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五社稲荷から【コトノオ】へ

さて、変わった夢を見た朝、目に焼き付いている祠とコトノオの文字。どうすればいいのかと悩みながら朝ご飯を食べていました。


ママに相談だ!

やっぱり一緒に行ったママに相談するしか無い!そういう結論になりました。Lineで事の顛末をママに相談して、どう思うかを尋ねました。
『コトノオって神戸の地名じゃない!琴ノ緒町に有る神社に来いってことじゃない?』と言う返事!コトノオって地名か!神戸の人間なら直ぐにピンときたのかもしれません。僕は神戸の人間では無いのでコトノオを人の名前か何かだと思い込んでいました。ママ曰く『生田神社の北側にある、生田の森の神功皇后の祠か、二宮神社が琴ノ緒町の近くなら良い神社やから行ってみたら?』と教えてくださったので、『近いうちに行きます!』と返事をして、仕事に行きました。しかし仕事に行っても当然仕事が手につくわけも無く、ネットで[コトノオ 神社 神戸市]で検索してみました。琴ノ緒町は元々生田神社の神領だったようで、そうなると生田神社の線が濃厚かもしれないと思いました。もうそうなるといてもたってもいられません。行くしか無い!神戸に行くことに決めました!

生田の森

生田神社は何度も行ったこと有りますが、人が多いのと本殿が震災で倒壊したので、個人的には何も感じ無い神社でした。駐車場に車を駐めても何も感じません。でも、目的地は生田の森にある神功皇后の祠、まずは生田神社に参拝し、生田の森に向かいます。
本殿の西側を抜けて生田の森に続く道を歩いて行きます。こんな所があったんや、と初めて踏み入れる場所で周りをキョロキョロ、少し歩くと林の中に入る道に右に曲がります。曲がりくねった道を進み、鳥居が目に入ってきます。ここか!と思いながらも祠の色が朱色。

生田の森 坐社(神功皇后)


僕が夢で見たのは気の色そのままだったので違うな、ここじゃ無い!でもせっかく来たので参拝はして帰ろうと祠の前まで進みます、ん?んん?ママが進めるだけのことはある!凄い背中がピリピリ!ここは今回のことには関係無くまたお参りに来よう!と思いました。ここが違うなら、もう一つママに教えてもらった二宮神社に行くしか無い!歩いて行けない距離では無いですが、生田神社は駐車料金も高いので、車で移動する事に!

二宮神社

車で移動して、二宮神社の近くのコインパーキングへ。二宮神社は参拝したことも無いので初めての神社です。鳥居が見えて来ました、ここも背中はピリピリ!ここもか!神戸の神社は凄いなぁ〜とあらためて納得。

二宮神社 本殿


鳥居をくぐって手水場でてを清め、本殿へ、しかし本殿は立派な建物。とても夢で見たものは似ても似つかない、ここでも無い!とは言え凄い神社には変わりがないのでキチンと参拝。横にある稲荷神社にも参拝。ん?稲荷の横に椋白龍神社と言う名前の神社があります。ここも凄く気になる!行ってみようと神社の方へ、建物の中に神鏡が飾ってあるだけなのですが、ひょっとしてここなのか?と思いましたが夢の中の祠とは違うビジュアル、でも何となく近い感じの感覚はある。ん〜〜ここなのかもしれないな、と思いながらも、又々ママにLine、椋白龍神社かもしれないです。と打つも全く既読スルー。。。やっぱりここでは無いかな。でもママに教えてもらったのはこの2社だけ、全く腑に落ちず、帰路につきました。

五社稲荷やった!

会社に戻るも、やっぱり仕事は手につきません。呼ばれたコトノオの神社はどこやったのか?ふと、そう言えば昨日お参りしたのは五社稲荷神社って名前の神社だった!と思い出し!慌てて検索[琴ノ緒町 五社稲荷]出ました!!布引の滝の近くになんと五社稲荷神社が有るでは無いですか!琴ノ緒町の由来は松が風で鳴るのが琴の調べに似ているが語源で有るとも言い、布引の滝のある六甲山系を指す言葉でも有るのです。
この五社稲荷は徳光院というお寺の敷地内に有る神社で、検索してもあまり写真も出てこない、ある方のブログではここまでしか行けませんでした、パワーが強すぎて階段を登れませんと書いて有りました。


ここじゃ無いのか?!同じ名前でコトノオとも関連が深い!凄いパワーの有る神社でもある!早速又々又ママにLine!ここかもしれないです!『そこなら知ってるよ、横にある弁天様が好きで一ヶ月に一回くらいは行くよ』とのこと、さすがに1日に2回も神戸に行く元気は無いので、別日にママも一緒に行ってくれることになりました。

ここなのか?ここじゃないのか?

さて、ママと一緒に五社稲荷へ行く日が来ました。と言っても5日も経っていません。朝からママを迎えに行き、五社稲荷神社へ。
細い坂道を登って、徳光院の駐車場へ。何やら独特の雰囲気が漂っています。車を降りた僕も無言に・・・
『やっぱり鳥居をくぐって行った方が良いよね?』とママ。『そうですね!』と僕。少し遠回りして鳥居から参拝します。鳥居の前に立っただけで、ここや!と感じました。もう背中はピリピリ!足元からもゾクゾク感が襲うように上がってきます。鳥居を抜けて坂道を上がり、賽銭箱の前まで来ました『私はここで無理!』とママが言います。上を見上げると小さな祠が見えました。ここでやめるわけにはいかない!祠を確認したい!賽銭箱のよこを通り抜けて、急な所々崩れている石段を登ります。もう身体全体がゾクゾクしています!絶対にここには何か有る!確信に近いものを感じながら、祠の前まで何とか登り切ると、目の前にはあの祠や!ここで絶対間違いない!と確信できるような小さく古い祠が、脇には朽ちかけている狛狐様も、呼んで頂いたのはこの神様に違いない。祠の前で参拝しながら『お呼び頂きましたか?私は何をすれば良いのでしょうか?するべき事がございましたら何かお示し頂けると嬉しいです』とお尋ねしました。勿論何かお答えを頂けた訳では無いのですが、たどり着けたと言う思いが心を満足させてくれました。

ここやった?

下りてきた僕に『どうやった?ここやった?』とママに聞かれました。『多分ここで間違いないかと、正解なら何か又お示ししてくれるんじゃ無いかな?』と答えました。僕がお稲荷様と縁が深いのではと思うきっかけになったのはこの出来事です。この後に分かるのですが、僕が結婚式を挙げた人麻呂神社(兵庫県明石市)の中にも五社稲荷神社がありました。益々五社稲荷神社とのご縁に不思議な縁を感じるのでした。


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