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介護施設のダメな施設とホワイト施設の見分け方【ブラック施設で働かない為の備えに!】
良い施設を見分けるポイント6選
⑴ 職員が挨拶ができるかどうか
働いている職員が笑顔で挨拶ができているかどうかチェックします。
表情や挨拶は習慣化できていないとすぐにはできません。同時に身だしなみ(服装や髪型)もチェックしましょう。
軽い会釈はあるか、職員によって態度は変えていないかなど、少し厳しい目で観察しましょう。
基本的な挨拶が欠けている職場は、その時点で選ばない方が無難でしょう。
⑵ 利用者に対する態度はどうか
利用者に対しての言葉遣いや立ち振る舞いをチェックしましょう。
タメ語やあだ名で呼んでいる、困っている利用者がいるのに放置、小さな声でボソボソと話している。など、利用者に対する態度でケアの質がわかります。
声かけや表情など利用者への対応を、時間があれば同じ場所でしばらく様子を観察しましょう。
⑶ 利用者の身だしなみはどうか
利用者の身だしなみをチェックしましょう。
服が汚れている、その日の気温に適さない服を着ているなど確認をしましょう。
また、髪がボサボサではないか、爪やヒゲが伸びてはいないかチェックしましょう。
利用者がきちんとした身だしなみができていない場合、職員の目が行き届いていない、ケアの質が悪い場合などが考えられます。
⑷ シフトを確認させてもらう
1ヶ月間の夜勤の回数や、夜勤明けはちゃんと休みになっているか、休みはきちんと入っているか、連勤でシフトを組まれていないか、など、無理のないシフトで組んでいないか確認ができます。
⑸ トイレや廊下は整理されているかどうか
トイレが汚れていないか、トイレットペーパーなどの備品は補充してあるか、などチェックしましょう。
また、物が乱雑に置いていないか、動線に物を置いていないか、タオルはきちんと折りたたんでしまってあるか、など、物の管理がきちんとできているかどうかチェックしましょう。
⑹ 送迎車、来客用スリッパなど汚れていないか
送迎車に傷があったり汚れていないか、来客用スリッパは汚れていないかなど、なかなか気づけない細かい点もチェックすると良いです。気付きにくい点をチェックすることで、サービスがどこまで行き届いているかどうか判断できます。
離職率が低い介護施設の条件
介護施設は全国的に慢性的な人手不足に悩まされています。人材不足によってブラック化する施設もあります。
全国的には介護士が不足していますが、潤っている施設や人が集まってくる施設も存在しています。そういった施設では離職率が低いのが特徴です。
離職率が低い施設を選ぶのが、ブラック施設を避ける近道といえます。
離職率が低い施設では、そこで働いている職員の満足度が高い傾向があります。
「給料が水準より高い、有給をしっかり取得できる、研修や教育制度が整っている」等のソフト面。「備品やリハビリ機器が充実している」等のハード面の他に、特に「働きやすい、人間関係が良好」などの環境面が重要です。
この3つが全て整っている介護施設が優良な介護施設だといえます。
【環境面】
人間関係が良好・働きやすいと感じられる・やりがいを感じられる・チームワークが良い、など
【ハード面】
バリアフリーの建物・使いやすい部屋や職員用更衣室・滑りにくい浴室・介護用浴槽がある・広い介護用トイレ・移動がスムーズなスロープ・福祉車両・広い駐車場など
【ソフト面】
資格保有者の採用・教育や研修制度が整っている・マニュアルがある・シフト管理がしっかりしている・安全管理や衛生管理がしっかりしているなど
求人広告では優良施設を見抜くのは難しい
ハード面は、目で確認ができますが、ソフト面と環境面はすぐにはわかりにくいものです。例えば、教育や研修制度が整っている、シフト管理ができているかどうかは、実際に入社してみないとわかりません。求人広告に、「しっかりした研修制度があります」と謳っている施設でも、実際はどうかわからないというのが現状です。
求人広告だけでは、施設の良し悪しは判断するのは難しいでしょう。
良い施設を見分けるポイント6選を参考に、面接時や見学時にしっかりと確認をすることが大切です。
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