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「アート・インクルージョン オンライン企画Vol.39を終えて②〜私が古生物に再ハマりしたのは〜」

「アート・インクルージョン オンライン企画Vol.39を終えて②〜私が古生物に再ハマりしたのは〜」


現時点ではペンネームは

海魚爬Ton。(KaigyohaTon)

私は、来年の秋頃で、アート・インクルージョンへ通うようになってから多分、10年目になるのですが、

今までの中で私が昨年、凄く集中して描いたイラストがあります。

それは、「クダギョちゃん、ウタギョちゃん、ホソギョちゃん、皆で遊ぼう」

というデジタル画です。


南三陸町うたつ、の古生物たちをテーマに、

花の模様のついた魚竜
「クダギョちゃん」、や、

音符の模様の付いた魚竜
「ウタギョちゃん」ら

オリジナルキャラクター化を完成させたのは2019年、ですが、


2019年からのクダギョちゃんシリーズ
として2022年に描いたこの作品では、

歌津の漢字の

「歌」にかけて、音符を今までより、大きく入れました。


この絵は、2022年10月1日に、
太白文化センターらららホール2Fホワイエの、通路スペースの、
アート・インクルージョンの音楽関連コーナーに、展示させて頂きました。


太白文化センターらららホール2Fホワイエで撮影。
ウタギョ、クダギョ、ホソギョちゃん皆で遊ぼう(c)海魚爬Ton


因みに、

『古生物』は南三陸町を訪れれてから新たにハマったのではなく、

“再ハマ”りです。

ところで私が古生物にどうやって再ハマりしていったと思いますか?

これから、そのことについて、ご紹介したいと思います。


私が古生物に再ハマりしたきっかけは、

2017年頃にさかのぼります。

その日、私はなんとなくテレビをぼんやり見ていました。

すると、アノマロカリスという古生物の紹介が始まりました。

3Dで最新復元されたものでしたが、私は、とっても懐かしい気持ちになりました。
…というのも、私は、幼稚園のときから、「一生、試験勉強じゃないほうの『学び』を大切に」みたいな言葉が口癖の父がよく、毎年、年に3か5回は、仙台市科学館や、東北大学理学部自然史標本館、そして、今はもうない
『斎藤報恩会自然史博物館(さいとうほうおんかいしぜんしはくぶつかん)』へ車で連れていってくれまして。

斎藤報恩会自然史博物館で買った
マグカップは、今では多分もうレアな品です。
この、多分二度と?手に入らない斎藤報恩会自然史博物館グッズの、私の宝物となっているマグカップの実物を、皆さんにお見せしたいです。

斎藤報恩会自然史博物館で昔購入したマグカップ


私は恐竜などの古生物に、幼稚園のころから興味を持っていました。

(あ、私だけじゃないか……恐竜は多くの人が幼稚園のころから興味持ってますね??)


また、東北大学理学部自然史標本館のほうはというと、

今もいく事ができますので、

今年も(2024年も)母と、いってきました。


幼稚園の頃は、特に、アノマロカリス、の模型を、東北大学理学部自然史標本へ見に訪れるのが、毎回の楽しみでした。


この模型は、今ではガラスケースの中に入ってしまいました。

しかし、幼稚園児だったころの当時は、ガラスケースの外に、
吊るされてありました。

見上げてみると、ザリガニのような、オバケエビのような、
その不思議な姿に、ワクワクしたものです。

そして、私は人混みが苦手なので別に参加したいとは言っていなかったのですが、
気づけば毎年、仙台市科学館や理学部自然史標本館の理系イベントに参加予約を、父にだされてました。

化学実験や、地層の学習や、鉱物掘り、などいろんな分野を体験しましたが、
その中でやはり一番私が興味を持ったのは、『古生物』でした。

参加した理系イベント、にまつわる思い出とかもあります。

小学生の頃、仙台市科学館で、学生さん達?が行っていたイベントに参加したときのこと。

確か『古生物のレプリカを作ってみよう!』みたいなのがあって、

プラスチックねんど、らしき物を渡され、好きな色を1つ選んで、と言われまして。

ですが好きな黄色はもう誰かに貰われたのか無かったので、
ピンクを選びました。

次に、『好きな型を選んで』と言われたので、三葉虫(さんようちゅう)にしました。

三葉虫の型にピンクのプラスチックねんどらしきモノを入れ、学生さんに渡して、確か数分後、
立体的なピンクの三葉虫のレプリカが完成しました。

想像以上に、かわいくて、喜んだのを覚えています。


……しかし、その後日、ちょっとしたイザコザ?みたいなものというのでしょうか、そんな予想外なことになってしまいました……。

それはというと。

ある日、めずらしく、同年代の
コが1人、私の家に遊びに来てくれたんです。が。

確か‘‘お気に入りのモノあったら見せて’’みたいな内容のこと言われてたので、

お気に入りになっていたピンクの三葉虫を、そのコの手のひらの上に乗せたんです。

……そしたら、突然、

’’なにこれー、気持ち悪!‘‘

と言われ、部屋の端のほうに、バンっ!と投げられてしまったのです!

