フットボールと言語

こんにちは。今回はフットボールと言語という題で書いていきます。言語の違いがフットボールに与える影響について考えていきたいと思います。

海外のフットボール文化

海外、特に欧州ではフットボールにおけるプレーを説明するために色々な言葉が用いられています。例えばドリブルだったらConduccion(コンドゥクシオン)と呼ばれる運ぶドリブルとRegate(レガテ)と呼ばれる抜くドリブルを一言で使い分けることが出来ます(どちらもスペイン語)。これはわりかし有名な気がします。辞書で調べてみると、conduccionは運転という意味があり、regateはかわすという意味がありました。またconduccionには更に2つの種類があって、Fijar(フィファール)と呼ばれる、ボールを運ぶことで相手を「固定する」プレーと、Atraer(アトラアール)と呼ばれる相手を「引きつける」ドリブルに分かれるそうです。初めて知りました。Fijarは相手に少し突っかけることでその選手をその場から動けなくさせることで相手の守備を止めるという意味でも使えそうです。相手が、突っかけた結果動いてくれるならそのコースにパスを通せば良いだけですし、リリースのタイミングを間違えなければ相手をその場に「固定する」ことができます。

もう一つのAtraerは空いているスペースに運びながら相手守備者を引き付けることで他のスペースが空き、味方に時間を提供できるプレーと考えて良いのではないかと思います。海外のCBはみんな上手いイメージがあります。バルセロナのピケとかドルトムントのフンメルス、ナポリのクリバリあたりでしょうか。あとはドリブルで左右にずらして相手を引きつけながら時間を創れるということで言うと、PSGのヴェラッティなんかは絶妙だと思います。たまにリスキー過ぎてやばいとも思いますが笑 

あとはPausa(パウザ)と呼ばれる、休止を意味するプレーもあります。日本語で休止と言われても正直ピンとこないですよね笑 Pausaはバルサの選手がよく使います。シャビなんかはめちゃくちゃ凄かったです。詳しくは下の記事でも見てください笑


日本語の独自性

上に書いたように、こんな感じでプレーを上手く自国の言葉で扱うことができるのが欧州地域のサッカー先進国と言われる国々です。また、ヨーロッパの国々は言語が似ていると言われ、基本的にその言語を使う国が一つしかないというのはほぼないと思います(調べてないので詳細は分かりません笑)。一方日本は日本語という言語を使うのは日本人のみで、他の国では使われない言語です。この辺りに難しさがあると感じています。ヨーロッパの言語が似ていると言われる所以の記事があったので参考までに。

日本語はヨーロッパの国々で扱われている言語と比べてあまり他の言語の影響を受けて形作られたとは思えません(中国の漢字くらいですかね)。陸続きのヨーロッパと違い、島国であることも一つだと思います。その文化がフットボールにまで関わってきていると思うと深いな、、、と思います。

まとめ

今回はフットボールと言語という題で書いてきましたが、これに付随した内容を後々に書けたらいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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