理想と現実のギャップにどう折り合いをつけるか

理想を追い求め続けるのか、信念を曲げて現実的な選択肢を取るのか。理想と現実。乖離が起きている部分を繋げて現実を理想のものとするのか。それが自分で変えられるものなのか、それとも変えられないものなのか。変えられないなら現実を直視して信念を曲げて妥協案を受け入れるのか。

フットボールにおいて価値基準が揃わないとプレーは成立しない。その価値基準の齟齬がプレーのズレとなる。価値基準の齟齬がプレーのズレとして生じるのは主にタイミングだ。このタイミングで走り出せば裏を取れると思って走り出したレシーバーとそのタイミングに躊躇いを持つパサーだったらプレーは成立しない。この場合どうするべきなのか。要求したら変わるものなのか。またはプレーの価値基準を変えさせるのか。それともプレーの価値記事を変えるのか。その見極めが正しくいかないと永遠にそのプレーは成立しない。

それが成立することによってプレーに心地良さを感じるし、それがフットボールの面白いところ。

最初に戻るが、成功と失敗、理想と現実を照らし合わせると以下の3つのようになると思う。

1.理想を追い求めた結果の成功
2.現実を見た上での成功
3.理想を追い求めた結果の失敗

1が一番良い結果になるのは当然として、2と3のどちらが良いかは人それぞれになるのではないか。ただ結果が全てのプロの世界では3よりも2が優先されるだろう。そこの割り切りが僕には出来ていなかった。1を追い求めた結果折り合いをつけられなかった。


金沢戦、水戸のシュートはわずか7本。自分が打ったシュートは0。結果として2-1で勝ったけど完全な負けゲーム。この試合を負けずに勝ち切ったといえば聞こえはいいけど、それで済ませていいのか。このままだと偶然の勝ちを拾っただけの試合になる。残り11試合を勝ち切るためには何が必要なのか。何を諦めて何を得るのか。何を求めるのか。そんな理想と現実のギャップを絶えず思考して価値基準を揃えるのがフットボールだし勝者の条件だろう。

フットボールにおいてその局面局面でプレーの解はあるしその最適な判断を下し続けるべきだけど、それが最も良い方法ではない可能性もある。その解を知らなかったり価値基準の齟齬があるとそれは悪手になりうる可能性もある。そう考えると、フットボールにおいては理想と現実のギャップにどう折り合いをつけるかが最重要課題な気がする。


だらだらと書いたけど結局何が言いたいかと言うとフットボールって難しいなってことです。

あと11試合頑張ります。勝ちます。

読んでいただきありがとうございました。

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