【MTG/EDH】騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex

細かい点はまだまだ詰められるものの、ある程度レシピがまとまったため、軽い解説と共にレシピを掲載したいと思います。

【デッキレシピ】

＜統率者＞
騒々しい写本、コーディ/Codie, Vociferous Codex

＜土地＞34枚
島/Island
古えの墳墓/Ancient Tomb
統率の塔/Command Tower
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
色あせた城塞/Tarnished Citadel
真鍮の都/City of Brass
産業の塔/Spire of Industry
マナの合流点/Mana Confluence
風変わりな果樹園/Exotic Orchard
水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge
神秘の聖域/Mystic Sanctuary
ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
溢れかえる果樹園/Flooded Grove
滝の断崖/Cascade Bluffs
溢れかえる岸辺/Flooded Strand 
汚染された三角州/Polluted Delta 
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire 
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
湿地の干潟/Marsh Flats
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
乾燥台地/Arid Mesa
霧深い雨林/Misty Rainforest
Tundra
Underground Sea
Badlands
Taiga
Savannah
Scrubland
Bayou
Tropical Island
Volcanic Island
Plateau

＜マナ加速＞15枚
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
エルフの神秘家/Elvish Mystic
深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
貴族の教主/Noble Hierarch
アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
極楽鳥/Birds of Paradise
花の絨毯/Carpet of Flowers
楽園の拡散/Utopia Sprawl
水蓮の花びら/Lotus Petal
金属モックス/Chrome Mox
魔力の墓所/Mana Crypt
太陽の指輪/Sol Ring
秘儀の印鑑/Arcane Signet
スランの発電機/Thran Dynamo

＜サーチ＞8枚
神秘の教示者/Mystical Tutor
親身の教示者/Personal Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
悪魔の教示者/Demonic Tutor
汚れた契約/Tainted Pact
方程式の求解/Solve the Equation
不気味な教示者/Grim Tutor
歯と爪/Tooth and Nail

＜追加ターン＞6枚
時間のねじれ/Time Warp
時間操作/Temporal Manipulation
荊州占拠/Capture of Jingzhou
白日の下に/Bring to Light
運命のきずな/Nexus of Fate
召し上げ/Expropriate

＜墓地再利用＞11枚
有毒の蘇生/Noxious Revival
新たな芽吹き/Regrowth
貴重な発見/Treasured Find
喚起/Recollect
バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery
正気の欠片/Shreds of Sanity
ナヤの魔除け/Naya Charm
歴史の再構築/Reconstruct History
洞察の絆/Bond of Insight
深海からの引き寄せ/Pull from the Deep
過去と未来/Once and Future

＜コピー＞4枚
ナーセットの逆転/Narset's Reversal
高まる復讐心/Increasing Vengeance
腹黒い意志/Insidious Will
憤怒の嵐/Fury Storm

＜コンボパーツ＞5枚
詐欺師の総督/Deceiver Exarch
鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed
光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer
修復の天使/Restoration Angel
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker

＜妨害＞11枚
征服者のフレイル/Conqueror's Flail
呪文滑り/Spellskite
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
堂々たる撤廃者/Grand Abolisher
惑乱スプライト/Hypnotic Sprite（催眠の輝き/Mesmeric Glare）
水没/Submerge
遠隔+不在/Far+Away
席次+石像/Status+Statue
意志の力/Force of Will
誤った指図/Misdirection
幕切れ/Curtains' Call

＜その他＞5枚
森の知恵/Sylvan Library
クアンドリクスの初学者/Quandrix Apprentice
火花の学者、ローアン/Rowan, Scholar of Sparks（霜の学者、ウィル/Will, Scholar of Frost）
大衆扇動者、ブリーナ/Breena, the Demagogue
星霜の学者/Scholar of the Ages - MTG Wiki

【能力解説】
コーディのテキストはこのような能力です。

あなたはパーマネント・呪文を唱えられない。
4, Tap：WBURGを加える。このターンにあなたが次に呪文を唱えたとき、マナ総量がそれより小さくインスタントやソーサリーであるカード１枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から１枚ずつ追放していく。ターン終了時まで、あなたはそのカードをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。これにより追放された、他のすべてのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

何か呪文を唱えたとき追加でもう一枚唱えることができる能力であり、よく続唱に似ていると評されます。
しかし続唱と比べて、いくつかの相違点があります。

①インスタントやソーサリーのみ唱えられる点。
②解決中に呪文を唱える効果ではないため、唱えるタイミングはカードタイプに従わなければならない。（相手ターン中に起動した場合、ソーサリーは基本的に唱えられません）
③唱えるタイミングはコーディの遅延誘発型能力が解決された時に限られておらず、そのターン中ならいつでも唱えられる点。

①はテキストを読んだままなのですが、大きなポイントです。
ライブラリーではクリーチャーとしての性質しか持たない当事者カードは、コーディの能力で捲れても「引っかかる」ことはありません。
当事者カードに限らず、確定で捲りたいインスタントやソーサリーがある場合、除去やアドバンテージ源はパーマネントカードに頼ることになります。
②は忘れがちなので、覚えておきましょう。基本的に相手のターンで起動する機会はあまりないとは思いますが。
③が最も重要な点です。コーディの能力で捲れた呪文の解決前でも後でも、カードタイプが許すのならば好きなタイミングで唱えることができます。

【動き方】
デッキレシピを見てお分かりかと思いますが、追加ターン呪文を利用する動きがメインプランとなります。
・5マナの追加ターン呪文
・4マナ以下の墓地再利用呪文やコピー呪文やサーチ呪文
・4マナ以下のインスタントとソーサリーに、再利用とコピーとサーチ以外の呪文を採用しない。
このような構成にすることで、追加ターン呪文を延々と使用することができます。
前述の通り、コーディの能力で捲れた呪文は好きなタイミングで使用できます。再利用ならば本体となるターン追加呪文の解決後に使い、コピー呪文なら解決前に使います。
これによって、ライブラリー内のインスタントとソーサリーが切れるまでターンを得ることができます。
なお、分割カードはスタック以外の領域では両方の半分の合計のマナコストになります。レシピにある分割カードは、全てマナコスト5以上ということですね。

追加ターン中にドローを重ねて、マナが溜まったら歯と爪からフィニッシュします。
追加ターンのループに入る前にアドバンテージ源をプレイできているのが理想ですが、マナベースしかない状態でも完走は可能です。
事前に堂々たる撤廃者や、征服者のフレイルをプレイできているならば問題なくキキジキ＋修復の天使や、マルコム＋光り角でゲームを決めにいけるでしょう。マルコムや光り角の海賊は、ループに入る前に展開するパーマネントとしても悪くありません。
もし堂々たる撤廃者や征服者のフレイルがプレイできていないのであれば、追加ターンが2個以上得られるまで待ち、歯と爪→堂々たる撤廃者＋星霜の学者で歯と爪を回収し、2回目の歯と爪でコンボパーツを揃えると良いでしょう。
14マナあるのであれば、星霜の学者で歯と爪に加えてターン追加呪文を一緒に回収すれば、ターンを回さず歯と爪を撃つこともできます。

なお、汚れた契約でライブラリーを0枚にした後運命のきずなを唱えることで、無限ターンに入ることができます。
ダメージ源が展開できていないと駄目なのですが、サブプランとして覚えておくとよいと思います。

出来事や分割カードによる除去の選択、マナベースの見直し、コンボパーツ……など絞り込みなど細かいところが詰め切れておりません。
しかしコーディってどう組めばいいかなという声がありましたので、参考という形で掲載したいと思います。