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海事代理士筆記試験 過去問 船舶職員及び小型船舶操縦者法(その10)

はじめに

ここに掲載する過去問は、〇×問題の場合は、解答欄に〇×の回答を記載しているのみです。また、記述式穴埋め問題の場合は、解答欄に解答を、選択式穴埋め問題の場合には、解答欄に選択肢と回答を記載しております。さらに、最後の【     】内には、参照すべき法律等を記載しております。この場合、法律の場合は「法」と、施行規則の場合には「則」、施行細則の場合は「細」、施行令の場合には「令」などと省略して表示しております。

船舶職員及び小型船舶操縦者法の問題傾向

記述式の穴埋め問題(1問だけ選択式)と〇×問題、乗船履歴の計算に関する
問題

必要な乗船履歴を判断する問題(計算も含む)

【出題:H27】

五級海技士(航海)試験(身体検査及び口述試験)を受けるためには、次の乗船履歴表に定める乗船履歴を有しなければならない。
(乗船履歴表)

今ここに、現在40歳の者が、以下の経験を有する場合において、当該者が五級海技士(航海)試験(身体検査及び口述試験)を受けるのに必要な乗船履歴を有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶は、いずれもこの法律が適用されているものである。(1点)
・20歳から24歳までの間に、総トン数500トン・出力750キロワットの近海区域を航行区域とする船舶に、甲板部の当直部員として2年乗り組んだ履歴
・26歳から29歳までの間に、総トン数199トン・出力750キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、六級海技士(航海)の資格についての海技免許を有する船長として6月乗り組んだ履歴
・30歳から33歳までの間に、総トン数1,600トン・出力3,000キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、甲板部の当直部員として2年乗り組んだ履歴
【解答】×

【出題:H26】

内燃機関五級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるためには、次の乗船履歴表に定める乗船履歴を有しなければならない。
(乗船履歴表)

今ここに、現在40歳の者が、以下の経験を有する場合において、当該者が内燃機関五級海技士(機関)試験(身体検査及び口述試験)を受けるのに必要な乗船履歴を有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶は、いずれもこの法律が適用されているものである。(1点)
・27歳から29歳までの間に、総トン数200トン・出力750キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、六級海技士(機関)の資格についての海技免許を有する一等機関士として6月乗り組んだ履歴
・30歳から33歳までの間に、総トン数500トン・出力1,500キロワットの沿海区域を航行区域とする船舶に、機関部の当直部員として2年6月乗り組んだ履歴
【解答】×

【出題:H26】

三級海技士(航海)の資格についての海技免状を受有する者が、以下の(1)又は(2)の経験を有する場合において、当該者が海技免状の有効期間の更新のために必要な乗船履歴をそれぞれ有しているか否か。有しているなら○、有していないなら×を解答欄に記入せよ。なお、以下に記載された船舶は、いずれもこの法律が適用されているものである。(2点)
(1)受有する海技免状の有効期間が満了する日以前5年以内に、総トン数5,000トン・出力6,000キロワットの遠洋区域を航行区域とする船舶に、甲板部の当直部員として1年乗り組んだ履歴
(2)受有する海技免状の有効期間の更新の申請をする日以前6月以内に、総トン数 500トン・出力1,500キロワットの近海区域を航行区域とする船舶に、船長として3月乗り組んだ履歴
【解答】(1)×、(2)〇

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