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海事代理士筆記試験 過去問 船舶職員及び小型船舶操縦者法(その9)

はじめに

ここに掲載する過去問は、〇×問題の場合は、解答欄に〇×の回答を記載しているのみです。また、記述式穴埋め問題の場合は、解答欄に解答を、選択式穴埋め問題の場合には、解答欄に選択肢と回答を記載しております。さらに、最後の【     】内には、参照すべき法律等を記載しております。この場合、法律の場合は「法」と、施行規則の場合には「則」、施行細則の場合は「細」、施行令の場合には「令」などと省略して表示しております。

船舶職員及び小型船舶操縦者法の問題傾向

記述式の穴埋め問題(1問だけ選択式)と〇×問題、乗船履歴の計算に関する問題

必要な乗船履歴を判断する問題(計算も含む)

【出題:H30】

四級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるためには、次の乗船履歴表に定める乗船履歴を有しなければならない。
(乗船履歴表)

今ここに、現在45歳の者が、以下の経験を有する場合において、当該者が四級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるのに必要な乗船履歴を有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶及び漁船は、いずれもこの法律が適用されているものである。(1点)
・ 25歳から29歳までの間に、総トン数30トン・出力750キロワットの乙区域内において従業する漁船に、機関部の当直部員として1年6月乗り組んだ履歴
・ 33歳から37歳までの間に、総トン数149トン・出力750キロワットの平水区域を航行区域とする船舶に、機関部の当直部員として10月乗り組んだ履歴
・ 40歳から42歳までの間に、総トン数499トン・出力3,000キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、五級海技士(機関)についての海技免許を有する一等機関士として8月乗り組んだ履歴
【解答】×

【出題:H29】

四級海技士(航海)試験(身体検査及び口述試験)を受けるためには、次の乗船履歴表に定める乗船履歴を有しなければならない。
(乗船履歴表)

今ここに、現在40歳の者が、以下の経験を有する場合において、当該者が四級海技士(航海)試験(身体検査及び口述試験)を受けるのに必要な乗船履歴を有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶及び漁船は、いずれもこの法律が適用されているものである。(1点)
・ 21歳から24歳までの間に、総トン数50トン・出力750キロワットの乙区域内において従業する漁船に、甲板部の当直部員として1年2月乗り組んだ履歴
・ 29歳から31歳までの間に、総トン数199トン・出力1,500キロワットの乙区域内において従業する漁船に、甲板部の当直部員として8月乗り組んだ履歴
・ 35歳から37歳までの間に、総トン数499トン・出力1,500キロワットの近海区域を航行区域とする船舶に、五級海技士(航海)についての海技免許を有する一等航海士として10月乗り組んだ履歴
【解答】〇

【出題:H28】

三級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるためには、次の乗船履歴表に定める乗船履歴を有しなければならない。
(乗船履歴表)

今ここに、現在35歳の者が、以下の経験を有する場合において、当該者が三級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるのに必要な乗船履歴を有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶及び漁船は、いずれもこの法律が適用されているものである。(1点)
・ 17歳から19歳までの間に、総トン数33トン・出力800キロワットの乙区域内において従業する漁船に、機関部の当直部員として1年2月乗り組んだ履歴
・ 25歳から27歳までの間に、総トン数1,600トン・出力3,000キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、四級海技士(機関)についての海技免許を有する二等機関士として1年9月乗り組んだ履歴
・ 31歳から32歳までの間に、総トン数199トン・出力1,000キロワットの遠洋区域を航行区域とする船舶に、四級海技士(機関)についての海技免許を有する一等機関士として2月乗り組んだ履歴
【解答】〇

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