46. 心・体・技
心・体・技
高校時代に当時の総監督の林田先生から
よく『心・体・技』という言葉を言っていただいていました
今日はなぜ『心技体』ではなく
『心体技』なのか
そこについて解説したいと思います
~はじめ~
①心
②体
③技
~せつめい~
【①心】
『心体技』の先頭に来るのが心です
柔道とか他のスポーツに限らず
普段の生活でも
切っても切り離せないものが心です
高校時代に僕がよく言われていたのが
どんなに強靭な体を持っていて
どれだけ上手な技術があっても
心がしっかりしていなかったら
勝負には勝てないと教えられました
だから迷ったときには自分の心が
いまどういう状態か
戦える精神状態が整っているのか
今でも僕はそこに関しては毎日敏感に
気を配るようにしています
逆にいえば心がしっかりしていれば
多少ケガをしていたり
技術で他に負けていても
そう簡単には負けません
これは今でも僕の最優先事項です
【②体】
心の次に来るのが体です
やはり健康で丈夫な体があると強いです
アスリートに限らず
人は運動して汗をかくことによって
気持ちもスッキリできます
僕は大学時代に大きい怪我をしてしまいましたが
怪我をしない危機管理も非常に大事で
それによって丈夫な体も維持できます
怪我をしない危機管理というのも
①で触れた心に余裕がなければ
体の変化や感覚に気づけないので
心がしっかりしているから体も安定できると
連動して考えましょう
【③技】
①②がしっかりしているから
技術を磨いていくことができます
僕が高校1年生でインターハイを優勝したときは
相手を投げる技術は
ほぼ無かったです
体力には自信がありました
あとは寝技の形が一つあるだけでした
それでも高校の日本一にはなれます
相手を投げる技を一つ作れたのは高校3年生になってからです
技術が意味ないと言っているわけではありません
もちろん日々技術も磨くべき
ただ柔道に限らず他の競技でも『総合力』が大切です
・気持ちも充実して
・体力も充実して
・技術もスキルも他人に負けない優れたものがある
この3つの総合力が高ければ高いほど
より強い選手といえます
心体技しっかり整えて
充実した毎日を過ごしましょう~😊
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