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2023/03/26 Extreme Hearts×Hyper×Stage 感想

3月26日、東京の山野ホールでアニメ「Extreme Hearts」のスペシャルイベントが開催された。
それが本当に……本当に楽しかった、最高のイベントだったので、ここに書き残しておきたいと思います。

前置きとして。実はスペシャルイベントのアーカイブ期間を1日勘違いしていたため、改めての確認ができていません……。なので、多少の事実との齟齬には目を瞑っていただければと思います……。


・開演前

当日。13時の物販開始時刻に会場に到着した。開場30分前現場受け取りで事前にイベントグッズは買っていたので、ここではスタッフ本と、くじ目当てでまだ購入できていなかったBlu-rayの2巻だけ……。と思っていたのだが、待っている間についデジタルガチャを2回だけポチった。なお、結局受け取りのときにもまたガチャを引いてしまった。まあまあ金欠になってしまったけど……陽和所長のアクキーが出てくれたので、よし!!

なお、Blu-rayのくじの方についてはサイン入りは当たらなかった、残念…………。

1通り買い物を終えたので一旦昼食を食べるために会場を離れ……たところで理瀬さん、そして立て続けにRISEの方々の抱き枕カバーの売り切れ情報がTLを駆け巡った。危うく飲んでいた水を吹き出すところだった。ExHさん、そういう作品ではないからまあ緩やかに売れる感じかな〜、と思っていたら怒涛の勢いで売り切れたのがあまりに予想外だった。まあでも、あの実物見たらつい手が伸びてしまうのも頷けるし……(なにより自分も後日通販で購入する算段だったし……。

開場30分前ごろに再び山野ホールへ到着。集っていた(本当に集っていた)フォロワーの方々に挨拶をし、少しお話をしてから入場した。

入場してからは最終回のRISEパネルをパシャリ。パネル、全く一緒っていうのが本当に良いですよね……。放送当時からS×S×Sやブログなど、リアルタイムの更新による実在感を高めるコンテンツだったからこそ、こういったサプライズには心踊った。

kaiman_00の本体はだんごなので無事にツーショット撮影できた。良かったね〜。


・開演後

そして満を辞して開演。リリイベのときと同じようにトネケンさんが舞台上に現れ、そこからRISEやMay-Beeの方々が登場。そこからは演者の方々のお気に入りシーンをめぐったり、チーム対抗(+裏切りノノさん)のクイズ対決、そしてそこから謎のスポーツことコーンホールをするという風に進行していった。コーンホール、シンプルな競技性なのだけど、阿部さんのスーパープレイもありめちゃめちゃしっかり盛り上がっていたの、本当に謎だけど良かったな……。

特に印象的だったのはやっぱりノノさんの演者さんこと橋本ちなみさんによる「裏切ります!」や「百合です!!」などのセリフか。確実に本編のマネージャーロボットであるノノさんからは生まれない発言すぎて度肝を抜かれたということもあり、非常に印象に残っている。

また、May-Beeの方々、特に阿部梨香さんの雰囲気というか、元気な素振りや会話の潤滑油になっているような様子が羽月さんと重なって見えた。こういう演者とキャラの間の存在の距離感、ともいうべきものをまざまざと感じられるのもこういうイベントのいいところだな〜と思ったりした。そういう意味では優木かなさんの純華さんとのリンクも私はとても嬉しく感じている。「RISEというウチが好き」というふうな側面の強い純華さんを演じている方が本当にExtreme Heartsという作品と、そのファンの方々のことを好ましく思っていると前面に出してくれるのは、やっぱりなんとも嬉しいところ。

その次のラジオと物販の広告シーンでも橋本ちなみさんは全力で暴走していた。抱き枕を被りTシャツを来て待ち合わせ場所にやってくる彼氏彼女は確実に恐怖の対象だよ……。


・ライブステージ May-Bee・RISE

そしてイベントラストはMay-Bee、RISEによるミニライブ。……と思っていたら最初は岡咲美保さんによる「インフィニット」!演者さんとして参加されているとはいえまさか聴けるとは思っていなかったので驚いた。咲希さんのイメージカラーのピンク以外にも岡咲さん自身のイメージカラーである黄色のペンライトを振っていたからもちらほらと見えたのが非常に印象的だった。

そして、声出しアリライブって……めちゃめちゃ楽しい!私が自発的にライブイベントに足を運ぶようになったのはコロナ禍が始まってからで、つまりこれが初めての発声アリのライブだった。

何より私が感じたのは、声という最も直感的に演者の方へ想いを届けようとできる手段を得たのは本当に大きいな、というところだった。

1曲歌い終えた後、「ありがとう!」という気持ちを届けたいとき、今までは全力でペンライトを振ったり思いが届くように手を組んだりするくらいしかできなかった。そんなところに「ありがとう!」と直接声に出すという方法が生まれてしまったのだ。私にとってこれは革命だった。

そして、それをまざまざと感じたのがMay-Beeの出番のときだった。

周知の通り少しのノイズの後、機材トラブルによって音楽は消え、演者用のマイクも入らなくなってしまった。そしてそれは一向に直ることなく、演者さんも困惑の表情を隠せないまま退場していった。

Snow Wolfの声優さんの方々のメッセージの時から不調は見えていたが、まさかここまでとは……。ここからどうなってしまうんだろう……。
初遭遇の事態に私が驚き、慌てている中、会場からポツポツと、黄色の光と共にMay-Beeコールが聞こえてきた。
そのコールは、どうしようもないほどにファンの祈りの形をしていた。

