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世代の違うにわとりたちを一緒にしたら…【農園日記#004】

2024年7月4日(木) 曇

今日は、ひさしぶりの農園へ。農園日記を始めてからは、初めての農園だ。

梅雨が明けたのか明けてないのかわからないが、本当の暑さになってきたので朝6時前から作業を始めた。これからは早朝作業がメインとなるだろう。早起きはしんどいが、暑いほうがもっとしんどい。

到着してすぐに、にわとりの安否確認へ。小屋の中に入っているが、いつ小動物に襲われていてもおかしくないと思っているので、ずっと心配している。遠くから口笛を吹くと、小屋の中からこっちを見てくれる。それが愛おしくてたまらない。今日も無事でよかった。

2世代目の子たちを家から連れてきた。この子たちも直売所の卵から孵して育てている。初め6羽いたが、4羽死んでしまい、今は2羽になった。鶏種は、もみじとウコッケイ。1世代目の子たちより明らかに遅いペースで成長してるのが心配だ。

「世代の違うにわとりを一緒にしてはいけない」という情報を見たことがあるので、2世代目は小屋の中に置いた育雛箱に入れておく。1世代目が攻撃する様子がないので、大丈夫そうだ。2世代目を少し外に出してあげたくなったので、1世代目が小屋を離れている隙に出してあげると、何か感じたのか小屋へ戻ってきて、攻撃を始めた。いつも攻撃的じゃない1世代目が鋭い表情。必死に止め、もみじのほうは救出できたが、ウコッケイのほうが草むらほうへ逃げていってしまった。いくら探しても見つからない。小屋を家だと認識していないうえに、こわい思いをさせてしまったから、戻ってこないか。本当に申し訳ないことをしてしまった。ごめんなさい。2世代目には、生き物を飼う難しさをまざまざと感じさせられる。

一方、のものいものうえんメインの作物・さつまいもは、順調に育っていると思う。耕作放棄地だった場所を開拓開始した日から約4ヶ月で、ちゃんと育つもんなんだな〜と感心する。草刈りと抜根はしたが、小石を取っていなかったり、堆肥や肥料を入れたりする土づくりは一切していないから、余計に感心する。これで上手くいくなら、この辺一帯の耕作放棄地はさつまいも畑に変えられる。このまま放っておくのはもったいない、素晴らしい場所に変えられる。夢があるなと思った。

「さつまいもの株間には、えだまめを植えよ」という情報を見たので植えてみた。こちらも、順調に育ってきてくれている。そして昨日、えだまめを使ってのイベントを思いついた。もったいぶる必要もないだろうから、ここに書いておく。その名も「畑でビアガーデン」だ。青空の下、参加自身でえだまめを収穫して、その場で茹で、ビールと一緒にたのしむ。最高のイベントになりそうだ。えだまめが育ってくれることがわかったら、開催しよう。


のものいものうえん
長崎のもざきにある「いも掘り体験」ができる農園。2023年、100㎡の耕作放棄地を開拓し、さつまいも栽培をする。2024年、新たに700㎡の耕作放棄地を開拓。秋に「いも掘り体験」を開催する。農園には2羽のにわとりがいる。

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