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霧島神宮【鹿児島県霧島市】

九州神社巡りの続きです、熊本で泊まり次の日は鹿児島県観光でした。昨晩の馬刺しや馬焼肉の余韻に浸りながら鹿児島県へ。
この時、桜島に有る神社が月讀神社(つきよみじんじゃ)だと知っていたら必ず行ったでしょう。実際はもっと若い頃に社員旅行で行ったことがあるのですが、全く覚えていません。
昼食は鰻を食べようと友達に言われていたので、それまでに行ったのは霧島神宮です。何と言っても高千穂峰にある神社です、絶対に何か感じることが出来るだろうと思っていました。

霧島神宮の御祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひたかひこほのににぎのみこと)です、長い名前ですが、この名前は古事記では無く、日本書紀と同じ名前ですね。
天孫降臨したのがこの地だと言われていますので、当然と言えば当然な御祭神です。霧島神宮の後ろに聳える高千穂峰の頂上には[雨の逆鉾]があるそうです、僕は登拝してませんので実物は見ていませんが。。

国道223号線を宮崎の方に走っていると、突然、出雲大社にも負けないような赤い鳥居が出現します。そのままくぐり、参拝者駐車場の方へ、車を駐めると二ノ鳥居が見えますが、妻と妻のお母さんは歩きたくないとだだをこねるので、少しでも本殿に近い駐車場の方へ車を進めました。
やっぱりここも空気が違います。ただ熊本と同じく、神様がどうこうと言うよりは、場所が凄いパワースポットな感じでした。もしかすると後ろの高千穂峰かもしれないなと思いながら、参拝に向かいます。
トイレや休憩所の横を抜けると展望所と神聖降臨の碑が見えます、展望所から綺麗な林の風景が広がり、その奥に市街地が見えました、開聞岳も見えると書いてありましたがこの時は分かりませんでした。神聖降臨の碑は、まぁ碑ですね(何も感じませんでした)。
山の鳥居をくぐり、手水舎で清めて、いよいよ本殿、と言っても拝殿で参拝となるのですが、やっぱりここでも神様の感じは僕は感じず、やっぱり場所が凄いのかなと思いました。ここの本殿には、幣殿の竜柱というもの凄い彫刻の柱があるそうですが、一般人は見る事ができません。写真を見る限り彫刻としては素晴らしいのでしょうが荘厳な感じはしないですね。余談でした。
霧島には七不思議と言われる場所があるのですが、
【霧島の七不思議】
その一 御手洗川  霧島神宮のほど近くにある。11月頃から4月頃にかけては涸れている川。不思議なことに毎年5月になると突然、清水が魚と一緒に湧き出すといわれる

その二 風穴    霧島神宮の旧参道に、いつもわずかな風が吹き出している岩穴があり、不思議に思った人が中を覗いてみると、なんと石の観音様が微笑んでいたという

その三 亀石    霧島神宮の旧参道に、亀にそっくりの岩がある。神様との約束を破ってしまった亀が岩にされてしまったといわれている

その四 文字岩   大きな岩の10㌢ほどの隙間にびっしりと刻まれた謎の梵字。人の手ではとうてい動かすことのできない岩の隙間に、誰がいつ彫ったのでしょう

その五 両度川   霧島神宮の側に毎年6月になると水が流れ出して8・9月頃にはかれてしまいます。この川は10日ほどでいったん涸れ、数日後再び流れ出すことからこの名がつけられたという

その六 夜中の神楽 その昔、真夜中の霧島神宮の社殿の奥で、突然、神楽が高々と鳴り響いたという。今でも時々、夜中に神楽に似た音色を聞くことがあるとか・・・

その七 蒔かずの種 霧島の山の中で、誰も種を蒔かないのに自然に稲が生えることがある。天孫降臨の神様が高天原から持ってきた種から芽生えたのか
そんなに興味は無かったのですが、文字岩だけは、梵字と言われていますが、実際は神代文字なのでは?と思っています。ただ文字岩は山の上にあるので友達や妻、妻のお母さんと一緒ですので諦めざるをえず、今思うと勿体ない事をしたと思います。

参拝が終わり、少しガッカリしながらも、霧島神宮にある七不思議の風穴や亀石を見に行こうと言うことになり、本殿の左側へ歩いて行きました。旧参道の方へ行こうとしながら歩いていると、何か凄い気を感じるのです、何処かと探していると、山神社という立て看板が見えました。行ってみたいと皆に承諾を取り、少し歩くと古そうな鳥居が見え、中には小さな祠が。ここや!小さな祠でしたが、何か祠に似合わないくらい強いものを感じます。明らかに高千穂神社や天岩戸神社とは違う感じです。瓊瓊杵尊だとは思えませんが、この山神社は凄い神様だと思います。
さて、霧島神宮ですが、場所は凄いパワースポットだと思います。やっぱり後ろの高千穂峰に登拝するべきだったかもしれません。
九州神社巡りは今回はここで終わりです、歴史的な真実は分かりませんが、九州はやっぱり凄いパワースポットだらけだと思います、


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