスチャを纏っているけれど、実はその中身をテーマに適合したものにすげ替えているわけだ。「やりたいこと、描きたいこと」を1冊に詰め込むための工夫に余念がない。舌を巻かずにはいられない。や、本当に凄い……。

ということで『こちら、終末停滞委員会。』、エンタメとして最高に楽しく、また創作としてあまりの熱量、そしてその熱量を伝えるための工夫に圧倒された一作だった。
……また、諸々に一区切りがついたら執筆の方を再開したいな…………。

こちら、終末停滞委員会。 (電撃文庫)

鏡の国のアイリス -SCP Foundation- 1

というわけで今回の日記はここでおしまい。

余談

・葛城リーリヤさん、お誕生日おめでとうございます！！（4日遅れ

・手取川海瑠さん、お誕生日おめでとうございます！！！！（2日遅れ

・これは……7月26日にとった青空だ。

・kaiman_00の何とは言わないガールは…………小柴ニャオさんです。

・でもレアさんのこともかなり気になっていたりします。キャラデザが……欲しい！！

・good music…