だから私も、May-Beeに届くように、大丈夫だと、いつまでも待てるから、楽しみにしているからという思いでMay-Beeコールに連なった。そしてその黄色い光はいつの間にか箱全体を包んでいることに気づいた。

最前ラーメンに、高々と掲げられるminadeganbarone Tシャツ。そしてそれらにカメラを向けて会場を盛り上げるスタッフの方々。そして裏で必死に修正を図っているであろう機材スタッフの方々。皆の尽力でどうにか繋いで、再びMay-Beeは舞台に上がった。

そして流れた曲は、「Buzz Everyday」

「ド派手なピンチも楽しむPassion」

あまりにこの歌詞がピッタリな状況だ。そしてこの歌詞どおり、May-Beeの演者の方々は王者の風格ある溌剌で、情熱に溢れたパフォーマンスをステージ上で披露してくれた。

この一幕はライブとしては多分、決して手放しで褒めるような出来事ではないだろう。けれど、あの場に生まれていたMay-Beeを迎えようとするファンの想いとそれに全身全霊で応えてくれたあのステージ、どこか最終話のRISEにも似たステージは、私にとって決して忘れることのできない大切な思い出になったことは間違いない。
本当に、良かったです…………!!!!

次に流れたのはもう一つのMay-Beeの持ち曲であり、アニメ本編で優勝したRISEを迎えるようにライブで披露された「Hello Hero」。

ここまで語れなかったけれど、ライブでしっかり衣装を作ってくれているのめーちゃめちゃに嬉しかった。特にHello Heroは12話の歌唱シーンと全く同じ衣装ということで、スクリーン上に流れていたライブシーンとも相まったリンクを果たしていた。あと、証明の色が歌唱しているメンバーのイメージカラーに都度変わっていたの、とても好きポイントでした。(15色から一瞬でその色に変えるのはめちゃめちゃ難しかったけれど!!

そしてここから、May-Beeは元王者であるRISEへとパスをつなげる。そして奇跡的に、ここからは特段の機材トラブルも無い、完璧なステージだった。それもどこか、「神奈川スポーツアイドルの先輩」としてのMay-Beeの風格と、そこに集った「May-Beeの」ファンとしてのありようと重なって見えた。

RISEのステージも凄かった。衣装と、そして何より決勝ライブ再現のフォーメーションダンス!まさか本当にやってしまうとは……。Happy Shiny Dreamsとか、振り付けが可愛らしくとても好きなんですよね……。

あと、あの曲を披露されて初めて気づいたのは、とてもRISEらしいというか、「ユニゾン」している曲だな〜ということ。けどどうにも言語化できていなかったのだけど、ライブ後に一緒に焼肉を食べた(偶然同列3つ隣という奇跡が発生していた)同学部の先輩にその話をしたところ、「あの曲って歌唱がメンバーの中で完結しているというか、合いの手を入れたりする隙間があまり無いような曲の作りだからじゃない?」と。なるほど、確かに……。

こういったところも含めて、どこまでも5人の繋がりを感じさせる曲で、とても好きだな〜と思いました。

そしてそのまま最終回の流れの通り「全力Challenger!」と「SUNRISE」!どちらもとてもとても、良い曲です……。やっぱり印象的だったのはChallengerの方の最終回再現。野口さんからの「大好きだよー!」の重ね方もとても素敵で、私も「大好きだよー!」とつい返してしまった。こういうことがしてしまいたくなるほど、良いライブでした……。

・エンディング

そしてエンディング……からの三嶋さんからの発表ですらない「新曲出します」宣言!!

あのメッセージの一言一言で発生した感情の乱高下と、決して決定ではない「どんな形でもコンテンツの続きを作ります!」の言葉に抱いた喜びは忘れられない。
この2つは多分他のコンテンツだったら全然どう考えたって有り得ないし、嬉しいどころか若干心配になるような言葉のハズ。ハズだったのだけど、メッセージからファンと三嶋さんの熱量、そしてアニメ本編を追っていたときに似た「ライブ感」を受け取って、それが本当に嬉しかったのだと、そう思っています。

……スマイルパワーの舞台もちょっと音源化とかしてくれたりしたら……嬉しいですね!!!!


そうして大団円で幕を閉じたExtreme Hearts×Hyper×Stage。最高のイベントに当てられ夢見心地のまま、私は浮ついた足取りで焼肉屋へと向かいました……。


・おわりに

ということで、頭から振り返る形でExH×H×Sのことを振り返っていきました。

イベントを通して感じたのは、やっぱりExHという作品が私はとても大好きだな、ということとその「大好き」の部分の中にはコンテンツのライブ感が多分に含まれているな、ということだった。

ライブの際の一幕であったり、最後のメッセージであったりもそうだけれど、イベント全体を見ても視聴者作成のクイズを出したり観客の方にレスポンスを求めたり、そもそもクイズ対決やコーンホールとかの企画も、その場に立って初めて成立する「ライブ感」ありきのものを主軸に構成されていた。その、コンテンツが今その場で形作られているという感覚(と錯覚することも含めて)が私はめちゃめちゃに好きで、RISEブログやS×S×Sなどとリアルタイムコンテンツとしての側面も持ってくれていたからこそ、Extreme Heartsが本当に大好きだったんだな……というのを改めて認識させてもらった。

なので、今なら胸を張って、出来る限りの大きな声で言えます。


「Extreme Hearts、大好きだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


おしまい!!



…………


…………………………



今度こそ、おしまい!!

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