女優　甲斐この美

私は女優として活動し地元佐賀県に劇場を持ち、演劇学校を作りたいという夢があります。

演劇というものに触れた人たちが共感する心を持ち、想像豊かにエネルギーいっぱいに自分を生きていけると本気で信じています。

私自身、演劇というものに触れるまで人の気持ちがわからず、いつの間にか自分の正義感を押し付けて人を傷つけてしまう、そんな子どもでした。

小学生～中学生まで自分の気持ちをどう伝えていいか分からず

たくさんの同級生、仲間を泣かせてしまいました。

高校生の頃には「私は人を傷つけてしまう」という価値観が自分に沁みついてしまったのでなるべく目立たないように学校生活を送っていました。

中学生のころから演じることはしてきましたが

演技手法について深く学ぶようになったのは今から4年前、２６歳のことです。

アップスアカデミーという俳優育成所でメソッド演技というものを学び、価値観ががらりと変わりました。

「相手のために演じなさい」

私はアップスアカデミーに入りこの言葉を聞いたとき、私は、自分の小さな価値観でしかこの世の中を見ていなかったんだなと感じました。

そしてこの言葉、自分が何者か分かっていないとできないんです。

自分を丁寧に扱い、自分が自分の1番の味方になり、自分が何を訴えたいのか分かって

やっと、初めて「相手のために演じる」ことができるんです。

自分を丁寧に扱うとはどういうことなのか勉強していくうちに「魔法の教室」にも出会えました。

こうしてたくさん勉強していくうちに自分を丁寧に扱い、相手と向かい合うことが演劇にも人生にも重要なことなんだな、と確信しました。

今現在、私は女優として事務所にも所属することができ、人生を共に生きようかと言えるパートナーも出来ました。

そして何より、2019年は映画「記憶にございません！」で女性記者役として出演し念願の映画デビューも実現することができました！

私は皆様の人生の中に演劇というものが身近になり皆様が私を通してたくさんの人生を一緒に疑似体験してほしいと思っています。

その中から、感じて欲しいんです。

「こういうとき私は、自分はどうするんだ？」

演劇は非日常です。

だからこそ体験しなくてもいいこともある。

少しの勇気があれば体験できることもある。

人生の選択を簡単には出来ないかもしれない。

だからこそ、演劇というツールを使ってたくさんの世界を見て欲しいです。

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私の挑戦があなたの笑顔、勇気になることができたら

私の人生は幸せでいっぱいです！