7月9日、西の空が茜色に染まっていた。
7月9日、暑い。蝉が鳴いている。エアコンが嫌いで、扇風機をそばに置き、窓を開け放って仕事をしていた。午後7時前、仕事を終え、窓から外を覗いたら西の空が茜色に染まっていた。
慌てて戸締りをして、カメラを手に外に飛び出す。西の空が見える見晴らしのいい場所まで駆ける。一瞬、一瞬で空の色は変わる。暑さで汗が吹き出した。
空一面が茜色になっているのを想像したが、沈もうとしている西日を受け灰色の雲が、茜色の光に照らされていた。もっと早く気づいていれば、もっと空が赤く染まっていたかも。
それでもキレイだ。なぜこんなに心を奪われるのか。夕暮れの空は不思議な魅力がある。
マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。