……私にとっては予想外のリアクションで、‘‘もう、知り合いに古生物を紹介するのは、やめよう、’’と思ってしまいました。

(※注意※私が、自分で、やめようと決めたのであって、そのコのせいではありません。それに、今よく考えれば、なんの前触れもなく
突然ナゾい生物のレプリカをみせられたら、
ビックリする人もそりゃ居ますよね(笑)
……見せる前の私の話しベタも原因です。。手に乗せる前にちゃんと説明すべきでした)


その後も、理系イベントには
小5の頃まで参加し続けましたが、知人に参加しているということは、伝えなくなってしまいました。

しかし、アノマロカリスや三葉虫は、頭の片隅に残り続けることとなります。

(ただ、化石っぽいな?と思う話をしているのを学校で耳にしたときは勇気を持って話しかけて探ったり、は、してました。

具体的には……

『〇〇ちゃんの家の近くで葉っぱが石になっているものが出たんだってさ〜』の時は、

私は、「〇〇ちゃんの家、どこ??」「その石の……どんな形の葉っぱだった、とかのこと分かる??」
や『この前、川の近くで遊んでたら、木が石みたいな感じになってるの見た』
の時は
「その川どこ??川の名前分かる?」……だったと思います)


で、更に再び、古生物にハマった時期がありました。

通信制高校に、通っていたときのことです。

地学、の授業のなかに、古生物が、でてきたのです!

それらのほとんどが、昔、科学館や標本館や、斎藤報恩館で見た、アノマロカリスや、三葉虫、を始めとした、懐かしい古生物たち、だったのです。

しかも、地学の先生は、地学の中で特に、

古生物が好き、とのお話で、

古生物の回の私のレポートがよくできている、と、その回のレポートに、120点を下さいまして!

とっても嬉しかったです!

それからしばらくのあいだ、ちょっと勉強をサボって図書館で古生物図鑑を借りて読んだり、

久々に仙台市科学館を訪れて、先生が授業でいっていた
気仙沼の古生物、『ヘリコプリオン』の
企画展を、拝見したりしました

この時は、とっても楽しかった……のですが、
次々と他の分野のレポートが締め切り近くなってしまい、
溜まった、ほかの分野のレポートを書くために、
また古生物たちから、いったん、離れることになってしまいました。

……そして、通信制高校を卒業後、2017年頃、

通信制の大学についていけなくなってしまい、無気力にだらだらテレビをみていた時のこと。

なんと、テレビに、見覚えのあるものが映って、とっても懐かしい気持ちになったのです!
……その、あるものとは……!
そう、またアノマロカリス、です!

幼稚園の頃や小学生の頃に何度も眺めた、あの模型が、今では3D映像になって、動いているではありませんか!!

とっても懐かしくもあり、また新鮮でもありました!

それからというもの、私は、図書館で更に古生物の本をいろいろ読みました。

この頃、ちょうどアート・インクルージョンで、‘‘みんなで雄勝石に絵を描こう’’
みたいなものをやっていて、
雄勝石は2億年前のもの、とのことでした。
これは、古生代、にあたります。
アノマロカリスも古生代の生物なので、雄勝石に描きたい!と思いましたが、
渡された石をみたら、小さいので、複雑な形のアノマロカリスは難しいかな?
と思い、
三葉虫やディプロカウルス等の小さい古生物
の他、龍やドラゴン
を、描きました

ディプロカウルスや三葉虫(c)海魚爬Ton
黄色い龍(c)海魚爬Ton

小さく石に古生物などを描くのは、時間はかかるけど楽しかったです!

のち……確か2018年頃、
佐々木桂さんが、雄勝石のプレートに絵を描いてみませんか?、といってくださり、

それが意外に大きいサイズだったので、
遂に雄勝石にアノマロカリスを描くことが出来ました。


カナダのカンブリア紀(c)海魚爬Ton

これを描き終える直前、 アノマロカリス の姿が間違っていないかどうか、最終確認をしに標本館へ、

アノマロカリスの模型を見に、再び訪れることができ、

そこで私のイラストはだいたい合っていたことが確認できました。

オリジナルのキャラクターでも、
科学的におおよそ合っているかどうかは、確認しにいってるんです。

で、ついでに、古生代のほうの他のコーナーもみて、帰ろうとしたその時、

母が、’’せっかくだから、こっちのコーナーもザッとでいいから見ていったら??‘‘

と中生代のコーナーを指さして言ってたのですが、

しかし私は“古生代”にこだわっていて。

でも「中生代」は、小学生の頃は恐竜が好きで、

《ダイナソー》というビデオを父にお願いして買ってもらって、みたり、

こちら(写真)は今も持っているカード→《くもんの恐竜カード》、


くもんさんの恐竜カードは私の大切なものの一つです

を買ってもらっていたくらい、
中生代にハマっていたものです
(※写真は、くもん さんの著作もあるでしょうし、少しぼやけた撮影のを載せました)


このカードは、当時はとても大事にしてたんですよ。

今はだいぶ、恐竜のこと忘れてしまったんですけどね。

多分みなさんも、小学生の頃は、
こういったカードにあるような
恐竜が好きでしたよね??

中生代の古生物といえば、真っ先に思いつくのは、
恐竜、でしょう?


……ですが、最近では、私は中生代には興味が薄れてきていたので、

本当に、そのコーナーはザッと見るだけにしよう、

そう思ってました。


───しかし。

中生代コーナーのパネルを読んで、

衝撃を受けました。


なんと、“魚竜館”という化石施設があったそうなのですが、

2011年3月11日の津波で、壊滅的な被害を受けたというのです。


(③へ続く)



#アートインクルージョン

#海魚爬Ton

#KaigyohaTon

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