バンド系アーティストの参考になれば嬉しいな①カヴァーやめとけ補足&トーク番組持ってはいかが?

どうもKAI KAZUTOです。
昨年占って貰ったら本名の漢字の字画がアーティストには向いてるけど仕事には向いてないからせめて英語表記にしろと言われてからなんかウグッとなって気にしちゃって振り切れずにいます。
メッチャ違和感ある。

色々とバンド系アーティストや、それを売らなくてはいけない立場にある人達へ参考になればなぁと考えている事が溜まってきて、そろそろ別のアイデア考えるためにも排水したいので書き出そうかなと思ったら、あまりにも相互に作用しているので何から書いたらいいかとか文量とか色々大変だったので、分けてちょくちょく書く事にする。


去年の12月のまとめを読み返したら、『〇ヶ月連続リリースとカヴァーはやめとけ』という事を書いてましたが、カヴァーについてはわざと伏せていた部分があるので付け足しをします。
『ライブハウスに〇〇提案してます』と書いていた〇〇が、毎日生配信とそのやり方で、
多分資料にまでまとめたのは去年の9,10月あたりだったと思います。
その頃はもしかしたら数年後にはどこもそうなってるかもしれないねと思っていましたが、その後コロナもあってほぼ強制的に色んなライブハウスが配信をやり出したのは何か感慨深いです。

この事から、個人的にはコロナがもたらしたのは停滞ではなく強制的な加速だと思っていて、まるでサナギが外からはじっとしている様に見えても中ではとんでもない変化が起こっているように、正直コロナ禍が過ぎ去るまで配信なりでしのいで繋いで、終わったらまた以前のようにライブで稼ぐというモデルに戻る皮算用は危険ではないかと考えています。


理由は色々ですが追々語るとして、とりあえずカヴァーの付け足しについて。
以前カヴァーは

・リスペクトを証明するクオリティの為にかける時間と金のコスト
・カヴァー元の熱心なファンは楽曲という聖域への侵入を許さない
・自分のファンからオリジナル早く作れよと思われる

などなどの理由から損だと書きました。
ただ、わざと書かなかった一発で全て解決する方法があります。
それは、

『自分のトーク番組にゲストで呼んでOPでお礼と称してサビだけ弾き語りカヴァーしてありがとうと言わせる』

です。
カヴァーのクオリティを上げる為のアレンジやレコーディング、ミックスは結局時間もかかるしお金もかかります。
映像も録るならなおさら。
そこにかかっていたはずのお金をゲスト出演ギャラに回して、自分はサビ(なんなら半分)のコードと歌詞をさらってアコギやピアノで弾き語りすればとにかくまず労力が削れます。
極端な話、これならゲストの都合さえつけば毎日出来る。
しかもあくまでトーク番組なので、別に(良いに越した事は無いけど)録り音やミックスを詰める必要も無く、
ゲストの熱心なファンの聖域問題についても、ゲスト本人が「ありがとう」と喜んだ瞬間に公認になってファンが責める口実がなくなる。
オマケにその後のトークで関係性を深めつつ、双方のファンに周知が出来る。

ゲストに呼んだけど断られるというのも一つの指標で、それは予算や格であったり、関係性が足りないからで、勝手にカヴァーするのと違って、今はそこに手を出すとかえって損をするというのも分かるので良いです。
あとミュージシャンじゃない持ち曲の無い人も歌わないだけでトークには呼べるのも良い。


ではトーク番組では何を話すべきか。
それは色々ありますが、最近ラジオの構成作家さんを雇うのがいいのではないかと思っています。

というのも、YouTube Premiumでバックグラウンド再生で『ながら聴き』が出来る事も相まって、YouTubeは実はTVよりも映像付きのラジオに近いと感じていて、特に最近はスパチャなど視聴者のコメントとの生のやり取りも大事で、音楽アーティストは恐らくそっちに向いてるのでそういう収録モノだけでなく、バラエティ×視聴者の声×生放送のノウハウにも対応出来るラジオ作家さんが結構熱いのではないかと。

トーク番組では何を喋るかもラジオを参考にしたり、そもそもラジオMC経験がある人なんかは多分やってはいけない事(なんも思いつかなくて数秒無音とか)も分かってるので適応超スンナリだと思います。
特に生をキッチリやり切れる才能は動画の編集を雇わなくて済むので、あると超強いです。

そしてその動画、あるいは生配信は有料会員限定等にしない方が得です。
有料にするべきなのは本来捨ててしまう余り物の一番美味しい所のみ。
放送後の楽屋、感想&打ち上げパートです。
有料パートで話す事は、限られた者達の内緒の場という属性を持つので、
むしろここでのみ結構無責任に「コラボ楽曲とかやりたいね」「歌詞書かせてよ」「歌ってよ」とか言っても良くて、それが実現した時に有料会員からはあの時のか!!って思ってもらえるし、無料視聴者は見逃した悔しさから有料に入ってくれるという導線になります。


また、せっかく配信とかの話になったのでついでに書くと、
理由はまた別の機会として、なるべく毎日更新する何かを持たなくてはいけませんが、音楽はある程度時間をかけないとダメなコンテンツなので回転数は上げない方がいい。
むしろそれ以外の何かを持つ事が必要になる中で、トーク番組は結構役に立つのですが、その一環でゲストのいないトーク番組での悩み相談は売る側目線でかなり有効です。
悩み相談のメリットは、

・今人間が何に悩んでいるのか傾向が見える(歌詞の参考になる)
・役に立っているという自己肯定感をアーティストに与えられる
・ファンに人間性を知ってもらう事でより深く曲を聴いてもらえる。
・公開は無料、悩み受付はファンクラブ内からのみ抽選でファンクラブ加入誘導。

などなどわざと汚く書きましたが、ファンとアーティストが何を考えているのかの橋渡しの場を設けると考えれば、どれだけファンから必要とされているか、頼りにされているかとかを知ってもらう場が急務レベルで必要なアーティストはご時勢も相まって実は結構居ると思います。
フロントマンの魅力で引っ張ってるバンドは一人がメインでたまに相方。
バンド全体の仲良し感が売りなバンドは出来るだけ全揃いでほぼ毎日やるのが向いてます。

例えば、レコード会社がコロナ禍で閉店してしまった音楽スタジオを居抜きで買い取って、各個室に配信設備を投資して、所属アーティストに使わせてあげるとか結構いいと思うのよな。


という訳で今日の分はスッキリしたし区切りも良いのでまた今度。

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