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未来を創るビジョンブック

当社のあるプロジェクトの中で「ビジョンブックをつくろう」という声が上がりました。

ビジョンブックってなんだろう?

早速調べてみると、ビジョンブックとは、「会社の意志を言語化し、進むべき方向性を指し示すバイブル。会社の原理原則を既存社員や新入社員へ周知する、すべての会社に必須のツール」とのこと。なるほど、確かにそういったまとまった資料は今までなかったなと、そのとき思いました。

当社では2年前からビジョンブックの制作をはじめました。まさかこんなに時間がかかるとは思いもしませんでした。

このビジョンブックは、これまでの会宝産業の歴史や創業以来大切にしてきた行動規範をまとめたものです。社内のメンバーだけでなく、社員の家族や当社と関わりのある皆様へ会宝産業が大切にしてきたものをお伝えし、一緒に未来を創り歩んでいきたいという想いで取り組んできました。

その中で私が一番印象に残っているのが、今でも当社で大事にしている「躾」です。今は自動車リサイクル事業と言われるこの業界は、創業当初、解体屋と呼ばれ、世間ではあまり良いイメージがなかった時代がありました。廃車の引き取り先では「持っていけ」と創業者は雑な扱いを受けました。
こうしたきっかけから、身なりや躾に力を入れるようになりました。そうすることによって、この業界全体のイメージを一新され、社員がこの仕事に誇りを持つことができる、という創業者の思いがあったからです。

どんなに時代が変わっても創業時から変わらない大切な想いや理念、それを未来へと繋いでいくために時代の流れに応じて変化すべきこと。

このふたつが明確であることは、より組織を強くし、未来を創る糧になると制作を通して感じました。

過去の出来事や想いを知ることで、自分たちが歩みたい未来が見えてくるのではないでしょうか。



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