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終わりを決める

先日、SNSで、わたしが20代前半からずっと
お世話になっている方が経営されてる
ビストロの閉店のお知らせを見た数日後に、
夫のお仕事がちょうどそのビストロの最寄駅で行われる日があり、一緒にランチに行ってきました。

そのビストロは、
友人たちとお仕事帰りの普段使いはもちろん
わたしの友人たちと節目節目にお祝いしたり、たくさんお祝いしてもらったりしたお店で、
友人のお誕生日会や、
わたしが東京に転職が決まった時や、
結婚して名古屋に戻ってきた時などにはお店を
貸し切って結婚パーティーをしてくれたりと、
普段からだけでなく、ライフイベントごとにもたくさんお世話になっている思い出深いお店です。

そんなステキなお店がなくなってしまうことはさみしいなと思いつつ、
フランス料理のフの字も知らない20代前半には
お料理のことを毎日たくさん教えてくださり、
ビストロではたくさんの美味しい料理とワインをいつも笑顔で提供くださったオーナーシェフに最後にきちんとお礼が言いたいなと思い、伺いました。

前菜の美味しさ、一口食べただけ「うまっ!」と思わず出てしまったスープ、絶対的に美味しいメインの肉厚の帆立のポワレ。ソースもやっぱり美味しくて、お行儀悪いですが(笑)パンと一緒に。

最後は、わたしの大好きなデザートが出てきて、感動!!!シェフにとっても特別で、
このデザートはお店をオープン時にも出していたデザートで、最後もこのデザートで。ということだったらしいです。

帰る前に、お礼を伝えた時に、
辞められる経緯と今後についてなど少しお話ししたら。

お店をオープンした時に、この年齢になる時に
辞めると、すでに最初から決めていたそうです。
そして今後は、飲食店経営ではない、新しいことにもチャレンジされるそうで、もう次が楽しみで楽しみでしかたないよ!と満面の笑顔でお話ししてくださって、聞いているこっちもそれをお伺いしつつ、ワクワクしていました。

また、働き方も働く時間も、
(シェフは仕込みがあったりで超長時間労働)
これから大きく変えていくそうです。
働き方改革!!!

変化を楽しんでいるシェフ、
いつまでも素敵だなと思いました。


終わりを決めておくということは、
常に今とその終わりの間に一本の線ができる。
うまくいってるかたの考え方の一つなんだな。
と改めて気づきました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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